必ず観ているドラマ![]()
「パーフェクトワールド」 原作は漫画です
高校の同級生が久しぶりに再会し恋に落ち
様々な困難を乗り越えていく・・・ラブストーリー
事故で車いす生活になった男性と健常者の女性の恋
よくある物語なんですが
下半身麻痺の男性役の松坂桃李さんの演技が素晴らしく
障がいを持った方の日常がよく伝わります
「障がいを持った人にとっては 障がいが日常
その人と一緒に生きていくには それを当たり前の
日常として受け入れていかなければ一緒にはいられない」
という言葉は刺さりましたね
以前 社会福祉協議会に勤めていた頃は
障がいの方もたくさん担当していました
脳性麻痺の障がいがあり バリアフリーの平屋に
ヘルパーや訪問看護のサービスを毎日受けて
お一人で生活されている女性がいました
電動車いすを器用に操作して移動されていました
ただ更衣や食事 入浴や排泄などは
誰かの手を借りないとほとんど出来ない状態です
彼女はいつもキレイに身だしなみを整えていました
お化粧をし
きちんと下着をつけ白いブラウスにスカート
パンストを履きルームシューズを履いて車いすに乗っています
でもこれは全部ヘルパーさんがお手伝いしていることです
ほぼ全介助の彼女は自分で髪をとかすことさえ出来ません
あるヘルパーさんが私に言いました
「全部他人にやってもらわないといけないのに
なんでわざわざパンストまで履くかな
トイレの介助に時にめちゃめちゃ大変なんやけど
彼女を抱えてパンストを下ろすのはホントに大変
一日中家に居るのに着替える必要ある?」
あるでしょ それが彼女の当たり前だから
介護者の都合で利用者の日常を変えてはいけない
特にそこは彼女の家であり生活の場です
彼女が今までやってきたやり方を出来るだけ変えないで
お手伝いするのが訪問介護の仕事です
確かにもっとこうした方が効率的だし
お互いの負担も少ないと思うことはよくあります
そんな時には「こんなやり方もありますよ」と
提案することはします
が・・・利用者の生活を大きく変えることがあってはならないと
思って仕事をしてきました
ただ訪問介護という仕事は時間に追われています
いつも時間との戦いです![]()
時間内に掃除・洗濯・調理・買い物等の生活援助
入浴や清拭・排泄介助の身体介護 を行います
ベテランヘルパーでも段取りよくやらないと
とても時間内に終わることは出来ません![]()
そして一番大切なのが利用者とのコミュニケーションです
こんなに業務をこなしながら
利用者の話しをゆっくり聴くことなんて出来ますか![]()
お年寄りが増えて介護保険制度も危うい状態です
国の締め付けが厳しく
訪問時間も短縮され
本当に介護が必要な利用者に
手が回らない・・・という現状です
この介護保険制度は本当に良い制度だと思います
だからどうか破綻しないように
利用者負担を3割にしてでも継続すべきです
老後は年金の他に2000万円の預金がないと生活出来ない
とのことですが
お年寄りが不幸になる国は・・・どうなんでしょうか![]()
ドラマの主人公は車いす生活ですが
一級建築士として立派に働いています
糖尿病で両脚 膝から下を切断し
義足をつけて通勤している利用者もいました
筋ジストロフィーでわずかに動くのが指だけだった
20歳の男の子は電動車いすサッカーチームで
呼吸器をつけながら試合に出ていました
関節リウマチで首も膝も手首も手術をしたために曲がらず
足の指も手の指も変形し物を掴むことも難しい50代の女性は
毎日仕事に行く息子のためにお弁当を作っていました
それが彼らの日常だったからです
もちろん障がいや病気のために
引きこもっている利用者もたくさん見てきました
障がいを受け入れられず悲観ばかりの人も・・・
私には車いすに乗ってる人の気持ちは分かりません
だから安易に
「外に出た方が良いよ」とは言えません
でも想像することは出来ます
それも彼らの日常であり
これからのことは自分で考えるしかないのです
それらを受けとめていくことが出来る
社会であって欲しいと思います
がんばれニッポン![]()