こんにちは、ホームページ作成アドバイザーの田中です。
本日もよろしくお願いします。
以前ホームページ更新が10倍楽ちんになるCMSについてお伝えしました。
本日はCMSについて、お伝えしきれなかった部分について書いていこうと思います。
ワードプレスはじめ、世の中にはたくさんのCMSが存在します。
いろいろなCMSが存在する中で、一体どのようなCMSを選択すればよいのでしょうか?
今回はCMSの仕組みを解説しながら、成約用のホームページ作成に最適なCMS選定のヒントにしていただければと思います。
成約用のホームページとは、いわゆるサービス紹介や会社概要など、主にページの中身を閲覧させる事が主な目的としたホームページになります。
まず、CMSには3つの仕組みに分けられます。
CMSの仕組みと3つの種類
1、パソコンアプリ形式
2、WEBアプリ形式
3、WEBアプリ+サーバー形式
1、パソコンアプリ形式
2、WEBアプリ形式
3、WEBアプリ+サーバー形式
解りやすいように図を作成しましたのでご覧ください。(マウスを図に乗せると拡大します。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141007/08/belink/66/3e/j/o0600066913090175721.jpg?caw=800)
1、パソコンアプリ形式
Dreamweaver、ホームページビルダーが有名です。
パソコン上のソフトでホームページを作ってから、WEBサーバーにデータを転送する形式です。パソコンソフトなので作成する時には軽快に動作します。
現在この形式で行う人は、プロのウェブデザイナーがほとんどで、オリジナルのデザインを作る場合良く利用されます。
自由度は高いですが、html言語の習得が必須のため、誰でも導入できる方法ではありません。
2、WEBアプリ形式
ワードプレスやムーバブルタイプが有名で、CMSと言えばほとんどがこの形式です。
WEBサーバーとCMSが一体になった形式で、作業者は自分のPCにソフトをインストールせずに、WebブラウザのみでCMSを操作し、コンテンツの管理や配信が行えます。
また、コンテンツもPCではなくDB(データベース)やサーバー上で保管するため、すぐに利用でき、容量やバックアップなどの面で優れています。
特にワードプレスはプラグインにより、掲示板や不動産検索など高度なホームページが運営出来ます。
ただし、ページの読み込み速度は他の方法と比べて遅くなってしまうデメリットもあります。
3、WEBアプリ+サーバー形式
商用として多くのCMSで採用されていて、WEBアプリとサーバーが別々になった形式です。
すでにWEBサーバーを借りていても、別途CMSだけ追加すれば既存のサーバーを変える必要が無いというのが特徴です。
CMSの仕組みとしては、2、WEBアプリ形式とほとんど変わりがありませんが、一番違うところは、WEBサーバーに格納されるデータが「静的ページ」であるという事です。
静的ページとは、通常のページの事で掲示板等のプログラムが入っていないページの事で読み込み速度が速いため、訪問者にストレスを与える事が少なくなります。
■重視する点は、多機能ではなく読み込み速度です。
最近、PCよりスマホでの閲覧の方が逆転し、今後は情報の入り口としてスマホを利用する方が圧倒的に多くなるという傾向にあります。
スマホはPCよりも通信が不安定なため、なるべく軽いホームページを作成する事が望まれています。
ホームページの読み込み速度は、使い勝手とSEOに大きく影響してきます。
速度が遅いと、訪問者にストレスを与え、離脱されてしまいます。
ページの読み込み速度は、最低でも2秒以内が理想とされています。
・3秒以上かかると、約40%以上のユーザーが離脱する
・表示が1秒遅れるごとに成約率が7%落ちる
というデータがあり、Googleの検索順位にも1%影響します。
ページの読み込み速度は早ければ早いほど良いです。
1秒を目指して、ホームページ作成を行っていきましょう。
成約をとるためにも、スマホユーザー向けの軽いホームページ作成を達成するよう、CMSの形式は「3、WEBアプリ+サーバー形式」で是非行いましょう。
どうしても掲示板や不動産検索、商品検索等を必要とする場合には、別途ワードプレス等を追加し、その機能だけを利用するという使わけをするのがベストだと思います。
いかがでしたでしょうか?
成約用のサイト作成にはどのCMSが最適なのかについてお伝えしましたが、有効に活用できれば、仕事を呼び込むホームページに一歩近づく事ができるので是非参考にしてみてください。
本日もお読みいただきましてありがとうございました。
ホームページ作成アドバイザーの田中がお伝えしました。
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