母に憧れたから
父にも歪んだイメージもってました
前回の続きです
前回はこちら
人前で気弱な父は私にとって
カッコ悪い
人に強く出れない
商売の下手な
家の中では威張って
母に迷惑かけている
ダメ男
に見てました
全くいいところなしの父でしたが
私はなんか好きでした
父は商売に疎いので
できないことが結構あって
周りの祖父や叔母さん達が
よく助けていました
今思えば
店のことに口を出していたのは
母方の祖父だし母の妹達な訳だから
母は自分の思うようになって
いたんでしょうね
私にとっては
当時 早く大人になることを望まれ
何でもできなくちゃいけないと思っていた時
できなくても助けてもらって
どうにかなっている姿を見せて
くれていたことになる父
本当は子供の私を見て欲しかった
私の思いを受け止めて欲しかった私
できない父は私を受け止めてくれる
私の安心安全な人だった
父の前では子供でいられたのだ(笑)
私にとってダメ男は
安心安全の人なのだ
この想いの中で結婚しているから
旦那さんは……(笑)
母に憧れたから
私は色々な幻想を持ったんだな
憧れるって良い事みたいだけど
その人に支配されちゃうね