前回のブログからの、続きです。
最近よく聞く、’デトックス’という言葉。
日本語で訳すと、’解毒’ですが、既に’デトックス’という言葉が知られてきていますよね。
なんとなく、デトックス=体重減少=ダイエット? と思われる方もいるかなーと思うので、私の見解を。
*お断りしておきますが、私は、栄養士でも、デトックス専門家でも、まさか医師でもありませんので、ここで私が使う’デトックス’や’ダイエット’は、普通に聞いた人たちが考える(だろうな)と思われる、一般の概念でお話しています。
一応、現在オーストラリアの大学で勉強中の、心理学の勉強1年目で、ざっくりとですが生体学や、解剖学をやりましたので、内臓・体内細胞の仕組みや、働き方というのは、なんとなーくですが分かっているつもりではありますが、ものすごく正確かどうかは保証できませんので、あしからず
英語を日常的に使う身としては、Diet=減量、という意味で使うのは微妙なのですが(もともとはDiet=食事、です)、英語でも、「ダイエットをする」は、I am on diet.のように使われるので、減量=ダイエット、でもいいことにします(偉そうですみません)。
まあ、言葉の通り、減量には、食事を見直し、ある程度コントロールする必要がある、ということでしょうね。
よく言われる&ちょっと話が逸れますが、減量には、運動と食事管理、どちらが有効だと思いますか?
動いて体脂肪・カロリーを燃やそう! みたいなイメージがあるし、運動かな? と思いますよね?
答は、’食事’なんだそうです!
もちろん、運動することでカロリーを燃やしたり、正しい運動で、筋肉量を増やしたり姿勢をよくすることで、体型の補正には効果があるとのことですが、その場合は、「運動をしたからといって、食事量を増やさない」ことが大前提。
つまり、一番有効なのは、食事制限をしながら適度な運動をする、ことなんですが、私の場合は、動くとついお腹が空いてしまい、また、「運動したからいっか」みたいな気持ちで、ついたくさん食べてしまう傾向にあるので、運動量は悪くなくても、これで体重を減らそうとすると、なかなかどころか逆に増える・・・みたいなパターンです💦
参考までに↓
では’デトックス’とは?
デトックスの基本は、より良い栄養素を取り入れることで、体内に溜まった有害物質の排出を促すことです。
そう、最近、’デトックス’というと、’身体に悪いものを摂り入れない’的なイメージで言葉が使われることが多いようですが、本来は、’体内に溜まった有毒物を、排出する’。
そして、そのためには、排出を促してくれる、良質なもの・・・例えば、ピュアな水、酸素、充分な栄養素などを摂り入れることが、不可欠なのです。
例えばですね、人がいっぱい乗った、満員電車の車両を、想像してみてください。
普通はありませんが、線路が1本しかなく、プラットフォームが両側にある駅に止まったとき、両方のドアが同時に開くとします。
片側のドアからは、人が大勢乗り込んできます。
電車は、超満員なので、車内にはもうスペースがなく、ぎっしり乗っている人は、開いているドアから押し出されて、反対側のプラットフォームも降りざるを得ません・・・。
この車両が、私たちの細胞1つ1つだと思ってください。
私たちの細胞は、日々新しい栄養素や酸素、水を必要とし、新しい栄養素(乗客)を、入れています。
現代の私たちの生活スタイルは、食を通しての、農薬や食品添加物はもちろん、普段の生活で避けられない大気汚染物質、環境ホルモン、水銀や鉛などの有害重金属類に囲まれています。
食事に気を付けている人でも、完全に’クリーン’な生活を送ることはほぼ不可能といえ、そして、これらの避けられない毒素は、人体に蓄積されていきます。
まだ、研究がされている途中ですが、これらの、蓄積された毒物が、私たちの身体の不調や、疾病・疾患。
引いては、不妊や、産まれてくる子どもたちの異常健康にも、影響を与えるといわれています。
良かれと思って、頻繁に使う掃除や除菌系の物質は、実は化学物質だらけ。
これらにしょっちゅう触れたり、吸い込んでいる方が、実は危なかったりもするかも・・・。
同じ食生活、生活を送っていれば、’車両’という細胞に乗り込んでくるのは、同じメンツの、「毒素」という乗客。
’デトックス’は、この乗客を、毒素が含まれない乗客にして、この車両を一掃しましょう! という、体内の大掃除♪
細胞の<生まれ変わり>サイクル、つまり元の乗客が全員降りて、新しい乗客になるのは、1か月周期だと言われています。
つまり、デトックスをするには、最低1か月をサイクルに、’毒素を摂り入れず、代わりに、良いものを摂り入れる’ことで、細胞の中身全てを、きれいにしましょう💛 ということなんですね!
