朝日新聞によると、台湾・国防部は7日夜、海上で夜間訓練を行っていた空軍の戦闘機1機が行方不明になったと発表。息を絶ったのはフランス製の戦闘機ミラージュ2000で、パイロット1人が乗っていたということですが、台湾北西部の新竹基地を飛び立ち、沖合で訓練を行っていたが午後6時40分(日本時間午後7時40分)ごろ、レーダーから機影が消えたということで、墜落した可能性があり、ヘリコプターを出動させ、現場海域を捜索しているということでした。その後、9日になって、日本の海上保安庁や周辺諸国に協力を要請する方針を明らかにしました。

 

中央社フォーカス台湾によると、戦闘機不明を巡っては、パイロットが中国大陸に逃げ込んだのではとする憶測が海外メディアから上がったことに対して、馮部長は与党・民進党の議員から可能性の有無を問われると、罵り言葉を吐いた上で「どうしたらそんな発想になるのか。実にいまいましい」と怒りをあらわにしたということです。

 

海外メディアも質が下がってますね・・・(´・ω・)~3

 

台湾はベトナム・ダナンで開かれているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に蔡英文総統の代理として出席している野党・親民党の宋楚瑜が10日、キンペーと顔を合わせてあいさつし、握手を交わした事がニュースになっていました。


同行した国家発展委員会の陳美伶主任委員(閣僚)によると、両氏は会議前や会議中には接触の機会がなかったものの、会議後、車を待つ際に、習氏が進んで宋氏に握手を求めて来たという。

 

同会議での両岸(台湾と中国大陸)の代表者のやり取りは双方の関係を示す指標とされている。

 

蔡政権下での宋氏のAPEC首脳会議出席は昨年に続き2度目。昨年は日本の安倍晋三首相やシンガポールのリー・シェンロン首相らとそれぞれ2者会談を行った。

今年は8日にトーマス・シャノン米国務次官と会談が持たれた。

(中央社フォーカス台湾2017年11/11抜粋)

安倍首相と今年は会談したかどうか書かれてませんでしたが、この首脳が集まる席上に実は安倍首相とトランプ大統領が揃って欠席していました。( ̄▽ ̄)

その後、記念撮影で再び首脳が集合しましたが、会場入りする時トランプ大統領はプーチン大統領と話しながら登場、撮影後は安倍首相と言葉を交わしているようでした。

 

トランプ大統領とプーチン大統領との会談は行われなかったようですが、何らかの話合いはできたようです。 産経新聞によると、米露両首脳は11日、共同声明を発表しシリア情勢での協力継続を表明。

APEC首脳会議での記念撮影前に短時間協議したとみられ、その際合意したもようだ、ということです。

プーチンさんは会見で、必要なことは話せたとも語り、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での正式な米露首脳会談が見送られた影響は少なかったと強調したということですが、11日に見送られた原因として、インタファクス通信によると、米露が外交文書の内容で一致しなかったことなどが背景にあったということですが、プーチンさんは、関係者を「処分する」とまで述べて強い不満を示したということです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル  

 

さらに11日には、トランプ大統領が、中共が核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への「圧力を強めるだろう」と述べました。 

ベトナム訪問中のトランプ米大統領は首脳会議が開かれた中部ダナンからハノイへ向かう機中で、記者団に語ったということです。

 

ランプ大統領がアジア歴訪で米中首脳会談したことに触れ「われわれは何時間も共に過ごし、北朝鮮についても多くを話し合った」と強調して、キンペーが北朝鮮の非核化実現に取り組む意思を示したことを挙げて「とても重大な言葉だ」と実行に期待を示しました

さらにトランプ氏は、APEC首脳会議でロシアのプーチン大統領とも言葉を交わしたと説明。

北朝鮮問題についてはプーチンさんとは話さなかったとか。

 

そして、トランプ大統領が正恩氏のことを「チビでデブ」とは言わない、とマスコミに宣言。

 

■ドナルド・トランプ米大統領は12日午前、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長のことを今後は身長が低く、太っているとは決して言わないという意向を示した。

