耳鳴りのメカニズムは・・・
聴力との関係が大きく、脳が聞こえなくなった音域の部分の感度を上げるため、実際にはない音を脳が作り出してしまうという考え方が一般なのですが。
整体院の先生は立場として、 ”耳鳴りと姿勢” の関連を強調していました。
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姿勢が原因で、 ”脳が実際にはない音を作り出す” 仕組みについては、どのように理解すればいいのか疑問ですが。
私も、姿勢の悪さと耳鳴りの関連は否定でできないと考えています。
私は、多くの耳鳴りの方とお会いしましたが、確かに姿勢があまり良くない人も結構いたように思われます。
でもそれは、耳鳴りと年齢との関連もあるので、年とともに姿勢が悪くなっている人が多いのかも知れませんが。
先日、その整体の先生に、時間をかけて ”耳鳴りと姿勢の関連” をお話ししてきたのでまとめてみました。
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耳鳴りと姿勢には関連があることが研究や臨床経験から示唆されているようです。
頭が前に行き前かがみの姿勢になることで、首・背骨に重心がまっすぐ乗らないので首肩に負担がかかって後頭きてしまい、後頭下筋群の緊張を引き起こし、耳鳴りを引き起こすリスクが高まってきます。
「耳鳴りは耳に異常があるのでは?」と思うのが普通ですが、実は 肩こりなどが原因で起こる場合もあります。
とてもシンプルな考え方として、肩こりにより血行が悪くなると、耳に送られる血液量が減り、耳まわりの神経や筋肉の機能が低下するため耳鳴りが起こりやすくなるという考えです。
"姿勢と耳鳴り" の関係
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もし、耳鳴りの原因の一部を、”姿勢が悪いこと” と考えると、次のような背景があるようです。
筋肉の緊張
姿勢の悪さは、首や肩の筋肉に余計な負担をかけ、これが筋肉の緊張を引き起こします。
筋肉が緊張すると血流が悪くなり、内耳への血流が不足して。これが耳鳴りの一因となるという考え方です。
▶︎ 首や肩の緊張
悪い姿勢(例えば、前かがみや猫背)は首や肩の筋肉負担をかけるので特に注意。
神経の圧迫
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悪い姿勢が続くと、首や肩の神経が圧迫されることがあります。
特に頸椎の歪みや圧迫から、耳鳴りを引き起こすことが知られています。
▶︎ 頸椎の圧迫
姿勢の悪さで、頸椎(首の骨)の位置や構造に影響を与え、神経や血管を圧迫するので注意。
顎関節の問題
姿勢が悪いと顎の位置にも影響が出ることがあります。
顎関節症(TMJ)は耳鳴りと関連が深いという説もあるようです。
顎関節が正しく機能しないと、耳周辺の筋肉や神経に影響を及ぼし、耳鳴りを引き起こすことがあります。
耳鳴り改善のために、整体医院の先生は顎関節をいつもフォローしてくれています。
循環の問題
悪い姿勢は当然のように血流に影響を与えています。
それによって、内耳への血流不足が耳鳴りを引き起こすので、特に長時間同じ姿勢を続けることが悪い影響を与えることがあります。
姿勢に注意してください
自分の姿勢を鏡で確認してください。正常な姿勢になっているでしょうか?
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ストレートネック(猫背)が、耳鳴り発生や悪化を促しているという考え方をよく見つけます。
私も、"ストレートネック、耳鳴りに注意。" というブログをかなり前に投稿したことがありました。
ストレートネックは、首を前に垂らす、顎を前に出す、といった歪んだ姿勢を長時間続けている方に多く発症して、耳鳴りにも関連してしまいます。
併せて、そり腰やスウェイバックも当然影響があるようです。
耳鳴りを予防の姿勢改善
良い姿勢の維持
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背筋を伸ばし、耳が肩の真上に来るような姿勢を保つことが重要です。
定期的に休憩を取り、姿勢をリセットすることが役立ちます。
椅子に座る際は、背もたれを使い、腰をしっかりと支えることも大切です。
適度な休憩とストレッチ
長時間同じ姿勢を続けないようにし、定期的に休憩を取りましょう。
首や肩のストレッチを行うことで、筋肉の緊張を緩和することができます。
・首のストレッチ:ゆっくりと首を左右に傾け、各方向で20~30秒キープします。これを数回繰り返します。
・肩の回転:肩を前後に大きく回します。各方向で10回ずつ行います。
・胸の開きストレッチ:両腕を広げて胸を開くようにストレッチします。肩甲骨を寄せるようにして20~30秒キープします。
姿勢矯正エクササイズ
ヨガやピラティスなどの姿勢改善エクササイズを取り入れると、全身のバランスが良くなり、耳鳴りの軽減に役立ちます。
そこで整体師の先生は、私のところに来ると姿勢の矯正をお手伝いしますよ。と、PRしていました。
姿勢は、とても大事。
やはり、耳鳴りにも関わるのではないかと考えます。
その要因としてPCとスマホが、とても姿勢の悪さに影響を与えているものと思われます。
私は、1日中PCをいじっているので、正しい姿勢を継続することなどは難しい状況です。
せめても、気がついた時に改善対策をしようと考えているのですが。