あなたのために 何ができよう
私は 何も できはしない
いや
何も できはしなかった
何も しようとしなかった
あなたの心を 思うだけ
あなたの喜びを 願うだけ
ただ それだけ
近くにいながら
あなたを感じながら
何もできはしなかった 私
傷付くあなたを
ただ見ているだけだった
弱い 私
立ち上がればよかった
声を出せばよかった
その勇気がなかった 私
いくら 思ったとて
いくら 願ったとて
動かなければ
何も 変わらないのに
何度 後悔すれば
私は 次に進むのだろう
何度 涙を流せば
私は 勇気を出すのだろう
いつまでも 変わらない
惨めな 私
いつまでも 踏み出せない
脅えた 私
そんな 私は
私が望む私 じゃない
あなたのために 何かができる
そんな 私になりたい
私に どうか
勇気をください
私に どうか
勇気をください
あなたのために 立ち上がり
あなたのために 声を出し
あなたのために 動いてゆける
そんな 私を
心から
心から 私は望む
君は 知ってた?
君が食べてると
美味しそうに
見えるんだよ
だから 僕は
ひとくち ちょうだい
って
いつも お願いするんだよ
おんなじものを
食べてるのに
君のほうが
美味しそうに
見えるんだよ
君の ひとくちを
もらえる僕は
いつも 幸せなんだよ
君は 知ってた?
憧れの人と 共に歩いた
憧れの人と 共に語った
まだ 胸が
ドキドキしてるけど
これって恋?
早まったら いけないのかな
また じっくり
お話したいな
憧れの人は
少し不思議で
少しやせてて
少し静かだった
けれど 最後の別れに
かたく交した握手
これは 恋じゃない
友情だよって
自分に
言い聞かせたみたいだった
憧れの人の笑顔
今日は ずっと
まぶたの裏にある
次は いつ
会えるのかな
ごめんね ご めんね
苦しかったよね
信じられなくて
つらかったよね
知ってたはずなのに
分かってなかったね
ごめんね ごめんね
あなたの苦しみは
私が受け止めるから
その苦しみは
知ってたから
つらかったよね
苦しかったよね
分かってあげられなくて
本当に ごめんね
いいよ いいよ
それは 私に
預けていいから
その苦しみは
知っているから
だから もう
苦しまないで
楽になっても いいよ
私が ずっと
受け止めるから
また 始まる
ひとつが終わって
ひとつが始まる
つながっているけれど
そこには 確かに
違うものが ある
今までの私は
いったん 死ぬのだろう
これからの私は
今から 生まれるのだろう
同じ 自分
同じ 私
違う 何か
今日は 私の新しい誕生日
今までの私と
つながっているけれど
全く違う 新しい私が
また 始まる
私は
食べ物によって
生きているのではない
私は その一言 その心
あなたがくれた
その一言 その微笑み
あなたの心からの
その一言 その優しさ
それによって
生きている
あなたの その一言で
私は永く力強く
生きていける
私は 決して
食べ物によって
生きているのではない
あなたの その一言で
私は 生きている
君の涙を 集めて
海をつくろう
君の優しい涙は
春の海となるだろう
君の悔しい涙は
夏の海となるだろう
君の寂しい涙は
秋の海となるだろう
君の哀しい涙は
冬の海となるだろう
君の涙を たくさん集めて
海をつくろう
暖かい海
冷たい海
穏やかな海
荒い海
たくさんの海ができるけど
そこでは たくさんの
生きとし生けるものの
営みを包む愛があるだろう
蒼の海
碧の海
藍の海
色とりどりの海
神秘の海をつくろう
君の涙でつくろう
遥か遠く
古(いにしえ)の 彼方より
遥か遥か遠い
未来(さき)の その向こう
その中に
うたかたのように
現れては消える 私たち
ゆったりと流れる
この時間(とき)の中で
私たちは
どれだけ 充(み)たされて
生きてゆくことが できる のだろう
私の親を たどっても
その先は 手には届かず
私の子を たどっても
その末を 掴むことはできない
私たちには 計り知れない
この 時間(とき)の流れに
えも言われぬ
悠久のロマンを
感じることができる 私たちは
もしかしたら
心のどこかで
この時間(とき)を
眺め続けているのかもしれない
私たちの奥底は
悠久のロマンに
あふれているのかもしれない
永遠を内包する 私たち
無限を内包する 私たち
この私たちこそが
悠久のロマンなのかもしれない