春の海に

想い出を散らす


あなたとの

大切な想い出を

穏やかな春の海に

そっと散らす


今まで

ありがとう


優しい春の海は

何も言わず

ただ私と一体になる


哀しいほど癒されて

私は砂浜に足跡を残し

新たな明日へ歩き出そう


静かな春の海を背にして

そっと歩き出した私は

笑顔だったんじゃないかな






どうしても

幸せになれない

あなた がいる


かたくなに

幸せを拒(こば)む

あなた がいる


未知の幸せに

怯(おび)えている

あなた がいる


ああ

私は

その あなたを 抱きしめて

温(ぬく)もりが伝わるまで

温(あたた)め続けよう


怖(こわ)がらなくても

大丈夫

誰もあなたを

傷付けたりしないから


あなたが気付くまで

あなたの気持ちが変わるまで

あなたが幸せを望むまで


私の胸に

あなたを抱き続けよう


あなたの ふるえが

私にも伝わってくる


ああ

可哀想な あなた

何も知らない あなた


あなたは 自分で

幸せを掴(つか)めるのに


あなたの宝は

他に負けず 素晴らしいのに


それを知らず

劣っていると思い込み

自分で歩き出せていない

可哀想な あなた


誰もあなたを責めはしない

私もあなたを責めはしない

ただ

あなたを抱き続けるだけ


あなたが

幸せになるまで

抱き続けるだけ


あなたが

幸せになりたいと

心から願うまで

抱き続けるだけ






見返りを求めることが

こんなに

つらいことだったなんて


お返しを望むことが

こんなに

疲れることだったなんて


評価を願うことが

こんなに

くたびれることだったなんて


僕は 全く知らなかった


こんなにも 消耗するなら

与えきりのほうがいい

与えきりのほうが楽だ


もう 僕のことは

どうでもいいや


君が喜ぶことを喜ぼう

それが 僕の幸せだ


何かをしてもらおうと

お返しを望んでいる時間は

心も くたくたに 疲れるね


僕は ただ与えるだけで

僕は 君の幸せを望むだけで

それだけで

満足してしまおうと


そう考えたら

すごく

すごく 楽になった


力が抜けて

自然体になった


さあ

今から 僕は

僕のための 僕じゃなくて

君のための 僕になるぞ


それが

僕にとっても

いちばんの

幸せになるからね






絶対 見捨てない


私は あなたを

絶対に 見捨てないから


あなたが 私を

殴ろうと 傷付けようと

さげすもうと

嘲笑(あざわら)おうと

貶(おとし)めようと

拒絶しようと

無視し続けようと


そう

何があろうと


私は あなたを

絶対に 見捨てない


むかし 私が

見捨てられなかったように


むかし 私が

それで救われたように


私は 見捨てない

決して 見捨てない


私は あなたを

絶対に 見捨てないから






もっと 素直になりたい


まがいもののプライドとか

虚栄とか見栄とか

見せかけとか建前とか


そんな 下らないものに

振り回されたくない


なのに

まだ 素直になれていない

私がいる


私を縛るものは何?

どうして私は

もっと素直になれないの?


勇気が足りないの?

自分を変える勇気?


ああ

もっと 素直に

もっともっと 素直に

素直になりたい






桜の木を 植えよう


僕の山に 桜の木を

たくさん 植えよう


今は 何もない山が

いつか

桜でいっぱいになるといいな


僕の山に 桜の木を

たくさん 植えよう


僕が いなくなっても

いつまでも 山が

桜で 華やぐように


桜の木を 植えよう

たくさん 植えよう






さくら色の君を

僕の胸に包もう


うららかな春に

心はずまている

可愛らしい君を

そっと

僕の胸に包もう


さくらは満開に

咲き誇っている


僕らの幸せにも

負けないくらい






いつからか

あなたと一緒だったね


ああ 優しい人だな って

そう気付いてから

あなたの近くにいたよ


あなと一緒に

ずっと歩んでいきたい


そんなふうに 考えたのも

もう いつからだったかな


今は あなたと一緒に

遠い道を歩いているね


私たちは

いったい どこまで

いくんだろう


あなたと一緒なら

私は どこまででも

歩いていきたいな






ひとり 夜空の中に立つ

ここは 宇宙に近い場所


星の海に 心のダイブ

たったひとりの 丘の上


耳も心も 澄ませれば

かすかに聞こえる 星の歌


夜空を じっと見つめれば

星降るキセキに出会えよう


キラキラにぎやかな静寂に

ひとり 心が透き通る






風が君の髪を揺らす

ひとときの静寂


僕は 君の手を包み

君も 僕の手を包む


目の前に広がる

一面の海


波は 僕たちを揺らし

僕たちは かたく手をつなぐ


僕は 今こそ

君に 永遠の愛を誓おう