去年、そして今年を表す漢字は・・・ | オーストラリアx日本3姉妹子育て&自分育て日記 ~自由に人生を楽しみたい~

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’頑張り屋長女’が摂食障害を克服し、オーストラリアで保育士→3女の母→在宅での仕事→大学生&通訳者になるまで。
そしてここからの、家族と自分の夢を叶える☆! 現在進行形の旅路を綴ります。
マルチリンガル子育て、異文化経験、心理学の話も登場☆

2021年、明けましておめでとうございます✨✨

 

私の住んでいる西オーストラリア州は、州全体が西を向いているので、水平線または地平線からのご来光を拝むということは少々難しいのですが、とりあえず元旦の朝に撮った早朝のお日様↓です。

 

 

今年初めてのブログだ~と思ったのですが、昨年末、大晦日の夜に書いていたブログが、ぎりぎり間に合った! と思って書き終わったのですが、投稿したときには日付が変わっていたようで、実は初投稿じゃなかった笑い泣き

 

 
でもそういえば、2020年から2021年への真ん中で、まだ書きたいことがあったんだったと思いだしたので、ついでに続き書いちゃおう。
 
というのは、元旦の朝、外でヨガをしながら新年の抱負、今年の目標を決めたのですが、その前夜、2020年最後の、沈む太陽を見ながら考えたことが、多いに関係してくるから。
 
 
沈みつつある太陽に感謝と、1年振り返りつつ、2020年は確かに激動の年だったなあ、と思ったと同時に、とても興味深い年だったと思っていました。
漢字一文字で言うと・・・「」(うず)かな!?
 
’コロナ禍’の、わざわい、という意味での禍の漢字と似ているのですが、まあそれも似ているのに意味はあるのでしょうが、災いという意味だけでなく、海などである、渦潮の、渦。
 
 
ぐるぐると回る大きな渦潮で、それに巻き込まれて、大変だった人々や社会も、多かった。
その渦に飲み込まれて、沈んでしまった船も多かった。
けれども、小さな船でも、大きな船でも関係なく、渦の回転に乗り、抜け出すことはできなくても、沈みはせず、なんとかぐるぐる回っている状態の船も、多かった気がします。
 
渦は、自然の中で発生するもの。
今回の渦はあまりに大きく、世界中を巻き込んだから、逃れることはできなかったけれど、でもその中で、なんとか体勢を立て直し、沈まなければ上出来!
とりあえずこの渦がそのうち自然に小さくなり、いつか抜け出せるタイミングが来るのを待とうと考えた船が、残っているようなイメージを、持ったのです。
 

 
渦だけでなく、風も強かったから、帆をたたみ、船のバランスをとって。
 
本当は、目的地に早く着きたいけれど、とりあえず沈まないことだけを考え、停留した船もあったかも知れません。
 
渦の中でぐるぐる回され、どこにも行けないこの状態でも何かできることはないかと考え、ではこの時間を、よりよい航海術を勉強する時間に充てようとか、物理的には他の船と会ったり、ビジネスをすることはできなくても、無線(インターネット)を使ってやりとりし、ビジネスをしようとか、工夫した船もあったかも知れません。
 
人によっては、この渦は面白い! むしろ楽しんでしまおう!! 的に感じた人もいたかも。
サーフボードを取り出して、波乗りしちゃって、沈むどころか、波の高峰に乗れた人さえいたかも知れません。
 
 
私は、幸いオーストラリア、特に西オーストラリア州という場所にいて、恐らく世界の大多数の人よりも、コロナの影響は少なかった気がしています。
それでも、子どもたちを自主的に家庭学習にしたり、3月に予定していた日本行きもキャンセルになったりと、影響はゼロではありませんでした。
 
そんな中で、夫がフルタイムで自宅から働ける仕事に転職したり、私もこれまでとは違った働き方や仕事の仕方を学び、↑の大晦日に書いたブログでも言ったのですが、悪いことばかりではない、むしろ良いこともあったような、本当に、興味深い年でした。
 
(日没後だし、冷たいかな? と思いながら入ってみたら、意外と水は温かくて、子どもたちはむしろ楽しそうだった夕暮れの海)
 
 
それは、私自身が、過去数年で変わったことも影響しているのかな、とも思います。
 
 
’Problem’を、’トラブル’の意味の’問題’とするのか、’解くこと’のできる’課題’として捉えるか。
 
 
私が勉強している心理学でも、また今年多くのことを学ばせてもらったビジネス社会でもよく言われますが、自分の気持ちの持ちようで、そのシチュエーションの解釈は変えられるんだな、と実感しています。
 
(西海岸しかないから初日の出が見られなくて残念と思うか、いつも素晴らしい日没が見られ、朝日もどこにいたって充分浴びられると思うかは、自分次第)
 
 
そして、元旦の朝、じゃあ私的には「渦」の年だった2020年のあとの今年、2021年の漢字は、なんだろう?
いや、何にしよう?
と考えたとき、昨日見た海と、船と、そして風にそよぐヤシの葉を見たとき、思ったのは、
そして、の文字でした。
 
 
 
渦と風に翻弄され、帆も上げられず、流れに押されるだけだった人も多かったかも知れない、2020年。
 
まだまだ2021年も、コロナという波、風は、治まらないかもしれません。
 
それでも、その中でも、少しずつ、帆を立てて、航海を続けていく舟が出てきたら。
 
大きな船だからといって、渦の中、嵐の中で、沈まないとは限りません。
 
でも軽くて小さな舟だからこそ、ちょっとずつ、帆を上げ、進路をとり、渦の外側へ。
 
渦に進行方向をせばまれたかも知れないけれど、数周回っている間に、いつの間にか渦の向こう側、自分の目的地の方向へ、押し流されている。
 
まだ波は荒く、舟は揺れるけれども、絶対に沈まない、沈ませないと決め、自分で舵をとる。
 
 
そんな1年に、少なくとも私はしたいし、しようと思った、元旦の朝でした。
 
 
 
皆さんの2021年が、素敵な年になりますよう、心からお祈りしています。
 
 
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
さくら