すじかいの重要性 | jamboree

すじかいの重要性

 

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またまた中学生時代の話

阪神大震災で、うちの学校の校舎は全壊した
校舎を新築するため、わたしたちはプレハブ校舎で卒業までの2年間を過ごした
ついでに言うと小学5・6年のときも校舎の建て替えでプレハブだった
プレハブ世代

そんなことは置いといて、そんな震災後の若干すさんだ日々を私たちはプレハブで過ごしていた
ある日の授業中だったか休み時間だったか、緊急の学年集会をやるということで
私たちの学年は校庭に集合させられた 先生たちはものすごく深刻な顔をしている

何事かと思っていると、学年主任の数学の先生が1本の鉄の棒をかかげて、
「これ外したんだれや!」と怒鳴った
一瞬何かわからなかったけれどそれはプレハブ校舎の天井と床をバッテンにつないでいる
すじかいというものだった それはねじ式になっていてねじると締まったり緩んだりするしくみで
誰かがねじって外していたらしい

「外したやつ出てこい!!」と先生は何度も怒鳴った 恐る恐る出てきたのは女の子だった
先生はその子につかみかかり思いっきりビンタした しかも往復で 女の子は後ろに倒れた
眠かった訳ではないけど私は一気に目が覚めた 人が「はり倒される」のを初めて見た気がする
そのあとのことは覚えていない そのビンタが衝撃的すぎて

あれから15年以上経つけど未だに思い出したりする
そして「あんなに怒らんでも、女の子にビンタはひどい」と思っていた

話はかわって昨年末 新居に引っ越ししたときに無印良品の机を買った

組み立て式で、足の部分の左右と奥にすじかいがある
説明書をよく見ないで組み立てて、さぁMacをのせようとしたとき、机が左右にぐらんぐらん揺れた
わぁってびっくりして原因を調べてみるとすじかいの取り付け方を間違っていて、
ねじがちゃんと締まってなかった ねじを締め直したら動くことはなくなった

隣に棚がなかったらぺちゃんと潰れていたね、と言った瞬間あのときのことを思い出した
すじかい一つ外しただけでもしかしたら校舎がぺちゃんと潰れていたかもしれないと
そのとき初めて先生があんなにも怒っていた意味がわかった

震災で幸運にも生き残った命
先生たちには何が何でも守らなきゃいけないという義務感があったのだと思う
考えたこともなかったけどわたしたちは守られていた

ありがたいなぁー
って心から思った

机組み立ててなかったらずっと気づかなかったかもしれない
気づけてよかった

きれいごとみたいな内容になってしまったけどさ
すじかいって大事なんだよ!!ものすごく!!

ってことが言いたかったのでした てかみんな知ってることなのかな
ああいう一見意味があるのかないのかよくわからないようなものにも
とても大事な意味があるのですね

またひとつ賢くなった