今月は飛ばしまくりでライブに行っているので、個別に書く時間がありません。
前半後半に分けてまとめてみます。 全て敬称略。


4/6 中村健吾 Special Quintet@赤坂B♭
岡崎好朗(tp), 近藤和彦(as), 菊池太光(p), 中村健吾(b), 海野俊輔(ds)

基本的にこの店が嫌いなので(オーナーがヤダ) ノーチャージの時しか足を運びません。
なのでこのライブもノーチャージ・ディでした。

2nd1曲目「Night Train/Oscar Peterson」の太光くんのピアノがめっちゃスイングしてて。
さすがポスト海野雅威くんの呼び声高いだけあるぜ。

今年大学卒業・夏にはバークリーへ留学する
国立音大ニュータイドオーケストラのドラムの男の子
(NHKの「スコラ 音楽の教室」にも出てた?)が2nd3曲目「O.P.O.G」でシットイン。
健吾さんのbがdsの子をあおるあおる!
いやあ5年後が楽しみです。いいドラマーになれよー。

「懐かしのニューオリンズ」ではオヤジの茶色い声援が飛び交って大盛り上がり!
健吾さんのハッピーオーラにやられた~
すごく幸せそうに演奏してらっしゃるんだよね。
やっぱ音楽は聴いてハッピーな気持ちにならないといかんです。

そしてリズムセクションが黒ぶちメガネのお三方でしたので
メガネ好きの私にとってはヴィジュアル的にウハウハのライブでした。


4/10 The Monochrome Set/Friends@高田馬場Area

唯一ジャズではないライブ。
以前の来日時にはライブに行かなかったし
20年以上前から観たい!と思ってたのでちょー楽しみでした。
昨年の10月に来日予定だったのが、Bidの病気で中止になってしまい
こんな状況の日本に来日を決行してくれて、彼らとVinyl Japanの社長にホント感謝感激です。
声が枯れるくらいキャーキャー絶叫して楽しんでしまいました。

Lester Squareはストライプのパンツにサイケなシャツ&スカーフを着用し
口にパイプを加えて登場。シブイ、カッコイイ!!ギタープレイにシビレた!!
Bidはオッサンになっちゃったけど、歌声は昔のままで感動。
アンコールで歌詞が出てこなかったのか、何度かやり直しして
それでもダメだったのでインスト曲で終了。
ちょっと心配だなぁ・・・体調大丈夫かしらん。

東日本大震災への募金をすると、サイン入りのセットリストのコピーをもらえました。
改めてセットリストを見直すと、往年の名曲だらけで垂涎もの。
それをもとにオリジナルCDを作って、ライブの余韻に浸っていたいと思います。


4/12-13 佐藤恭子リトルオーケストラ@高田馬場Cafe Cotton Club
土井徳浩(cl,as),西口明宏(ts,cl,fl),竹村直哉(bs,b-cl),
田中一徳(tp,flh),谷殿明良(tp,flh),駒野逸美(tb),
寺屋ナオ(guitar),佐藤浩一(piano),安田幸司(bass),大村亘(ds)

http://ameblo.jp/kyokosatohlittleorch/
↑詳しくは佐藤さんのブログを。
3daysでしたが、私は2日間行きました。
チャリティライブで大入り満員。ライブハウスがめちゃ熱かった(内容も室内も)。

2年程前に全く違うメンツでの彼女のリトルオケを見ましたが
練習不足なのかアンサンブルがバラバラでがっかりなライブだったのでしたが
今回は最先端の精鋭の若手が集まった、素晴らしいライブになりました。

これも皆さん楽しそうに演奏してるんだよね。
まあちょっと学生ビッグバンドの延長みたいなとこもあって、微笑ましかったりするのですが。

一番の聴きどころは、駒野くんのtbの成長っぷりでしょうか。
「のびしろがある」と評価されただけあり、ハンパでない成長ぶりです。
去年の6月の吉本くん&Aaronデュオのライブでシットインした時と比べて別人のよう。
今後がますます楽しみになってきました。

そして西口くんの存在感が!
さっと立ち上がってテナー・ソロを吹く姿が、まぶしいくらい。
冴えに冴えまくってました。要・要注目の若手です、必見!

ピアノの佐藤くんも要注目の若手ピアニストさんです。
5/18にポニー・キャニオンからリーダー作「Utopia」をリリース。
ガンガンとスイングして弾くタイプではなく
ギリギリまで「え、ここまで弾かないの?!」と思うくらい
独特の間合いを持って弾く彼のピアノがクセになります。


4/15 谷口英治&吉本章紘スペシャル・ライブ@池袋Apple Jump
谷口英治(cl)、吉本章紘(ts)、田窪寛之(p) 、池尻洋史(b)
(1st)
1.Joy Spring
2.Spring Is Here
3.Minor Swing
4.Spring Can Really Hang You Up the Most
5.I Remember April
(2nd)
1.Up Jumped Spring
2.April In Paris
3.It Might As Well Be Spring
4.Festival Minor
5.Airegin
(encore)Bye Bye Blackbird

春をテーマにしたライブ。
久しぶりの吉本くんの音は太くて安定感があって私のこころにガツンと響いてきて
地震の直前に聴いたライブよりも、もっともっと表現力豊かになってたと思う。
また彼の音を聴くことが出来て、とても嬉しい。
以前に聴いた時よりも、pの田窪くんが上手くなったなーとびっくり。
彼を含め今伸び盛りのミュージシャンの成長を感じることは、なんて幸せなのでしょうか。
ジャズライブを聴きに行く楽しみ、ここにありき!