アジア歴訪中のトランプ氏は訪問先のベトナムの首都ハノイからツイッター(Twitter)に「私が彼のことを『チビでデブ』と決して言わないならば、どうして金正恩が私のことを『年寄り』と呼んで侮辱するだろうか?仕方ない、私は彼の友達になるように相当頑張ってみよう - もしかするといつの日かそうなるかもな!」と書き込んだ。

 トランプ氏と金正恩氏は数か月前から激しい個人攻撃と軍事行動に言及する威嚇の応酬を繰り返していた。

 

 トランプ大統領はアジア歴訪に出発してからというものツイッターでは控えめだったが、ハノイで歓迎式典に出席する前に6回続けて投稿した。

アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議のために訪れたベトナム中部ダナンでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と数回会ったトランプ大統領は、プーチン氏との仕事上の密接な関係を築こうとする試みに対する批判を一蹴した。

 

トランプ氏は「そこらのヘイトを行う人々やばか者どもはどいつもこいつも、ロシアと良い関係を築くことは悪いことではなく、良いことだといつになったら分かるのか」「彼らはいつも私利を図って策を弄するが、国のためにならない。私は北朝鮮、シリア、ウクライナ、テロリズムの問題を解決したい。ロシアは大きな助けになり得る!」とツイートした。

 12日朝の別のツイートでトランプ氏は「中国の習主席が対#NoKo (訳注 北朝鮮のこと)制裁を強化すると述べた。彼らの非核化を望んでいると言っていた。進展している」と書き、中国の習近平国家主席が北朝鮮への制裁を強化することに同意したと明らかにした。

 

貧困にあえぐ北朝鮮経済は中国との貿易に大きく依存している。

(AFP2017年11/12)

 

どうやらキンペーに圧力をかけ、プーチンさんとの話し合いにも一応の成果があったようですね。

米越首脳会談でも北朝鮮への圧力最大限強化で一致したようです。

 

■アジア歴訪を行っているアメリカのトランプ大統領は、ベトナムのクアン国家主席と会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への圧力を最大限まで高めることで一致したものと見られます。(NHKニュース2017年11/12)

 

 

日越会談でも協力関係強化が進められたようです。

 

インド太平洋戦略に関しても、キンペーが太平洋2分割論を持ち掛けたことが報道され、河野外相が反論。

 

河野太郎外相は10日、中国の習近平国家主席が9日のトランプ米大統領との共同記者発表で「太平洋には中国と米国を受け入れる十分な空間がある」と発言したことについて「中国は太平洋と接していない」と不快感を示した。BS朝日の番組収録で述べた。 

習氏の発言は、太平洋の東を米国、西を中国が管理し、太平洋を米中で二分しようとする中国側の膨張政策を念頭に置いたものとみられる。

中国が太平洋に進出するには、東シナ海か日本海を経由する必要があり、太平洋への出口に覆いかぶさる日本列島が中国にとっては海洋進出の障害となっている。 河野氏はこうしたことを念頭に「太平洋と接しているのは日本だ。米中で太平洋をうんぬんということにはならない」と中国を牽制(けんせい)した。

産経新聞2017年11/10)

 

今の安倍政権の反は早くていいですね。(゚∀゚)

実際、日本が中共にとって排除の対象になってることに警戒すべきです。

安倍首相は日中首脳会談で、中国船領海侵入を念頭に「東シナ海の安定なくして日中関係改善はない」と述べたということです。

 

日本海では米軍と自衛隊の共同訓練が行われていますから、結構なプレッシャーになったと思います。

 

中共の態度が変化してきました。

党機関紙で他国並みの写真掲載を掲載したんだとか・・・

 

時事通信によると、、12日付の中国共産党機関紙・人民日報は、安倍首相とキンペーが両国の国旗を背にして、握手する写真を掲載。

過去、国旗がなかったり、質素な部屋で握手する写真を載せていたことからすると、嫌がらせを止めた?ということのようです。

 

