「日本行政」3月号をパラパラめくり、気になった用語「オーファンワークス」。著作権者不明の著作物について、またその権利処理問題について云う言葉だ。
意識するとしないとに関わらず、現代は著作物の大量流通時代。
スマートフォンが日常に浸透し、クリエイターではない普通の人々が、自覚なき著作者として「作品」をネットという公開の場で発表している。
それと対をなし、著作権侵害との自覚なきまま、「ネットで拾った(見つけた)画像」を自分のSNSやブログで利用する人が大変に多い(-"-)
個人のレベルはさておき、ビジネスシーンではどうか。
ある著作物を活用したい場合に、権利の所在が分からないときはどうしたら良いか? 権利者の許諾を得たいが、権利者がわからない…。
現状では、文化庁著作権課へ事前相談のうえ「相当な努力」をはらった一定の捜索を行なったのち、「文化庁長官へ裁定の申請」を行なうしか方法がない。これは時間も手間もお金(申請手数料)もかかるため、当該作品の利用を諦めてしまうことも多いそうだ。これでは機会の損失である。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/chosakukensha_fumei/pdf/saiteinotebiki.pdf
静止画だけでなく、動画、文章、図面、プログラムなど、オーファンワークスは今後増加の一途が見込まれる。業種を超えた管理団体や共通裁定制度を設立しようという声も上がっているようだ。
〈オーファンワークス実証事業実行委員会〉
http://mainichi.jp/articles/20161203/ddm/014/040/025000c
権利者の権利を保ちながら利用しやすいシステムを新しく構築することは、進みゆくいっぽうのデジタル時代、避けて通れないだろう。
と、勉強不足の頭で突貫的にまとめてみたが。
ホントいまの日本、考えなきゃならない問題が山積してると思うよ。豊●や森●●園よりもね…。
本日のBGM:"Live in Japan" - Leon Russell

