イタリアでも北朝鮮大使が国外追放です。

イタリア主要紙レプブリカなどが1日に、イタリアのアルファノ外相が北朝鮮のミサイル発射や核実験に抗議するために北朝鮮が新たに指名した駐ローマ大使を追放処分にすると明らかにしたと報道。

 

■アルファノ氏は、北朝鮮が核・ミサイル開発の方針を変更しなければ「孤立は避けられないということを示したい」と述べ、国際社会による北朝鮮包囲網に同調する考えを強調。

 

「(イタリア政府は)信任手続きの中断を決めた。大使は出国しなければならなくなる」と述べた。

 

一方で「対話のチャンネルは有益」として、外交関係は維持する考えを示した。

 

ローマの北朝鮮大使館では大使ポストの空席が続いていたが、7月に新大使が指名された。

新大使は既に着任しているという。

(産経新聞2017年10/1)

 

また、スリランカ政府は、北朝鮮人のビザ申請を規制するようです。

 

スリランカ政府は、北朝鮮人が今後オンラインシステムを利用してのビザ申請を「禁止する」と発表した。

 米国の声(VOA)放送は28日、スリランカが去る15日に作成した国連安保理対北制裁決議2321号履行報告書を引用し、このように報道した。

 また、スリランカは海外駐在のスリランカ外交公館でのビザ申請も禁止することを決めた

 なお、スリランカ政府は今回の措置が、国連安保理の制裁対象である北朝鮮人の入国を禁止するためのものと説明している(WowKorea2017年9/28) 

 
イタリアやスリランカは完全に北との関係を切ってはいませんが、日米の戦略に応じた、という事でしょう。
 
時事通信によると、米財務省は26日、北朝鮮の核・ミサイル開発に絡み、北朝鮮の8銀行と中国、ロシア、リビア、アラブ首長国連邦(UAE)で活動する北朝鮮人の銀行関係者26人を制裁対象に指定。
米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁止されることになりました。

 

ムニューシン財務長官は、制裁について「朝鮮半島の非核化と平和という広範囲に及ぶ目標を達成するために北朝鮮を完全に孤立させる戦略を進めるものだ」と強調しました。

 

一方、北朝鮮外務省の崔北米局長が26日に、ロシア外務省の関係者と協議を行うためモスクワを訪れたということです。

 

崔局長は26日、モスクワに到着した。

ロシアメディアは、今週中にロシア外務省の高官と協議を行うと伝えている。

 

崔局長「交渉のために来ました。正式な交渉です」

 

ロシアは北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する一方で、対話による解決を呼びかけるなど軍事的圧力を強めるアメリカとは一線を画している。

北朝鮮としては、ロシアとの接近を見せることで、対立を深めるアメリカをけん制する狙いがあるとみられる。

(日テレNEWS24 2017年9/27)

 

ロシアとのつながりをあからさまに米国に示して、米国を牽制?キンペーもか? 日米にしたら想定内。

 
しかし、たまたまかもしれませんが、共同通信によると、ウクライナ西部カリニフカにある軍の弾薬庫で26日夜、大きな爆発が発生。
 
10キロ以内の住民約3万人が27日にかけて避難したと、国家非常事態局が発表しました。
当局は破壊工作の可能性があるとしている、ということです。

 

ウクライナでは3月にも、東部ハリコフ州の軍基地の弾薬庫で爆発が起き、約2万人の周辺住民が避難しています

 

きな臭い話・・・((((;゚Д゚))))

 

相変わらず、北朝鮮は、米を非難し「断固として撃墜するニダ」とやってますし

(´・ω・`)~3

 

朝日新聞によると、北朝鮮政府機関のウェブサイト「わが民族同士」は29日付の論評で、米戦略爆撃機B1Bなどが23日に北朝鮮東方の国際空域を飛行したことについて「朝鮮半島情勢を極端な情勢に追い込もうとする危険千万な妄動ニダ」

「空中給油機まで動員して我々に圧力をかけようと画策したニダ」と批判。

 

米国が「警告のメッセージ」と位置づけたことに対して「誤算であり、つまらない夢デヨ~」と…

(;¬_¬)

 

そのうえで「領空を侵犯しようとする米国の空中の敵を断固として撃墜する意思にあふれているニダ」と強調したそうです。

 

