瀬戸氏が、傍聴報告として、田母神さんが検察官の取り調べでリストの存在を知らなかったと話した経緯とその理由、さらに裁判の成り行きを話しましたが、水島氏は違った視点で同じリストの話しをしています。

▽26:15~
(水島氏)
これ~今そういう話だいたい解説頂いたんですけど、やっぱ一番問題なのは、その、リストを、この今回ね、私が気が付いた事で、言えば、リストを見たことがなかったと、え~まぁ検事にずっと言ってたわけですね。

それは嘘だったわけですけども、その時に、え~言っ‥まぁメモを‥速記録見ますと、島本氏から連絡があり、リストは見たことがないと言って下さいと言われた、強制捜査前、え~、島本氏の検事調書が終わってから、というね、え~こういう時っていうことは、間違えなく、もう強制捜査の直前ですから、これは、え~共謀していたと、島本を信頼してたということになりますね。
共謀していた、と。

これも、リストが、あることを知ってたって事を含めると、う‥まぁ、あのぉ大変これはぁ‥う‥どんどん変わってるんですけど、まぁ、裁判の中でもコロコロ意見を変えてるんですけれども、こういう事ですねぇ。

それと、もうひとつ、大事な事は、え~調書の事について弁護士、これ、まぁ速記を読みますと、え~弁護士からはすぐに署名しないように言われてた、と。
しかし中身を確認して署名する前に2回電話をした、と。
で、弁護士から‥とみ‥あなたは取り乱してるし、え~翌日署名した方がいいのではな‥かっ、と言ったら、ヒロタ検事に怒鳴られ、このまま逮捕されるのでは、と、ぉ‥え~いう風に、あの‥自分は思ってしまった、と。
そして、署名しない方か‥しないか確認してやりなさいと言われて、まぁしょ‥署名したって‥

これぇ‥自衛隊のトップだった人ですっ。
こんなぁ、若い‥検事に、ちょっと何か、まぁ脅かされたかどうかっ、てのは、怒鳴ってない、と後で認めてますよ、あの~逮捕されるとも言ってないと認めてますけれども、え~こういう状態で、ペラペラとね、意見を変えたり嘘を付いたり、供述を変えてしまう、これが現実だって事です。

私は、国防安全保障の問題として、やっぱり痛苦な思いで、この現実ね、人物というものを見なきゃいけない、そして最後の最後になっても今やもう、私の調書まで認めてるわけでしょ。
弁護側は。

私の調書ってっのはぁ、この3人が共謀してるって事を言ってるんですよ。

で、こういうのを認めたっていうことは、現実的な問題として、国防安全保障の関わる自衛‥まぁ鍛冶さんには申し訳ないけれども‥航空自衛隊のね、トップから、え~二佐ですか?島本氏は。
まぁこういう人達が、え~こんな形で自己保身のためにね、あるいは自分のために、国のためじゃ無いですよ、自分のために、こういう嘘を付いたり、供述を変えたり、お金をもらったり、配ったり、こういう事をしてたということでありまして、これは、ちょうど私のとこにも引っかかって来ます、こういう人を私は、多分、他の保守の人みんなそうですけど、今でも擁護する人いますけれども、こういう人達を私は皆さんに推薦してしまった、そして、これが戦後の保守の現実じゃないかという‥事を痛苦な思いで、で申し訳ないと皆さんにも、お詫びを申しながら、だからこそ、現実の‥姿、現実の‥このあり方を皆さんに直視してもらいたいと、思うわけであります。

え~これが今回の田母神裁判の、ホントに私達は、え~自らを責め苛みながら、でも、これは真実を明らかにしなきゃいけないって事で、まぁ動いてきました。
まぁ、ということが、今日の報告であります。

(・_・;)
「怒鳴ってない、と後で認めてますよ、逮捕されるとも言ってないと認めてますけれども」とは?
初耳…
弁護人側が検察側に、調書の信憑性を問うことになった理由でもあるんですけどね…
(◎-◎;)

「こういう状態で、ペラペラとね、意見を変えたり嘘を付いたり、供述を変えてしまう、これが現実だって事です。」

これは水島氏にもいえる事ですけどね。
┓( ̄ー ̄;)┏

今回Ch桜では最後まで、田母神さんの裁判で水島氏、鈴木氏関係の証拠書類の撤回があった事を伝えませんでした。

■鈴木新、水島関係の証拠、合わせて十数件を撤回する(検察)

・裁判長と検察、弁護団の合議のうえで↑が決定。

・鈴木と水島の証言・証拠がいかに信用性に欠けるかという客観的証明。
⇒水島、鈴木が提出した証拠資料では公判を維持できない(不利になる)、
証拠価値がないと検察が判断し取り下げたということ。
・裁判長が「これで一連の証拠調べは終了」と宣言。

new! 
島本順光氏 裁判傍聴レポート「水島社長の証人請求!追求の場になるのか?」平成29年1月13日

島本は共同正犯への確認質問に対してすべて否定。
検察は『田母神+島本』の共同正犯の根拠をどう組み立てるのか?

