しばらく間があいてしまいましたが、おさらいも兼ねて11月末から気になるニュースを見ていきます。

反ロパガンダが活発化していきそうな米国ですが、サンフランシスコ市議会が売春記念像の寄贈を受ける議案を可決し22日に市長が受け入れを表明。

 

 

国会でも21日の衆院本会議の代表質問で取り上げられ、日本維新の会の馬場幹事長に対する答弁で安倍首相が「我が国政府の立場と相いれず極めて遺憾」として、エドウィン・リー市長(中国名・李猛賢・福建省出身・2016年12/1ソウル市が名誉市民証を授与)に対し、売春記念像の受け入れを拒否するよう政府として申し入れたことを明らかにし今回、日本政府や姉妹都市である大阪市からの抗議を完全に無視したもので、大阪市は姉妹都市の解消を決め手続きに入る事になりました。

 

全く何もしてこなかったという反省も込めて、政治の世界からも明確な意思表示は必要ですね。( ̄^ ̄)~3

 

アメリカでは中韓が共同で反日活動を展開しているようですが、韓国では、サンフランシスコ市の決定に合わせるように「慰安婦婦の日」を制定。

朝日新聞によると、23日の韓国国会の法制司法委員会で8/14を「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」に指定することなどを定めた法案が成立、人治主義を全力でアピール・・・( ゚д゚)。

ウイーン条約違反の慰安婦像も放置で人治主義の野蛮国ということを全力でアピール中。

今更感はありますが、自民党が「日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会」(委員長・中曽根弘文元外相)を来週に開催することを決めています。

この動きが政治家の中に広がるといいですが…

朝日新聞の罪は重い、世界に向けて謝罪して回って廃刊すべきですね、現在、海外で仕掛けられる反日プロパガンダは、日米分断工作、日米と韓国の分断工作という性格が強そうです、朝日的には計画通り?(´・ω・)

 

 

サンフランシスコで活動している団体は売春記念像だけでなく記念館の建設も目指してるそうで、よりにもよってトランプ大統領の例の晩餐会の写真がHPに使われています。

 

22日には、王毅外相が訪中した韓国の康京和外相と会談しています。

産経新聞によると、康氏の訪中は来月予定される文在寅大統領の訪中準備が主な目的ということですが、中共外務省によると、王外相は会談でTHAAD問題を軍事当局間で継続協議していくことなどを確認、10/31の両国政府の合意文書に触れ適切な対応を要求。

 

ベトナムで11日に行われた中韓首脳会談後にムンムンの訪中を勝手に公表して中共をイラつかせてましたが、時事通信によると、この会談で12月中旬のムンムンの訪中を国賓待遇で実現させる方向で一致したようです。

この調子だと属国化が順調に進みそうですね。

 

一方で、米国も無慈悲な圧力を実は開始?

米国際貿易委員会(ITC)は21日、韓国メーカーが家庭用洗濯機を不当に安く販売しているとして、輸入を抑制する緊急輸入制限(セーフガード)を大統領に勧告。大統領は通商法201条に基づく措置発動の是非を来年初めまでに決定する事になります。 

 

米電機大手ワールプール(ミシガン州)が、韓国サムスン電子やLG電子による家庭用大型洗濯機の不当廉売を訴え、ITCが先月に被害を認定していた。 セーフガードは、輸入枠120万台の超過分に最大50%の関税を上乗せする。措置は3年にわたって実施され、2年目以降は上乗せ割合を引き下げていく。 ITCは今月に入り、中国などの太陽光発電パネルのセーフガードも勧告している。(産経新聞2017年11/22抜粋)

 

圧力をかけつつ、米韓両空軍が12/4~8、韓国上空で合同軍事演習を行うと在韓米軍が24日に発表。

ムンムンの訪中が決まった後ですが、朝日新聞によれば、航空機約230機、米空軍のステルス戦闘機F22が8機、同F35が6機それぞれ参加する大規模演習になりそうです。

日本からは、23日に公明党の山口氏が訪韓しムンムンと会談、安倍首相からの親書を手渡しています。

日中韓首脳会談に向けて「日本に早く行きたいニダ」とムンムンが言ったとか。┓( ̄∇ ̄;)┏

 