レーダーが電力不足で動いてなかったらしいですけどね

 

「我々軍民は、最高尊厳(金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長)と国家主権の完全破壊などとわめいた罪悪、米国の犯罪的な策動をわずかでも許さないニダ」と警告したということです。

 

オットー・ワームビア氏を北朝鮮が拷問し、帰国後に死亡、日本人の拉致を行っている事も世界に知らされ、核開発問題だけでなく人権問題も抱える北朝鮮ですから、いくら口撃しても「北朝鮮が悪い」事になりますけど

(´・ω・)

その米国は国防長官がインド国防相と会談。

防衛協力強化で一致しています。


会談後の記者会見で、マティス長官は挑発行為を続ける北朝鮮について「国際社会とともに、インドが圧力をかけ続けていることに感謝する」と述べ、インドが北朝鮮への圧力をさらに強めていくことに期待を示しました。
そのうえで、インド洋で海洋進出の動きを強める中国をめぐって、「日本を含めた3か国によるインド洋での合同軍事演習がわれわれの協力の象徴で、これをさらに強化していけることを楽しみにしている」と述べ、新たな演習を含めた両国の防衛協力を一層強化していくことで一致したことを明らかにしました。

これに対して、インドのシタラマン国防相も「安全保障上の重要なパートナーとして、軍事技術の分野での協力に弾みをつけたい」と述べ、中国との国境に無人機を配備するなどアメリカからの軍備面での支援に期待を示しました。(NHKNewsWeb2017年9/26抜粋)
 
ティラーソン国務長官の訪中前にしっかり仕事してますね。
 
空気読んでいる中共は、ティラーソン国務長官の訪中に合わせるように、28日に国内にある北朝鮮企業に対して、来年1月までに閉鎖するよう命じ、国連安全保障の制裁決議を実行する姿勢を示しています

 

北朝鮮のレストランなどが対象となるということで、北朝鮮の外貨獲得に一定の影響があるとみられるという事ですが、北朝鮮労働者が別の場所で働くだけでしょうし、大した影響は無いのでは?とも思います。

 

実は米国も中共のヤラセには気が付いていて、腹を立てているようです。

 

ついに中国が北朝鮮懲罰に乗り出したように錯覚しそうだった。

銀行取引を停止し、石油の輸出を制限した。

日米の外交的圧力がとうとう北京を動かした等とメディアの印象操作を信じると真相を誤解しかねない。

 

銀行取引がばれると中国の大手銀行は、米国における支店営業ができなくなるが、米国に支店のない銀行が中国には相当数あって、末端ではほとんど問題がない。

制裁対象となったのはローカルな丹東銀行だけである。

 

貿易決済は最終的にドルでおこなわれるからNYの銀行とコルレスのない中国の中小零細の銀行は、国際取引そのものが成立しない。

つまり、中国は制裁を見せかけているに過ぎず、米国も又、「制裁」を口にして政治カードで駆使しつつ、本気で中国の銀行を制裁する意思はありそうにない。

 

中国はそれでも石油輸出は上限200万トンとすると発表したが、上限200万トンって、昨年の実績より多いじゃないか。

まったくの誤魔化し、ザルである。

 

 苛立ったティラーソン国務長官は北京に乗り込んで、習近平、楊潔チ(国務委員)、王毅(外相)らと面談したが、討論内容は殆どが北朝鮮問題、11月3日からのトランプ大統領のアジア歴訪を控え、問題点のすりあわせも兼ねた。

 

 そのおりにティラーソンは「米国は北朝鮮とも直接の対話を展開する」と発言した。

このニュースは欧米のメディアが大きく伝えた。

 

 昨秋、密かに米朝が会談した場所はノルウェイの首都オスロだった。

オバマ政権の時である。

成果は乏しく、互いが主張を繰り返して終わり、ようするに北朝鮮の時間稼ぎに利用されただけだった。

ノーベル平和賞はオスロ、ほかのノーベル賞はストックホルムで授賞式が行われるため、平和の象徴としてオスロが使い勝手が良いのだろう。

 

トランプ政権に替わって、米国が要求している条件は北朝鮮の代表が外務大臣クラスでなければならないことである。

 