島本弁護人は鹿児島の今村氏を証人として喚問したいと申請。(新たな展開)
島本弁護人はチャンネル桜の水島氏を証人として喚問したいと申請。
(追求の場面になるのでは?徹底的に島本氏と対決してほしい。検察は未承認)

【※注・Ch桜番組内で水島氏は証人として出廷する事を公表、検察側も承認したようです】

 昨日で田母神先生への証拠調べは全て終了した。
私のこの裁判の報告は秋ごろから始まったが、この段階でチャンネル桜の水島社長の発言を常に注視してきた ウォッチャーさん達の目にはどのように映ったのか?
それを2ちゃんねるの田母神先生のスレッドから紹介して見ましょう。

ひぐらし◆
2017/01/14(土)

私は、いくらなんでも、水島社長が「番組」で、あからさまな嘘をつくことはないではないのではないか、と思ってきました。
解釈の違いのある場面で、「そう解釈した」ということは、誰にでもありえます。
しかし、水島社長は

・「選挙の残金を移したらどうか」と言った

これを田母神氏に言われて、「大嘘つき野郎」と田母神氏を罵り、土下座しないと許さないとまで言いました。
 
しかし、「スタッフにいわれて」、「選挙の残金を移したらどうか」と言ったことを思い出した。
 
にもかかわらず、「残金を移せと言ったわけじゃない。頑張れ!の口座で管理したらどうかといっただけ」と意味不明な言い訳。

・選挙運動の「報酬」を払いたいと言ってきたときに「違法だ。みんな逮捕されるぞ」そう言って追い返したのは、「明らかな嘘」だったようです。

 「そんなの(事後買収が犯罪であること)小学生でもわかる」と高清水女史とうなずき合っていたようですが、水島社長が「事後買収という犯罪を知らなかった」のは確定ですね。
そして、田母神氏は、逮捕時の嫌疑は事後買収でした。
横領で逮捕されたわけではなく、結局、横領疑惑は不起訴&検察審査会でも不起訴相当。
水島社長が田母神氏を告発したのは「主として横領」だったはずですし、事後買収についても、水島社長の証言が裁判では検察が取り下げる。
私としては、もう、この昨日の段階で「勝負あった」と思わざるを得ません。

922
:ひぐらし
>>921
つまり、私は水島社長は、都合の悪いことには「口をつぐむ」だけ、とごく最近まで思っていたんです。
まさか、そこまで嘘をつくのか。顔出しして。

しかし、実際には、恐ろしいほどの嘘つきだった。
金を持ってきたから追い返したなどと、自社の番組で顔をさらしながら、「平然と嘘」をついていた。

これは、私の「人間観」を壊すほどの衝撃でした。
ここまで、「平然と嘘をついて、他人を貶めることができる」人間がいるのか。
本当に衝撃でした。

923 :

>田母神氏は、逮捕時の嫌疑は事後買収でした

横領の方は拘留期限を待たずして早々に「立件せず」と発表されていたにもかかわらず、水島一座は「これから大きいの(横領)が来るから」と嘯いていました。
この人ちゃんとニュースをチェックしてるのかなと疑いたくなるほどずれたコメントで、あれが無知からくるものなのか、わざとなのか分からないけれど、そのせいでいつまでも横領のイメージがついて回ったのは事実ですね。
水島の狙いはそこだったということでしょう。
田母神=横領のイメージをつけたかったのだと思います。

924 :
右や左の名無し様

>>923
追加:
水島の意図的なコメントに加えて、水島経由情報で書いたであろう産経新聞の記事がいかにもチャンネル桜寄りで気持ち悪かったのも今回の事件の特徴ですね。
毎回、記事を保存しながらムカついてましたw

以上

さて、昨日の裁判の報告とは別に私の印象なども含めて書いて見ます。

なぜ、最高指揮官である田母神先生は「お金を配る」ことに対して、部下にハッキリと「駄目だと」断らなかったのか?

残ったお金に関しては諸橋会長や岡野氏らから、参院戦に出馬するならば「使わないで取っておきなさい」とアドバイスを受けており、本人も2千万円は余りにも大きすぎると、島本・鈴木の両名に話していることから、本心としては配りたくない事は明らかだった。

これはこの法廷で何度も話されており、お金を配る時に共同謀議したとか、共同正犯などと言っているのは絶対に有り得ない事だ。

 では考えられる理由を二つだけ上げておきたい。

 ☆選挙後にお金を配ることが違法だとは知らなかった。

 この点は最後に弁護士が田母神先生に聞いている。

 知っていれば「何を言っているのか」と叱責して直ぐにも止めさせた。

 これは当然そうしたことでしょう。もう一点は田母神先生の証言から私が勝手に想像したことです。

 ☆役人としての長い間に培って来た経験を優先させてしまった。

 お金を配りたい・・・と島本・鈴木両名に言われた時に、上司である自分の意向を伺いに来たと思った。この時に明確に「自分は反対」だと言って意思を表明しているので、部下はその言葉を忖度し、「配らない、そんな多額のお金は出さない」だろうと判断した。

 この時にはまだ盟友と思っていた「水島社長へ相談しなさい」と言っているのもそのためである。

 このような判断は最高指揮官として、どうだったのかは議論の余地は残るところだろう。
しかし、最高指揮官というものは、部下が言って来たことを最初から明確には否定しない。

 自分が反対の考えを持っていたとしても、明確には否定しなかったのは、一旦は話を戻すことによって再考を促し組織が混乱しないように収集する考えであった旨を語っています。
最高指揮官ならば、部下に命令すれば良いものと我々は思いがちだが、それを「口に出してはいけない」事と田母神先生は仰った。

組織のトップまで上がった人物の言葉として、この考えが部下に「やるな!」とは言えなかったのではないか?
私はそのように感じた次第です。

( せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』田母神先生裁判報告パート22017年1/14より抜粋) 
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/53216926.html

水島氏は番組内で「私の調書ってっのはぁ、この3人が共謀してるって事を言ってるんですよ。」と述べています。
弁護人側がこれを認めた、と水島氏は話していますが、もしも検察側が撤回した証拠書類の中にこれが含まれていたら…どうなるんでしょうね。
( ̄∇ ̄)