先日、エリーナ・ガランチャさんのリサイタルに
行ってきました。
だいぶ前ですが、パリで行われたガランチャさんの
リサイタルは当日キャンセルになってしまったので
生の歌を聴くのは今回が初めて。
アラーニャとのカルメンのDVDは何度も見たことがありましたが

鮮やかなグリーンのドレスをまとって
舞台に現れた姿は、どこかの国の姫のようでした。
多くの方からガランチャ様と呼ばれているのが
頷けるオーラと美貌。
舞台に大輪の花が咲いたような華やかさに
目を奪われます。
サムソンとデリラ、天から降り注ぐような歌声。
伸びやかで安定感があり本当に美しかった。
後半のカルメンも圧巻。
ブラック&レッドのドレスがこれまた素敵!
こんな美しく着こなせるオペラ歌手は
そうはいないと思う。
カルメンはオペラの舞台のような演技。
前方の男性陣は身を乗り出して聴き入る方
もいました。
きっと気分はカルメンに翻弄される
ホセなのかもしれません。笑
アンコールも素晴らしかった。
特に私はグラナダが好きでした。
ガランチャ様次はいつ来日してくれるのでしょう?
リサイタルも良いけど、オペラカルメン観たいな。
オケは新日本フィルによる演奏でした。
指揮者はランチャの旦那様でした。
前半はソロコンマスのチェ・ムンス氏のタイス
とても素敵でした。