えーと、今日の話です。
電話がかかってきまして…。
入管局からの緊急のお知らせです、
という自動音声の後、
日本語は何番を押してください、
と続きました。
えっ？大丈夫？
思わずその番号を押した所、
出た人が「もしもし？」って言った！
日本語担当の人かと思って日本語でまくしたてたら、
日本語担当の者が今手が離せないので、
中国語で話してくださいと。
そこで怪しめば良かったのに、
何とかしないとと思った私は
彼と中国語で話すことに。
聞くと、私が今年の4月に
上海の宝山区で電話番号を新しく作り、
その電話から大量の違法広告メールを送っている。
上海宝山区の公安に届けるが、本当に貴女なのか？
という連絡で。
びっくりした私が
それは私ではありません！
と言うと、
パスポート情報が漏洩した恐れがある。
今年の4月11日前、どこでパスポートを提示しましたか？
と聞かれ…
え、飛行機乗る時と入国の時と、
あと、鉄道乗る時ぐらいしか使ってません！
必死に答える私。
夫の会社の総務に連絡してください、
と伝えても
貴女本人が上海の公安に伝えないとダメです！
の一点張り。
そのうち、主任に変わりますと言われ、
違法電話のIPアドレスをメモするように言われ、
これから上海の公安局に被害届を出さないといけません、
これから言うことを復唱してください、と。
今考えるとバカみたいでしたが、
涙目で公安の連絡先と、案件番号と、
どういう状況に置かれているかを復唱。
そこで公安に電話を繋ぎます、
しばらくお待ちください、
と言われました。
ん？
入管局からいきなり公安局の部署に
内線電話を繋ぐ？
それおかしくない？？
ちょっと疑問が湧いてきました。
そういえばローマ字の日本名も、
パスポートNo.も確認されていません。
考えているうちに、公安の担当者が出ました。
ここで私に公安の公式ホームページを開かせ、
そこに書かれている電話番号をメモさせてから、
これから一度電話を切って、
もう一度その番号から電話します。
この番号以外の電話には出ないでください。
こうやって誰かに相談させないの、
もしかして、詐欺？？
ここでもう怖くなって、
公安局の番号からの電話には出ず、
仕事中の夫に電話。
違う電話番号表示するのは簡単だよ、
おかしいよ、絶対詐欺だよ！
と言われて、急に手が震えて来ました。
それからは公安局からの鬼電はスルー。
広州の領事館に問い合わせると…
おそらく詐欺でしょう、
不安でしたら、深圳の公安に電話をしてみては？
…ヘロヘロヘロヘロ〜。
腰が抜けました。
中国で無実の罪で投獄される怖さに、
詐欺に引っかかりかけたオンナ、
それが私です。
皆さんも、中国語の電話は、
基本スルーしてくださいね！
そしてこの映画の事を
電話の途中で思い出したの。
ホント歯止めになった、良かった観てて！
ありがとう、 pukiどん！
これから特殊詐欺ホットラインに連絡します！