歩き疲れて

辿り着いた 小さな湖の

ほとりに 腰をおろした


小鳥の鳴き声が聞こえ

木漏れ日が光る


握り飯を食べた後

湖の湖で 喉を潤した


平らだった湖面に

僕の近くから

波紋が広がってしまった


僕が原因なのに

自分の力では

もう とめられない

広がる波紋を見て


こういうこと って

よく あるよな

と 少し自嘲した


しばらくすると

また平らな湖面に戻った


僕は 腰をあげ

また 歩き出した


小さな湖に さよなら を言い

足取り軽く 進むことにした



その お花を

摘んでしまったのは誰?


とても かわいい

小さなお花で

私の

お気に入りだったのに


悲しくて

ぼろぼろ 泣いてしまった


涙を 拭(ぬぐ)おうと

手を開いたら

摘まれた 小さなお花が

そこに 張り付いていた


何だか もっと

悲しくなって

声をあげて 泣いた


気付かぬうちに

私が したことに

どうすることもできずに



今日は聖夜

清らかな時間(とき)

世界中の幸せを祈る日


僕は夜中に こっそり起きて

君の枕元の くつ下に

プレゼントを忍ばせた


今夜は

こんな僕だって

サンタクロースになれるのさ


世界に たくさんの

サンタクロースが

プレゼントを置いてゆく


そこには ほら

こんなに 純粋な愛を沿えて


今日は聖夜

清らかな時間(とき)

世界中の幸せを祈る日


僕は 深夜に

Merry Christmas!


たくさんのサンタが

Merry Christmas!


どうか幸せに と

純粋な願いを込めて




ゆっくりと

静かになってゆく

夕暮れ時


空の色が深くなって

最後の光が落ちる


ふと

星を見つけた


小さく またたく

その光に

僕の願いを かけてみた



午後のティータイム

気心知れた友人と


ほっぺたが落ちる

美味しいケーキ


弾む会話に

優しい陽射しのプレゼント


私の 心は

ほっこりする


楽しい時間は

あっという間



風を捕らえようとして

箱に閉じ込めたら


そこには もう

風はなかった


だから もう

閉じ込めるのは やめた


さらさら

さらさら と

風が吹いたときに

感じるのが


僕の幸せだって

風が 教えてくれたんだろうね



そこに入ってはいけない

抜け出せなくなるから


それなのに

君は 行ってしまった


道に迷って

その森に 囚われたんだろう


村では 今日も

君のいない 時間が流れる


何も言わない森を

君を失った森を

背にして






冷たい

こんなに 冷たかったんだね


今年も 雪は

僕らの上に 降る

降り続く



少しだけ

僕に時間を頂戴


ほんの 少しで

いいから


心を整える時間を頂戴


きっと 必ず

また 歩き出すから


それまでは






突然 君がいなくなって

僕が どれほど泣いたか!

ああ 君には分かるだろうか


どうして 君はいつも 突然なんだ

どうして 君はいつも 僕を置いていくんだ


僕の悲しみなんか

僕の気持ちなんか

君には分からないんだろう!


僕は この想いを

いったい 誰に

ぶつけたらいいんだ!


いったい 誰に

ぶつけたら い い ん だ


いったい

誰に





君に

会 い た い

だけ なのに