じゃあデトックスと、減量は、影響しないの? というと、答えは、’直接的には、影響しません’です。
特に、普段からある程度食生活に気を遣っていたり、体型に気を遣っている人がデトックスを行っても、目に見える形で、減量したり、体型が変わったりはしないかも知れません。
逆に、普段かなりジャンクな生活をしていて、体内に脂肪などが溜まっている人は・・・大きな変化があるかも?!
というのは、人体の中で、脂肪というのは、内臓細胞の中に溜め込まれるのです。
またまた想像していただきたいのですが、人間にとって害のある’毒素’は、イメージで言えば、とげとげがたくさんある、ちくちくのボールみたいなもの。
これが、体内、特に内臓という、柔らかい粘膜に触り、吸収されてしまうと、身体には害があります。
なので、これが吸収されないように、このとげとげのボールに、脂肪がついて、カバーするんですね。
つまり、電車の中に乗っている、とげとげの乗客が、’脂肪’という、分厚いコートを来て、大勢乗り込んでいる感じです。
本物の電車だったら、乗客がどんなに乗っても、鉄の塊の車両が変形はしませんから、同じサイズですが、人の血管や、細胞は、柔らかい。
ので、この、コートもこもこに着込んだ乗客が、大勢乗ってくると、車両=人体の血管や内臓=が膨れ上がり、結果、その外側の、人体も、太ってしまうわけです。
デトックスによって、これらの、もこもこな脂肪を着込んだ毒素が排出されることで、運動ではなんともできない、内臓脂肪が落ちる可能性は、大いにあります。
けれども、外見的には’健康体’の人でも、目に見えないところでは、たくさんの変化が起こっています。
上の例のように、目に見えない乗客が、より質の良い乗客になることで、マナーが改善するので、例えば以前は大きな声でしゃべらないと聞こえなかった身体の小さな声が、聞こえるようになったり(=食べものの味がよくわかるようになったり)。
うるさい乗客がいなくなるので、集中力が増したり。
コートを来た乗客でなく、スリムで、薄着の乗客が増えるので、全体的に軽くなり、思考もすっきりしたり。
たとえ話ばかりですが、イメージしていただけるでしょうか?笑
そんな感じで、デトックスとダイエット、なんとなく違いは分かっていただけましたか?
簡単にいうと、ダイエットは、明らかに体重を減らしたい人に、お勧め。
デトックスは、一見ダイエットは必要なさそうな人でも、超田舎で、無農薬の食事のみをしていて、肉も魚も、ホルモン剤や抗生物質が使われていない、放牧のもの。
携帯電話や電磁機器には全く触らず、車やエアコンの排気ガスや環境物質にもノータッチ。
水も綺麗な湧き水だけ(でも重金属が入っていないことに注意!)、入浴の水も同じく!
という、仙人のような生き方をしている人でない限り、定期的にした方がいいですよ、というものです。
この、毒素が体内に溜まり、一定の基準を突破したときに、人体は、様々な不調や、病気になると言われています。
コワいのは、この’一定基準’は、人によって、違うということ。
遺伝や、その人その人の、DNAにもよりますし、若い頃、もしくは生まれる前から、両親の食生活や、両親の身体に溜まっていたものが、子どもに受け渡されていた、ということもあります。
つまり、「農薬や添加物とか、身体に悪いと言われてたけど、私の祖父母/両親は、好きな物を好きなだけ食べていたにも関わらず、元気で長生きした」というのは、ちょっと的外れ、ということです・・・。
しかも、現代社会は、1人が車1台を持ち、子どもでさえも、電子機器を常に持ち歩く状態。
昔の人と比べても、仕方がないということなんですね・・・。
それに、昔の人の食べていた食事と、今の私たちの食べている食事は、原材料からして、違います。
何が違うかというと・・・また長くなりそうなので、また続きます!
一緒にデトックスしてみたい人、いますか?
私は、実は今回、グループデトックスとして、他の人と一緒にやってみるつもりなので、よかったら一緒にやりましょう♪
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