王宮から全く日陰のない道を、死にそうになりながら歩きます。
 
しばらく歩くと、高い尖塔を持つ、マーチャーシュ教会が見えてきました。
 
が、周囲の道とともに、まさかの修復中。
まぁ、旅行してると必ずこういう光景に出くわしますが、残念です。
 
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写真:マーチャーシュ教会。真っ青な空に白い尖塔。あぁ、ヨーロッパの夏。
 
この教会は13世紀ごろに建てられましたが、
オスマントルコに支配された時代には、モスクに改装されたようです。
で、ハプスブルク家によって、またゴシック様式に戻され現在に至るとのこと。
 
ヨーロッパもハンガリーまで来ると、13世紀のモンゴルの侵攻、16世紀のトルコの支配と
アジア系民族の直接的な関与が見られるようになります。
 
まぁ、ハンガリー人(マジャール人)もアジア系民族ですけどね。
 
 
マーチャーシュ教会の裏手には、漁夫の砦があります。
 
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写真:漁夫の砦(の一部)。石が太陽で焼けて暑いっ!!
 
ここは実際に戦いに使われたわけではなく、
単なる街の美化計画、つまり見栄えのためだけに造られたようです。
 
漁夫(Fishermen)という名も、
かつてココに魚市場があったとか漁師組合が城を守ってたとか・・・という理由によるそう。
 
 
こちらからマーチャーシュ教会を振り返ると
修復作業をしていない側の屋根がよく見えます。
 
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花柄のタイルを使っている教会なんて、初めてみたかもしれません。
なんか、かわいらしいですねぇ。。。
 
 
ちなみに、教会と砦の位置関係は、こんな感じ(↓)です。
 
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ミニチュアの左側の崖下にドナウが流れています。
 
 
この時点で、既に14時半。一番暑い時間帯です。
太陽からの逃げ場が全くない丘の上から、そろそろ脱出することにします。
 
~つづく~
 
次の日、朝から雲ひとつない快晴。
暑くなりそうな予感がします。
 
がっつり朝食を摂って、いよいよブダペストの街へ繰り出します。
まずは、ホテルの部屋から見える、鎖橋を渡って王宮の丘へ登る事にしました。
 
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写真:鎖橋から王宮を望む。
 
外に出ると、まだ9時半なのに、強烈な日差しが降り注いできます。
しかし、湿気がないためカラッとしていて、日本の夏とはまるで違います。
 
ドナウの川風を肌で感じながら、鎖橋を渡り、王宮の丘へ向かうケーブルカーに乗ります。
(王宮の丘へは歩いても登れるのですが、この時は道が分からなかったのです・・・)
 
ブダペストは、元々ドナウの西側の"ブダ"と東側の"ペスト"という別々の街でした。
ケーブルカーで一気にブダの丘を登ると、ペスト側の光景が眼前に広がります。
 
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写真:ブダとペストをつなぐ鎖橋。左奥のドームは国会議事堂。
 
さて、丘を登ったものの、王宮に何があるのか良く分かってなかったので、
しばし日陰で計画タイム。
 
とりあえず、外を歩き回るのはツライので、定番の歴史博物館や美術館を巡ることにします。
歴史博物館は、昔造られた地下室をそのまま展示に使っていて、
地上の喧騒から離れて歴史の重みを感じられます。
 
なんといっても涼しい地下に味をしめて、次に向かったのが、王宮地下迷宮。
王宮の丘には、無数の地下トンネルが掘られていて、
祈りの場だったり、ワインの貯蔵庫や脱出用の通路として使われていたようです。
 
