―  第三章  「協力者」  ―




「なるほどねぇ~。奈央ちゃんはキムみたいのがタイプだったのかぁ~」


こうちゃんは、腕を組んで少し顔をしかめて言った。


「何で?何か問題でも??あ、やっぱり彼女・・・いる・・・よね・・・。」


私は恐る恐る言った。


「いやぁ、それはないと思うけど。でも、オレにできることは協力するよ!」


こうちゃんは何か含んだような言い方で言った。


「・・・何かあるの?」


智子が心配そうにこうちゃんに言った。


「いや、何かあるって訳じゃないけど、アイツ、彼女とかの話したことないし、


 あんまり女関係の話とか聞かないから、どうなのかなと思っただけ。」


「・・・・・。」


「もしかして、ソッチ系とか?」


愛がニヤニヤしながら言った。


「!!!???そっち系って・・・あっち系???」


「愛~。そうやって奈央をいじめないの!」


智子が言った。


「だって奈央いじめると面白いんだもん~♪」


愛はいつも私をからかって楽しんでいた。


「いやいや、それはないでしょ(笑)。今度それとなく聞いてみるよ!」


「よろしくお願いしますっっ!先輩っっ!!」


「おう!任せとけっ!!」


こうちゃんは得意げに胸を張って言った。