トランプ米大統領が5日午前10時半過ぎに大統領専用機で米軍横田基地(東京都)に到着。

トランプ大統領は横田基地内で20分あまり演説を行いました。

 

「米国の素晴らしい男女の軍人と、すばらしい自衛隊が集まる横田基地に来れて非常に感謝している」と話し、2011年3月の福島第1原発事故発生後の米軍による被災地支援活動「トモダチ作戦」に従事したことに触れ「何千人もの日本人を救った。みなさんは決して国を失望させたりしない」と称えました。

また「同盟国と協力を模索し、自由で開かれたインド洋・太平洋地域を推進する」「日本は貴重なパートナーで同盟国。皆さんのリーダーシップと奉仕に感謝する」「美しい国。並外れた人々の住む国。日本は宝のようなパートナーであり、重要な同盟国。数十年に渡る友情、深い尊敬、驚くべき文化、強い精神、大変誇り高い歴史を持っています。」など、在日米軍兵士らを激励すると共に、日本への信頼を示し、さらに、キンペーとカリアゲ君ぐらいしか思い当たりませんが、「いかなる独裁者も米国の決意を過小評価するべきではない」と発言。

 

トランプ大統領に対し、集まった千人以上の在日米軍兵士らから「USA」「USA」という大きな歓声がわき上がったということです。

その後、トランプ大統領は、安倍首相らと埼玉県内のゴルフ場で楽しく身体を動かし、メラニア夫人は昭恵夫人と銀座へ向かい、ミキモトで真珠について話を聞くなどして楽しみ夕方には、大統領専用車で都内のステーキレストランに向かい夕食会、6日には、天皇陛下と会談の後、首脳会談、拉致被害者家族との面会、首相主催の晩餐会、7日に次の訪問国・韓国へ向かいます。

安倍首相と日米の緊密さを内外に示す事になりそうです。

 

しかし朝日新聞では、トランプ大統領が日本の訪問を前に、ハワイに立ち寄り、米軍関係と会談、北朝鮮が米領グアム周辺への弾道ミサイル発射をちらつかせていることを踏まえ、グアムやハワイ、アラスカ両州などの知事らと会談、さらに真珠湾での献花を行っていますが、その後「リメンバー・パールハーバー(真珠湾を忘れるな)」と3日夜にツイートしたことを報道しましたが、日米分断に利用する気満々?

(;・д・)

リメンバーパールハーバー、76年前の旧日本軍による真珠湾攻撃の追悼施設「アリゾナ記念館」を訪れた後、自身のツイッターで、こうつぶやいた。 

トランプ氏はメラニア夫人と共に船で、真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館を訪問。

ハリス太平洋軍司令官に案内されながら、犠牲者に献花し、慰霊した。 

 

「リメンバー・パールハーバー」は、第2次大戦中、日本が真珠湾を奇襲したことを受け、米政府が国民を戦争遂行に動員する標語として使われた。

 

トランプ氏はツイッターで日本には言及しておらず、真意は不明。

 

「我が国の偉大な軍に感謝する」とねぎらい、ハワイに到着してから同記念館でメラニア夫人と献花するまでの様子を収録したビデオも投稿した。

(朝日新聞2017年11/5) 

 

さすがは朝日新聞…( ゚д゚)

 

トランプ大統領は、横田基地での演説からしても、「リメンバー・パールハーバー」を朝日新聞が心配するような意味で使っていないと思います。

 

 

安倍首相が、2016年12/27(日本時間28日午後)に米ハワイ・真珠湾で演説し、かつて敵同士だった日米を結びつけたのは「寛容の心がもたらした『和解の力』だ」と述べ「日米はいまこそ寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく任務を帯びている」と訴えました。

オバマは広島で、安倍さんはハワイで、和解を象徴し、その際、リメンバー・パールハーバについて違う意味を持たせています。

 

あの「パールハーバー」から75年。

歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く強く結ばれた同盟国となりました。

それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。

明日を拓く、「希望の同盟」です。

 

私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。

私がここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。

それは、この和解の力です。

 

戦争の惨禍は、いまだ世界から消えない。

憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。

寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ必要としています。

憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、いま、いまこそ寛容の大切さと、和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。

日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。

 

私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。

パールハーバー。真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。

 

私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います。

 