ところが北朝鮮は副大臣が外務省北米局長クラスをオスロへ派遣しようとしており、それなら意味がないとして米国はオスロ会談の実現を保留している。

 

おそらく今月中旬、ノーベル賞騒ぎが終わり、中国が党大会で多忙を極めているタイミングで米朝会談を行うと観測される

(「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」2017年10/2弐 通巻第5457号) 

 

しかし、オスロ会談は実現するかどうかは分からないですね

10/1に、トランプ大統領がTwitterでレックス・ティラーソン国務長官にカリアゲ君と話すのは時間のムダと呼びかけツイート。

やるべきことをやるためのエネルギーをためておくように、と呟いたり、25年も良くしようと働きかけてダメだったのに、今になってよくなるのか?、クリントン、ブッシュ、オバマは失敗したが、自分は失敗しない、とも。

 

 

トランプ大統領に呼びかけられている、ティラーソン米国務長官は、28日に訪米中の中共の閣僚と米中両政府の「社会・文化対話」を開催。

 

■米中両政府の閣僚による社会と文化に関する包括対話の初会合が28日、米ワシントンで開かれた。

米からはティラーソン国務長官らが、中国からは劉延東副首相らが出席。

米国務省によると、世界の保健安全や教育交流で協力を進めることで一致した。

 

またティラーソン氏は、中国市民が外国メディアにアクセスできるよう求めたという。

 

同対話は、4月の首脳会談で新設を決めた4分野の包括対話の一つ。

外交・安全保障、経済はすでに行われており、国務省は残る「法の執行とサイバーセキュリティー」について、来月4日に初会合を行うと発表した。

 

ティラーソン氏は会談後、中国に向け出発。

11月にも予定されるトランプ米大統領の訪中の地ならしと北朝鮮対応を協議する。

(朝日新聞2017年9/29)

 

米側は中国側に外国メディアの受け入れ強化を求めてますね。キンペーが情報統制を強めてることを知った上での要求でしょうが・・・( ̄▽ ̄)

 

時事通信によると、28日に香港で民主派団体が政府本部前で集会を開いています。

 

「雨傘運動」開始から3年になるのに合わせ、集まった数百人の市民は運動のシンボルとなった黄色い雨傘を掲げ、中国当局の圧力や香港政府の強硬姿勢に抗議の意を示し、参加者は3年前に警官隊がデモ鎮圧のために催涙弾を発射した時刻に合わせて黙とう。当時の音声と催涙弾の煙を模した水蒸気で、当日の状況が再現され、参加した人達は「中共は若者の意見を聞いてくれない」「この3年で香港人同士でも自由な発言ができなくなった」と危機感を募らせていると伝えています。

 

米国で行われた、米中社会・文化対話の会合は、今年4月に南部フロリダ州での米中首脳会談で設置が決まった「米中包括対話」の一環として開かれたという事ですが、海外からの情報の流入でソ連が崩壊した事を中共は思い出したかも…

( ̄∇ ̄)    

会合の後、シナ入りしたティラーソン国務長官は、中共によると外交統括役の楊国務委員や王毅外相と北朝鮮問題を協議。

キンペーと30日に北京で会談。

 

キンペーは「重要な国際・地域問題で意思疎通と協調を強化しなければならないアル」と、トランプ大統領の11月の初訪中に向け協力強化に意欲を示したということです。

「トランプ大統領と中米関係の未来の発展を共に立案し、推進することを楽しみにしているアル」「協力が双方の唯一の正しい選択アル」と伝え、米国長官も「大統領は中国訪問をとても待ち望んでいる」と応じたということです。

 

米国はキンペーの話に同意してない?みたいですね

(;^ω^) 

 

王外相は長官に「両国は関係発展に向けた好機を迎えているアル」と訴え、米国務省によると、楊氏は「互いを尊重し、互いの利益を図る精神で違いを適切に克服すれば両国関係は正しい方向に向かうアル」と述べたんだとか。 

 

対等や尊重というなら、中共は海外メディアを受け入れてください、と言われないようにしたら?と思いますけど

┓( ̄∇ ̄;)┏

 

北との対話を期待する中共に対してかもしれません。

 

米ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は2日、米政府は北朝鮮に拘留されている米国民について協議する以外、同国と協議の場を持つ意思はないとの姿勢を示した。