以上、前半は5本。4月後半は3~4本ライブに行く予定です。
(敬称略)浜崎航(ts),堀秀彰(p),高瀬裕(b),広瀬潤次(ds)

(1st)
1.Thetis
2.ATOM
3.Laguna
4.ASK
(2nd)
1.Traveler
2.In the cave
3.Days with Dylan
4.Nature of Mind
(3rd)
1.Moon Rainbow
2.Page One
3.Breathless Emotions
4.J.C.Street
~Happy Birthday 高瀬さん~
(encore)
Stop&Go

Triangle Waveもどこかで演奏したはず・・・

考えてみれば、8/28 サマージャズレボリューション@日比谷公会堂
以来Encounterのライブに行っていなかった・・・

2/25 静岡LIFETIMEを皮切りに
ニューアルバム『Traveler』発売記念ツアーを1ヶ月以上の間行って来た彼ら。
途中震災の都合で延期せざるを得なかったライブもあり
3/11の岐阜ナチュラルカフェ&ギャラリー蔵
(蔵の2階部分でライブを行なうそう、ユニーク!)
から、3週間弱の時間が空いた状況で、どんな音が聴けるのか楽しみにしていた。
なんと、素晴らしきことに、私の今年のベストライブ3本指に入る熱演!

タイトなスケジュールのツアーで寝食を共にし、毎晩演奏してきた彼らのサウンドは
非常にまとまっており、キメどころもちゃんと決まっていて(3-4が骨頂!)
一音一音逃さず全身にしみ渡り、頭から足の先までシビれる爽快感を得られた。
重力から解き放たれ、体がふわりと宙に浮かぶ自由な音!

現在、バンドサウンドが「大人」になり、彼らは「円熟期」にあると思う。
浜ちゃんがMCで茶化して「バンドも倦怠期に・・・」と言っていたが
確かにその感も見えなくはない。
それは固定メンバーで演奏しているものへの避けられない通過儀礼だ。
だが「音楽全体が限りなく遠くまで見えている」彼らは既に次のステップへ進んでいる。
演奏曲全ては堀くん・浜ちゃんのオリジナルであったが
2-3、3-2はそれぞれ高瀬さん、広瀬さんのオリジナル曲が導入された。
今までのEncounterのサウンドとはまた違う色を見せてくれ、新境地へ足を踏み入れた。
今後の活動は未定らしいが、私たちの期待に応え予想を上回る素晴らしい
サウンドを紡ぎあげてくれるだろう。その場にいられることが心底嬉しい。

2011年3月11日午後2時46分。
そこを境に日本・私たちの時間は止まってしまった。
しかし、今は前へ前へと進んでいかなければいけない。
時間は否応がなく、流れていくのだ。
これから先が見えなくて怖い、誰もがそう思っているはず。
今、この時に私はEncounterの音楽と出会えて、ホントによかった。
彼らと彼らの音楽にたくさんの勇気をもらった。
今、自分が何をすべきか、頭がクリアになった。
そう、Life goes on!
アンコール「Stop&Go」を聴きながら、そう思った。

こころから、彼らに感謝の気持ちを伝えたくて
思わず立ち上がって拍手してた。
それを堀くんは、気づいてくれた。
浜ちゃん、高瀬さん、広瀬さん、私の問い掛けの
「震災前・後のマインドの変化について」答えて下さった。
(あとからおかしな質問しちゃったかなぁ、と反省したけど・・・)

彼らが語ってくれた「今、演奏できること」
私が感じた「今、演奏を聴くことができること」
同じ時間を共有できる「奇跡」
これは大切な大切な、宝物。

ほんとうに、ほんとうに、ありがとう。


Set List
(1st)
1.Over The Rainbow
2.Lament(J.J.Johnson)
3.Hallucinations(Powell)
4.Oslo(H.Hori Original)
5.All The Things You Are(J. Kern)
6.ゆきのかけら(H.Hori Original)
7.Windows(C.Corea)
(2nd)
1.Yardbird Suite(C.Parker)
2.The Nearness of You(H. Carmichael)
3.My Romance(R.Rogers)
4.スイングしなけりゃ意味ないよ
(3rd)
with 樋口直彦(g)ex.Paris Match
1.Here, There And Everywhere(Lennon-McCartney)
2.My Song(K.Jarrett)
3.Georgia On My Mind
4.What's Going On(M.Gaye)

3-3,4はvoの男性が参加されましたが、名前失念・・・

私にとって久しぶりの堀さんのソロピアノ。
ソロライブは「ミュージシャン」対「各観客」という
緊張感あふれるものになると思うのですが
今日は客席にとてもあたたかな雰囲気が漂っていた気がします。

満員の客席に、ソロピアノで向かう堀さんが大きく大きく見えました。
堀さんの指からこぼれ落ちるピアノの一音一音に癒され
たくさん元気をもらいました、ありがとう!

オスロ、早いとこ音源化希望です!!ちょー名曲です。

3rdでポップスとソウル系の方がセッション参加されて
音楽の彩りが増えて、より楽しい!

音楽を愛するひとやそのこころを私は愛してるし、とても愛おしい。
こんな時だからこそ希望を与える音楽が必要だと思うのです。
どんなジャンルでも音楽は、ひとのこころに勇気を与える、元気付けてくれる。

これからが、私たちにとって頑張り時だと思うのだけど
ジャズ・音楽があれば乗り越えて行けるんじゃないかって思います。
どんなに辛いことがあっても、きっと大丈夫。
そう信じることが出来た夜でした。
あーお酒が美味しい!

ちなみに今日は月が19年ぶりに地球に最接近した日で
その距離はわず­か約35万キロメートル。
月が大きく見えるから、スーパームーンって言うらしい。


普段より大きいかどうかは微妙だったけど、晴れ晴れとした夜空に
明るいお月さまがきらめいていて、とてもきれい。
この美しさは写真では撮っておけないので
こころに、くっきりと焼き付けておきました。