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第8回イタリアオペラツアー、6/26[日]ジェノヴァ.カルロフェリーチェ劇場"運命の力"のカーテンコールです。
写真は、"トスカニーニの再来"といわれるアンドレア.バッティストーニです。
ジェノヴァ.カルロフェリーチェ劇場は、かつてアルトゥーロ.トスカニーニが首席指揮者を務めていた由緒ある劇場ですが、爆撃により、1991年に現在の全席平土間の鑑賞しやすい劇場に生まれ変わりました。
ジェノヴァ出身のファビオ.ルイージが名誉指揮者を務め、2013年からアンドレア.バッティストーニを首席客演指揮者に招き、現在イタリアで最も勢いのある歌劇場の一つになりました。
今回の"運命の力"は今シーズンを締め括る演目の千秋楽で、唯一バッティストーニがオペラを振る演目でした。
劇場からの発表で、舞台の修復が緊急に必要なため、演奏会のコンサートスタイルで行いますと発表がありましたが、1869年ミラノ.スカラ座初演の時のRICORDIのスコアになった舞台背景をセットされていたので、効果的でした。
視覚的に、ヴェルディの音楽を余す所なく伝えようとするバッティストーニのダイナミックな指揮と、歌手の表現と歌唱力に集中でき、ある意味通常のオペラとは違った形で楽しめ、大きな感動を頂いた公演となりました。
公演の様子は、またブログでお知らせさせて頂きます。