問題の多い半島、日本には北朝鮮から漁船らしき不審船が流れ着く事件が続いていますし、秋田県で11/26に発見された不審船の側にはライフジャケットが脱ぎ捨てられていたという情報もあります。

日本でも危険度は増しています。

 

外交的には反日全開状態の中韓に対して経済界が動いています。

韓国では就職セミナーを開き、中共には経団連の榊原会長や日商の三村会頭、日中経済協会の宗岡会長らが訪問団として訪中、21日に李克強首相と2年ぶりに北京で会談を行い、「一帯一路を含むグローバルな経済協力を進めることが日中のウィンウィンの関係につながる」として、一帯一路構想に向けた日中協力の基盤をつくるための提言書を首相に手渡したんだとか…

 

今の李克強首相だと、中共政権内での影響力は無さそうですが、欧米が資本を引き上げる中、なぜか日本からの投資が再び増えているんだとか…(@_@)?大丈夫か経団連。

 

北朝鮮兵士の亡命事件後には、北朝鮮が朝鮮戦争の休戦協定に違反したと指摘した上で 、今月13日に兵士が南北軍事境界線を越えた際の映像を在ソウルの国連軍司令部(UNC)が22日、公開。

 

UNCの担当者は会見で朝鮮人民軍の複数の兵士が逃げる兵士に向けて発砲する間、追走していた別の兵士1人が、「調査の結果、朝鮮人民軍が軍事境界線を越える発砲、また一時的に越境したことにより、休戦協定に違反したことが明らかになった」と述べ、UNCは、休戦協定違反については北朝鮮側に22日に伝えたという事です。

北朝鮮側は板門店の警備兵を全て入れ替え、境界線の内側に溝を掘ったということですが、北朝鮮の外堀は埋まって行ってますね・・・。

 

北朝鮮の背後にいるらしいロシアは、ロイター通信によると20日にアサド大統領と会談後、プーチン大統領が21日にトランプ米大統領と約1時間の電話会談を行い、ロシア大統領府とホワイトハウス当局者が、シリア情勢、ウクライナ、イラン、北朝鮮、アフガニスタンなどについて意見を交換したことを明らかにしています。  

 

ロシア大統領府は、プーチン氏はトランプ氏に対し「シリアのアサド大統領は政治プロセスを順守し、憲法改革、および大統領選挙と議会選挙を実施することを確認した」と伝えたとし、「シリアの主権、独立、領土保全を維持するためにこうしたメッセージを伝えた」とした。

 トランプ氏とプーチン氏はこのほか、北朝鮮問題についても協議し、外交手段を通した解決を模索することの重要性を確認した。 プーチン大統領はこの日、サウジアラビアのサルマン国王のほか、イスラエルのネタニヤフ首相やエジプトのシシ大統領らの中東首脳と相次いで電話会談を行い、シリアのアサド大統領との会談内容などについて伝えている。 (ロイター2017年11/22抜粋)

 

プーチンさんは、米露電話会談後に、トルコのエルドアン大統領、イランのロハニ大統領と3カ国首脳会議を22日にソチで行っています。

そこで、シリア和平を巡って共同宣言を採択、3国による協力態勢の成果を強調し、シリアのアサド政権、反体制派の双方に、ロシアが提唱する「シリア国民対話会議」に参加することを求めました。 

 

国連が主導するジュネーブ和平協議が成果を出せず、ドイツ・フランスが移民問題でガタつく隙を突いて、ロシア主導で独自に和平協議を続け、成果を上げる形に・・・( ゚д゚)

 

米露が組む事でIS掃討作戦が進み、さらに米国と対立する国はロシアと接近して、結果的に話し合いの出来る状態になって来た? 

プーチンさんは会談後に「シリア和平の政治プロセスはジュネーブ協議で完成する」と話し、国連でも主導権を発揮する考えを示しています、米国はシリアから米軍を撤退させています、トランプ大統領とプーチン大統領の間で何か取引が成立した?29日にはジュネーブで和平協議が始まり、国連の仲介ですがアサド政権側の代表団が入りロシアの後ろ盾で優位に立っている状態なんだとか。。

 

シリア問題は、人権?何それおいしいの?というロシアみたいな国じゃないと、まとめられない地域かもしれません。

 

ロシアと日米の関係にも変化がありそう?