同報道間は記者団に対し「現在は協議の場を持つ時ではないと、これまでも明確にしてきた」とし、「北朝鮮に拘留されている米国民の帰国に関する協議以外、現時点では同国と協議の場は持たない」と述べた。

ティラーソン国務長官は先月30日、核問題を巡り北朝鮮と直接接触していることを明らかにしている
。(ロイター2017年10/3)

 

人権問題といえば移民政策が人権問題にすり替えられて、トランプ大統領が叩かれていますが米国の移民への規制が厳しくなっているせいか、麻薬密輸トンネルで米国へ不法入国していく中国人が増えそうです

 

中米メキシコの犯罪組織が米カリフォルニア州サンディエゴに向けて掘ったトンネルを利用して、中国人とメキシコ人計30人が不法入国を図り、米税関・国境警備局(CBP)に摘発されたことが分かった。

トンネルは主に麻薬を密輸するために掘られたもので、中国人集団の不法入国に利用されるのは珍しい。

CBPによると、隊員らは今月26日未明、サンディエゴ・オテイメサ付近をパトロール中に不審な集団と出くわした。

不審者らは逃走し、トンネルの出入り口に逃げ込もうとしたが、隊員らが30人の身柄を確保した。

内訳は中国人23人(男21人、女2人)、メキシコ人7人(男4人、女3人)。

トンネルの出入り口は木の枝のようなもので隠されており、内部には、はしごがかけられていた。

 

トランプ米政権はメキシコ国境の警備を強化しており、CBPは中国人らが麻薬組織などの犯罪組織に金を払って、不法入国の手助けを依頼した疑いがあるとみている。

摘発されたメキシコ人の中に不法入国を手引きした人物が含まれている可能性もある。

 

メキシコから米国に向けて掘られたトンネルは1990年から2016年3月までに計224本みつかり、そのうちの8割以上の185本が米国まで到達していることが米麻薬取締局(DEA)の調査で判明。

麻薬輸送用の貨車の線路が敷かれた大規模なトンネルもみつかっている。

中国人の米国への不法入国をめぐっては、今年3月、国境付近でセダンのトランクに4人が折り重なるように隠れていたところをCBPに摘発されたケースもあった。

(産経新聞2017年8/29 )

 

ホイホイ海外に渡航出来るわけではない中共のような国から、南米経由で米国に入ろうとしているようです、工作員入ってるんじゃ・・・

 

不法移民に厳しく対処するトランプ大統領がマスコミに叩かれ、日本では移民をもっと受け入れろとマスコミが騒ぐ…背景には色々と思惑がありそうです

(´・ω・`)

 

そういえば、北朝鮮の朝鮮中央通信は30日付の論評で、安倍首相が衆院解散の理由として北朝鮮問題の対応などを挙げたことについて「荒唐無稽な詭弁(きべん)ニダ」と批判。

その上で「政局を騒がせる安倍政権の行動に、国際社会は辛辣(しんらつ)な嘲笑を送っている」と“分析”した、と産経新聞が報道。

 

論評は「安倍の独断と専横によって騒がしい日本の政局」と題し、ウェブサイトに掲載された。

 

森友・加計問題や東京都議選での自民党の敗北に言及した上で、「追い込まれた安倍一味は、朝鮮半島情勢を口実に『安全保障問題』の重要性と平和憲法修正の必要性を説き、民心を取り戻そうと狂奔した」と主張した。(産経新聞2017年10/1抜粋)

 

なんだか野党やマスコミ&有識者(棒)が似たようなこと言ってたような・・・( ゚д゚)

 

これに合わせるように10/1に東京では「安倍政権強制終了」「さよなら安倍政権」と、軽快なリズムと音楽を発する「サウンドカー」を先頭に「安倍はやめろ」「独裁やめろ」「国民なめるな」などと、政権批判を展開した反安倍政権のデモが主催者発表1500人で行われたと朝日新聞・毎日新聞・赤旗新聞が報道しています。

 

そして、街宣している神奈川12区から立候補予定の阿部知子(元民進党)さんも、なぜか北朝鮮と似たような事を言ってます。

 

偶然だな~(棒)

( ̄∇ ̄)