医師から見た耳鳴りの治療は、「耳鳴り自体を治す治療」と「耳鳴りの苦痛を治す治療」と言われていますが。
患者からの、耳鳴り改善の行動は、「耳鳴りを少しずつ治す生活」と「耳鳴りを悪化させない生活」と私は考えています。
この1年、多くの ”耳鳴り改善情報” を調べて、「耳鳴りを治す生活」を実行してきたのですが、残念ながらあまり結果が出なかったのが現状です。
「耳鳴りって、こんなものなんだ。」と結果が出ないことにがっかり。やはり完治が難しい疾患だと理解せざる得ないのですね。
それでも、実施してきた「耳鳴りを治す生活」は、一過性には充分効いたものもありました。
だから、自分で ”良いな” と思われる「耳鳴りを治す生活」行動は、今でも続けています。
一方、「耳鳴りを悪化させない生活」行動は絶対必要だと思っています。
その一つは、「姿勢」。
整体院の先生は私に、まずは ”姿勢” の矯正をしてくれると共に、生活の中での正しい姿勢をとるように、積極的に指導してもらっています。
私は、左右のバランスが悪いようで、それが左耳に悪い影響を与えている可能性があると言われました。そして、このバランス補正を課題に施術してもらってきました。
バランスの悪くなった原因は、 ”体が、右角度に向いている” ことだと考えられました。
私のデスクには、PCモニターが2台あって、メインを右側の画面で使っているため、首が常に右に向いていたのです。
それが癖になっていたせいか、持ち歩いているノートPCも自然とやや右向きで見ている。気がつけば、家でTVを見るときも、真っ直ぐではなく右に見ている。
整体の先生から指摘を受け、デスクのモニターは3台にして、中央のモニターで作業するようにモニター位置を改善しました。
合わせて、ノートPCも、TVも真っ直ぐに見るように気にするようにしました。
.......今は、左右のバランスは大分改善されてきたと言われ、首・肩・頭の凝りや痛さが明らかに減少してきたのが実感です。
一般的に問題になる姿勢は、『ストレートネック』。
耳鳴りに大きく影響するようです。
PC作業の多くなった昨今は、この "ストレートネック" の人がかなり多くなってきたと言われています。
それに、スマホは、もっと悪い!
本来、スマホは短い時間の用足しツールであったものが、現状は生活の主流になってしまっているわけですから。
一日中、小さいスマホに首を傾けて見ているのですから ”ストレートネック” になって体に問題が怒るのも当然でしょう。
少なくとも「耳鳴りを悪化させない生活」の行動として "ストレートネック" があれば、改善しなくてはならないと思います。
あなたは、ストレートネックではありませんか?
検査方法は・・・
- 背中を壁に向けて直立する
- 両足のかかとを壁に押し当てる
- お尻、肩の順で壁に密着させる
▶︎ お尻と肩を壁に付けたとき、自然と後頭部もくっ付くようであれば、ストレートネックの可能性は低い。
▶︎ 後頭部が壁へと自然にくっ付かない場合、ストレートネックの疑いがある。また、後頭部が壁に付いたとしても、息苦しさや胸の辺りが詰まった感覚がある場合は、ストレートネックの可能性がある。
ストレートネックと耳鳴りの関係
本来首の骨はカーブを描いて位置していますが、ストレートネックの人は首がまっすぐに伸びています。
前のめりの体勢で首が固定されているため、「頭の重み」で首周辺を圧迫されて首周辺の血流が滞っている状態により耳鳴りが起こると言われています。
ストレートネックがになりやすい人
● スマホを長時間使用している
● PC作業をする時間が長い
● 猫背になる癖がある
● 運動習慣がない
● 高さがあっていない枕を長期間使用している
まずは、ストレートネックを治そう!
● デスクワーク時の正しい座り姿勢を身につける
頭部と骨盤がリンクしているので、骨盤から整えて頭部の傾きを矯正します
● ストレッチをする
頭の重みを利用して、ゆっくりと呼吸を止めないように右へ左へと傾けましょう。その時に後頭部を後ろに下げた正しい姿勢で。目線は正面を向き、アゴを引きながら行うことが大事です。首の細かい筋肉がストレッチされますよ。
目線を水平にしたまま、首だけ横向きに動かします。その時に肩から下の胴体は正面を向いたまま、鼻先を自分の真横に持っていこうと動かします。自分の中心軸を動かさないように、首をかしげないようにしましょう。
● 整体院で施術・病院で診察
私は、整体院で施術してもらっています。”ストレートネック”は、整体院でお得意分野なので、確実な治療が受けられます。
合わせて先生に、普段の生活の中での指導を受けると良いと思います。
スマホによって画像がズレてごめんなさい
There Is No Christmas Like A Home Christmas
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