そのための努力を、私たちはこれからも惜しみなく続けていく。

オバマ大統領とともに、ここに、固く誓います。

ありがとうございました。

(日経新聞2016年12/28抜粋)

 

トランプ米大統領はこの安倍首相の演説に応じた形で、和解の象徴としての「リメンバー・パールハーバー」と「アリゾナ」を日本に向かう前にツイートしたと見るべきだと思います。

 

ちなみに朝日系の報道キャスターはDCで取材したと言いながら「個人の考え」と逃げ道作って、こういうレベルのツイートしてますから悪意持って報道してるといってるようなものでしょうか・・・(´・ω・)~3

 

トランプ大統領は、5日には日本に向かう専用機の機中で、同行記者団に「プーチン(ロシア大統領)と会うことになるのではないかと思う」と語り、今回の外遊中に米ロ首脳会談が開かれる可能性も出てきました。

 

トランプ大統領は、プーチンさんとの会談では「北朝鮮について手助けをしてもらいたい」北朝鮮への対応で協力を求める考えを示したということです。 

 

ロシアとの対話に関係するはずのシリア問題、ISは壊滅状態となりましたがテロは続いています。

 

米国防総省は3日、マティス国防長官が11/5から5日間の日程で、欧州を歴訪すると発表。

時事通信によると、ISとの戦いにおける連携を確認し、今後の対策などを話し合うとみられる、ということです、こちらの問題でもロシアを無視出来ないと思います。 

10日にベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に米露首脳が出席するので、そのあたりで会談?する可能性も。 

(´・ω・`)

さすがにキンペーが空気を読んだのか、2007年の党大会後、特使が北朝鮮、ベトナム、ラオスを歴訪し党大会の内容を報告するのが習慣化していたそうですが、今回、ベトナムとラオスにだけ派遣。 

キンペーは11/1に共産党総書記再選に際して北朝鮮からの祝電に対し「心から謝意を表すアル」と答礼する返信をカリアゲ君宛てに送り、北の朝鮮労働党機関紙と労働新聞が2日にキンペーからの返信を1面トップに掲載。

キンペーは「新たな情勢の下、中国側は(北)朝鮮側とともに努力し、両党・両国の関係が持続的に、健全かつ安定的に発展するよう推進するアル」と記したということです。

 

北朝鮮の貿易の9割を依存する関係ですが朝鮮日報によると、中共は10/28に「国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁案第2375号に基づき、シナ国内の中朝合作企業と合弁企業、外資企業は決議案通過時点を基準に120日以内にすべて閉鎖アル」と告知して、北朝鮮企業や北朝鮮レストランは来年1月9日までに閉鎖しなければならないことになり、『中国からすべて撤退ニダ』というカリアゲ君の指示で北朝鮮からの出稼ぎ労働者が帰国する、という動きがありました。

 

しかし、北朝鮮労働者は2万-3万人で、このうちレストラン従業員は約2000人と推定されるということですから、全員帰国したかどうかは分かりませんね。

 

北朝鮮からの祝電を受けた中共の返礼で中朝との関係改善をアピールされていた後での特使派遣の見送り、トランプ米大統領が8日に訪中するのを前に、北朝鮮との接触を避けた?

 

読売新聞によると、中共が北朝鮮への特使見送りの理由を「(特使派遣で)中朝が友好強化を確認すれば、トランプ氏の訪中時にキンペーが非難されかねないからだ」としていますが、トランプ大統領の訪中後に北朝鮮と接触し、米朝対話を促すとの見方も出ているとか。

北朝鮮カードを握っておきたいのが本音でしょうか。

( ̄∇ ̄)

その中共側にすり寄る韓国ムンムンですが、トランプ大統領訪日の11/5に、独自の北朝鮮制裁を発表し18個人を対象に追加したニダ、ということです。

さらに時事通信によると、韓国大統領府当局者が、記者団に対し、ムンムンの訪中の可能性について「協議中だ。現在の雰囲気を見れば、良い結果が出るだろう」と述べ、年内にも実現するとの見通しを示唆し、中韓両政府が10月末、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備問題の扱いを含め、関係改善で合意したことから「中共との関係改善は、日本が開催を求めている韓中日首脳会談として結実するだろう」と述べ、ムンムンの訪中が先行するという見方を示したという事です。 

 

韓国では勘違いが続いてますね…

(;・д・)