キンペーが「日中関係の新たなスタートとなる会談アル」と語ったそうです。 

ただ、紙面上の扱いは最下位で、チリとか他国の下にされてるということですけどW。

 

キンペーは安倍さんとトランプ大統領が苦手そう。

一応、11日の会談は和やかに行われて、「関係改善のカギは相互信頼アルヨ」ということだったようですが、じゃあ中共が悪いってことでいいのではないかと。

(´・ω・)~3。  

 

何だか、中共が頑張ったせいで半島問題が中共におしつけられつつあるような気もするんですが・・・

米軍の空母3隻が参加する日米韓での合同演習ですが中央日報によると、11日に始まった米国の過去最大級の原子力空母3隻が参加する韓米合同演に韓国はイージス駆逐艦2隻など艦艇7隻が参加し、対空防衛、海上監視、戦闘機離着艦など多様な訓練を実施する予定でしたが、米国と日本が希望してきた3カ国合同演習は韓国の否定的な立場表明で不参加となり日米、米韓という形で行われることになりました。

┐(´д`)┌

中央日報によると、ムンムンとキンペーの4カ月ぶり2回目となる中韓首脳会談を翌日に控えた10日に3か国演習不参加を表明したようです。

中韓首脳会談で韓国は北朝鮮問題は「対話で解決ニダ」ということで日米連携から脱落?

 

■中国の習近平国家主席は11日夕、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と訪問中のベトナム中部ダナンで会談した。

韓国の聯合ニュースによると、双方は北朝鮮の核・ミサイル開発問題について「対話による解決」を目指すことで一致。12月に中国で改めて会談することで合意した。

 

北朝鮮に対し、日米が一致して「全ての選択肢」があると厳しい姿勢で臨む中、当事者の韓国が連携から抜け落ちた形だ。

トランプ米大統領が訪韓して米韓同盟の重要性を確認した直後の中韓の過剰な接近で、対北方針の練り直しを迫られる可能性すら出てきた。

 

会談で、文氏は「失われた時間を挽回できるように共に努力したい」と中国との関係改善に意欲を示した。

中韓両国は10月末、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備で悪化した関係の改善で合意しており、会談はその延長線上にある。 

だが、中国は対北強硬路線を取る日米から韓国を引き離そうとしている。

中国国営新華社通信によると、習氏は北朝鮮との対話を再開するよう文氏に要求。

THAADについても、文氏に「責任ある態度」を取るよう求めた。

中国との経済関係を重視し対北融和姿勢の文政権が中国側の要求にほぼ応じた形で、日米韓の分断策は中国のもくろみ通りに進んでいるといえる。(産経新聞2017年11/12)

 

トランプ米大統領は10日に、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で「この地域(インド・太平洋)の未来と国民が一人の独裁者の暴力的な征服と核の脅威という歪んだ幻想の人質になってはいけない」と述べて、インド・太平洋の結束を強調したんですけどね。

 

南シナ海問題に関しては、比大統領がキンペーを牽制。

 

■フィリピンのドゥテルテ大統領は11日、ベトナム中部ダナンで開かれたAPEC首脳会議で、南シナ海の領有権問題に関して「東南アジア諸国連合(ASEAN)を代表し、特に航行の自由に関して中国の見解を明らかにしてほしい」と述べた

ロケ大統領報道官が産経新聞の取材に答えた。

 

フィリピンはASEANの今年の議長国。中国がスプラトリー(中国名・南沙)諸島で人工島を造成し、国際条約に反した領海設定を主張していることなどを牽制(けんせい)したとみられる。

ドゥテルテ氏は一方で、「フィリピンは中国との友好関係の維持を願っている」とも主張。

 

「いかなる国とも戦争になることを望まず、主要国の紛争で(双方に)加担しない」と述べ「航行の自由」作戦を行う米国とも距離を置いた。

(産経新聞2017年11/12)

中共の態度次第で、米国との関係がトランプさんとドゥテルテさんの会談で変わりそうですね。

(;^ω^)