先月末のこと


息子が通う小学校では
お迎え訓練なるものがある


東日本大震災を教訓に
いざというときに
どのように保護者に子供たちを引き渡すか
を練習する場となっている


この行事
高3になる娘が小学校在学中に
始まったのだが


年月が経ち
意識も薄れ
形骸化されている気もしないでもないが……


行事の意義をここで唱える
のは止めておくが
でも……正直なところ面倒くさいえー





ただ今年は幸い
お天気に恵まれ
校庭での引き渡しとなった


体育館での引き渡しとなると地獄だからね
出口が大混乱になり
外になかなか出られなくなるのでね

ベテランの担任の先生も
引き渡しの際
 「今年は晴れて良かったですよね」
と言われた
たよねだよね





その後
息子の塾もあることから
お迎え時間より前に学校に行き

引き渡しが始まるのを
今か今かと待っていた





いざ時間となり

担任の先生に声掛けをし

息子が呼ばれ



さあ~帰ろう!



となった瞬間





息子にぶち切れられた






「ほんと恥ずかしいよムキームキームキー

 そんな茶色の目立つ服着てくるの?

白髪も目立ってるし

ほんと恥ずかしい恥ずかしい」









その言葉に

ショックすぎで




さすがに

私も凹んだえーん






いつも

末っ子で

「ママ大好き❤」





と言っていてくれてた息子に

罵倒される日が来るなんて……






悲しすぎて





でも

茶色ってそんなに目立つ色かい?

しかも

地方の片田舎の小学校



ほとんど

元ヤンママ

ラフな格好のママしかいないし



共働きも多い地域なので

おばあちゃんがお迎えに来ている

お家もちらほらある

(この行事は必ず親族が迎えに来ないと帰れないシステムになっている)




まさかまさかの

息子の言葉に泣きそうになってしまった




そういうお年頃になってしまったのよね

母の容姿を気にする

他の子に何か言われたのかも

しれないしね




スマン

息子よショボーン






というわけで

先日の授業参観は




事前に

「この服で行くけど良い?」




と息子に了解を取り





地味な服装で




白髪も隠し

きちんとお化粧もし

マスクも着けて参加した





ただね

10歳いや一回り近く

年下の若いママたちには

何をしても勝てぬ





娘は

全くもって母の服装も髪型もお化粧も

興味がないので

(何やってもおばさんはおばさんだから良いと諦めモード)






息子は

そうは思ってくれてなかったらしく






もう少し

息子のために

女を上げないとな




思った出来事だったウインク