そんな地下のほんの一部が迷宮として一般公開されてます。
 
迷宮の中は、照明が弱くかなり暗いです。
さすがのデジイチもフラッシュなしでは撮影できません。
 
しかも、迷宮の入り口が分かりにくいので、客が結構少なく、一人で入るとスリルがありました。
 
ところどころ、何かの展示があるのですが、暗すぎて何があるのか良く分かりません。
で、カメラで撮影してみると、例えばこんなものがありました。
 
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うーん、不気味。
 
ちなみに、迷宮の中には、"ワインの湧き出る泉"というものがあります。
 
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本物のワインらしいですが、飲めないそうです。
 
そりゃそうでしょ。かなり遠くからでもカビ臭いワインの匂いがするもん。
 
 
さて、むしろ寒いくらいの地下はこれくらいにして、灼熱の地上での散策に戻ります。
 
~つづく~
 
17日の土曜日に帰ってまいりました。
 
今年は、初の真夏のヨーロッパでしたが、なぜか中欧だけが35℃オーバーの日が続き、
とにかく体力を消耗する旅行でした。
 
写真に関しては、9日間で941枚。
まだ整理できてませんが、自分の悪い癖が頻繁に出てしまい、
満足できるクオリティーの写真は、数えるほどしかありません汗
 
では、ただの記念写真もどきも交えながら、旅行記始めます。
 
 
さて、出発当日。
結局、前夜までパッキングに手を付けられず、午前3時過ぎまで準備。
睡眠時間4時間ほどで、成田空港へ向かいました。
 
去年は、空港でチェックインしたところ、運よく無償UPグレードでプレミアムエコノミー(PY)になりましたが、
今年は自腹でPYのチケットを購入してました。
 
「これで今年もUPグレードがあれば・・・ビジネス!?」
 
なんて淡い期待を持ちながら、自動チェックイン機で手続きを開始しましたが、
無情にも、画面にアラームが上がることなく、搭乗券が出てきてました(T T)。
 
まぁでも気を取り直して、パスポートコントロールを通過し、ラウンジに向かいます。
 
そうなんです、JALの場合、PYのチケットを買うとSAKURAラウンジに入室できるのですキラキラ
 
ラウンジでは、和食・洋食はもちろん、
メゾンカイザーのパンやらキルフェボンのクッキーなどのオシャレな食べ物がおいてあります。
(お酒もいっぱいおいてあります)
 
すぐに機内食が出てくるので、クロワッサンとクッキーと紅茶で一息つきながら、
働いているであろう知り合い達にメールを大量送信。。。
 
そうこうしているうちに、搭乗時間です。
ここから乗り継ぎ地のフランクフルトまで12時間、空の旅です。
 
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写真:ラウンジから撮影。尾翼が切れてる・・・。なぜラウンジ内部の写真がないのか疑問だ。
 
機内では、睡眠不足が祟って爆睡。映画を見ることもありませんでした。
とはいえ、フランクフルトで4時間の乗り継ぎ待ちを経て、
現地時間の22時にブダペストへ到着したころには、もうヘトヘトです。
 
空港からホテルまでは、今までの街ではバスと地下鉄を乗り継いで向かってましたが、
ブダペストには結構割安なエアポートシャトルバスがあって、同じ方向へ向かう客を集めて
指定のホテルまで乗せていってくれます。(要は乗り合いタクシー)
 
ブダペストのホテルは、ドナウ川沿いにある、インターコンチネンタルを予約してました。
早期予約割引とユーロ安(ホテルの決済はユーロだった)のおかげで、かなりお得なプライスで宿泊できました。
 
「ブダペストに来たのは初めてかい?」
「仕事?それとも観光?」
「何日間休みなの?」
 
こっちは疲れていると言うのに、
やたらテンション高く話しかけてくるポーターに連れられて、8階(日本でいうと9階)の部屋に向かいます。
 
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綺麗は綺麗だけど、部屋としては、まぁ普通です。
 
 
しかーーーし、この部屋の素晴らしいところは、”River View”という点です。
 
 
振り返ると、こんな景色が・・・!!
 
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ガラスに室内が写りこんで見づらいですが、窓の外には王宮が見えます。
まぁ、夜景の写真はいっぱい撮ってあるので、今はこれくらいで出し惜しみしておきます(笑)。
 
 
この光景を見た瞬間、素晴らしい滞在になる事を確信しました。
 
* 部屋に入ったときはカーテンが閉まっていたのですが、先ほどのハイテンションなポーターが、
* "Are you Ready? OK? Ope---n!!"
* なんて演出しながらカーテンを開けるので、
* "Wow!! How beautiful!!"
* と付き合ってあげました。実は、ホテルの車止めで同じ光景を目撃して、既に感動済みだったけど。
 
つづく。