仮面の下は暗闇。 -20ページ目

仮面の下は暗闇。

理解はいらない。

わかっていても

わかりたくない衝動

先に見えるのは

惨劇と悲劇の最期

それでも運命は背中を押す


暗雲漂い 月は隠れた

静かなる漣が余計に恐怖を煽り

震える足に力を込め 立ち向かえ


孤立無援の中 号令は響いた

生命を燃やし歩み始める

未来への礎となる者よ

血飛沫の中で何を見る



次々と倒れてゆく仲間達

傷ついても立ち上がり

叫び声と共に駆けてゆく

何の為に戦う?

そんな疑問もかき消えるほどに


誰かの為じゃない

明日を生きる自分の為に

鬼と化して

誰かの命を奪い続けた


四面楚歌の中 涙は枯れた

魂を滾らせ抗い続ける

未来への礎となる者よ

滲んだ景色に何を見る



僕だけが生き残ったところで

何の意味があろう

昨日まで笑い合った友はもう

先逝く者達の所へ

連れて行っておくれよ



孤独と慟哭の中 枯れた涙が溢れた

一人きりの明日を迎える

今を築いた友達よ

彼岸の彼方から何を見る

僕は…



明日へ往こう

全てを背負って

それがみんなの願いならば


夜明けと共に少し冷たい雨が降り始め

薄っすらと虹を描いた