ペリゴール地方で私が一番好きな町「サルラ」(Sarlat)
イエローストーンの美しい中世の町並みが残る、まるで絵葉書のような場所。

2002年に初めて私はフランスを訪れました。交換留学で来日していたフランス人と仲良くなり、その子の家がペリゴール地方にあったので遊びに行きながらペリゴール地方をあちこちと連れて行ってもらったのです。
その時にこのサルラという地に連れて来てもらったのですが、この美しさに感動したことを今でも覚えています。
普通、フランスを初めて訪れるというと「パリ」を思い浮かべると思います。私はいきなりパリを飛ばして上級編であるフランス地方を訪れたのです。それなのでフランスのイメージ=サルラといった美しい地方をイメージしてしまうのかもしれません。





私が訪れたのはちょうど土曜日。
土曜日はサルラの町でマルシェが開かれていました。食材の宝庫であるペリゴールのマルシェには多くの人の姿がありました。
私はプロヴァンスのマルシェが大好きなのですが、こうやって中世の町で行われるマルシェもまた違った雰囲気で素敵ですね。





サルラはフランスのテレビや映画の撮影でも多く利用されるようです。中世の町を舞台にしたフランス版時代劇のようなものが多いようです。



初めて訪れた時のサルラの町と全くイメージが変わっていなくて、当時の思い出がなんだかとても懐かしく思い出されました。当時はまだ完全に私は子供子供していましたので、なんだか甘酸っぱい思い出です。当時はサルラのマルシェでお昼ご飯を買って、そのままカオールへ移動して川のほとりでピクニックをしました。こういう事を思い出しながらなんだか感慨深い滞在となりました。
私にとってサルラはとても思い出深い町なんだと思います。



サルラの町を歩いているとあっちにもこっちにもフォアグラ店がありました。
これだけお店があるとついついフォアグラの缶詰なんかも買ってしまったりして、またまたスーツケースを重たくしてしまいました。


フォアグラの町サルラならではの「ガチョウ」像もありました。
このガチョウを触ると幸せになるジンクスとかは特にない様子、誰も触っていませんでした。ヴェローナのジュリエットの像なんて左胸を触るために行列ですものね!


ペリゴール地方は美しい魅力的な小さな町や村が点在しているので、またこの地方は再訪したいと思います。
次はいつサルラを訪れることができるのかしら。



週末だったので何かのイベントだったのでしょうか。楽団による演奏もあり、多くの人が足を止めて演奏を聴いていました。
中世の雰囲気を楽しみながら音楽まで聴けて、ちょっぴり得した気分のサルラでした。


ペリゴール地方の建物がとっても可愛らしかったのが印象的でした。
フランスは地方によって建物にも特徴があります。私はプロヴァンスの建物が好きなのですが、こうやって見ているとペリゴール地方も風土にあっていてとても可愛らしく素敵でした。


           
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