ラブロフ外相は24日、河野太郎外相と北朝鮮問題などについて協議。

時事通信によると、ロシア軍制服組トップのゲラシモフ氏の12/11~13の訪日が決まったと23日にロシア外務省が発表しています。

ゲラシモフ氏は欧州連合(EU)の制裁対象となっているそうです、さらに外務省はサリュコフ地上軍総司令官が11/27~30に訪日することも発表しました。 

 

一方、ロシア外務省ザハロワ報道官は23日の記者会見で、米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定したことについては「人々を不安に陥れる新たな行動でPR戦略だ」「こうした行動が(朝鮮半島の)緊張の緩和に役立つかと問われれば、答えはノーだ。そんなものは役に立たない」「このような行動は(北朝鮮を取り巻く)情勢をエスカレートさせ、地域単位にとどまらず世界的規模の大惨事に行き着く恐れもある」などと述べ批判。 

 

ロシアの方が色々陰でヤバいことしてそうなんですが…( ̄∇ ̄)

ロシアが仲介役になってやってもいい・・・|д゚)チラッ、というアピール・・・北朝鮮側に立って制裁に反対はしてますが。

(´・ω・)

韓国の場合は、すでに取り込まれ済みで率先して分断やってる状態。

いつの間にか、ロシアがいつの間にか韓国に行ったり、日本のに来たり、米国と協議したり…。

しかし、味方にはならないロシア。

 

時事通信によれば、ラブロフ外相は24日、モスクワを訪問中の河野太郎外相との会談後の共同記者会見で「北朝鮮による脅威を根拠に、日本と韓国が米国の世界的なミサイル防衛システムの(北東アジア)地域における配備地になりつつあるのではないかと、ロシアは事実に基づき深刻に懸念している」と述べ、日本が導入するイージスアショアに懸念を示しました。

 

河野外相はラブロフ外相の発言を受け、北朝鮮のミサイルが日本の国土の上空を通過する事態を受け、日本は自国を守る必要があると説明。

北朝鮮が国際社会全体に対する重大な脅威となっているとして、最大の圧力をかけるためにあらゆる手段を行使する必要があるとの考えを示した。

上手く返しましたね( ´艸`)

 

この外相会談に合わせるように、ロシア側から、演習でパイロットと防空部隊を結集して日本海上空を飛行させたと11/23に発表。

 

これに対抗するかのように、11/24に小野寺防衛大臣が閣議の後の記者会見で、日本と英国が共同で戦闘機に搭載するミサイル開発を行い、来年度から試作品の作成段階に入る方針を明らかにしました。

防衛省は、領空侵犯などに対応するためには自衛隊の装備の性能向上が必要だとして、3年前からイギリスとともに戦闘機に搭載する中距離ミサイルの研究を進めていますし、さらに、英国とは防衛相・外務相との2+2が12月中旬に行われる予定です。

 

欧州では対ロシアの警戒感が日本が考えている以上に強まっているということですから、こういう英国の動きはロシアに対する牽制になりますね。

 

加えて、ロシアの制服組トップの27日の来日に合わせるように、在沖縄米海兵隊が27日、北海道の陸上自衛隊の演習場で実弾射撃訓練を行ったと北海道防衛局が明らかにしました。

28日には地元関係者や報道機関に公開され、2日間の予備日を含め12月7日までの訓練に米海兵隊員約140人が参加。

夜間の射撃訓練も予定しているということです。

 

ロシアは中立という態度を取ったままのようですが、どちらも敵という態度。

しかし、日本も相手の嫌がることと喜ぶことを見せつつ外交しているようで、北朝鮮有事がもしあっても日米の邪魔はしない、という態度でいるようにロシアを置いておきたい、という感じでしょうか。

(´・ω・)シリア問題ではロシアが鍵を握らせてもらったとか?