摂食障害ストーリー②:子どもの過激なダイエットと、親 | オーストラリアx日本3姉妹子育て&自分育て日記 ~自由に人生を楽しみたい~

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’頑張り屋長女’が摂食障害を克服し、オーストラリアで保育士→3女の母→在宅での仕事→大学生&通訳者になるまで。
そしてここからの、家族と自分の夢を叶える☆! 現在進行形の旅路を綴ります。
マルチリンガル子育て、異文化経験、心理学の話も登場☆

いつもなら書きたいことをひとたび書き始めると止まらない私ですが、

今回の摂食障害ストーリーは、自分でも自覚するちょっとスローペース・・・。

 

やはり自分のダークヒストリーだというところもあるし、あとは、摂食障害もしくは過度のダイエットにハマっている子・人って、

他人のダイエット状況をすごく観察しているんですよ。(経験済み)

 

 

こんなに運動やってるんだー! とか、

この人はこんなに痩せてる、私ももっと! とかって、思っちゃうんです💦

 

 

そしてそれを超えなくちゃ! みたいに感じたり、

こんなダイエット法もあったんだ、みたいにとってしまったり。

 

 

そんなことも考えて、私がここで書くことで、エスカレートの方に助長してしまうとしたらいかがなものか・・・と迷って、なかなか私の詳しいダイエット歴史を書けないでいたのです。

 



なので、詳しいことはあえて省きます。

 

 

小さなきっかけでダイエットを決意したものの、

前回のブログで書いたように、私は元々がとても真面目で、頑張り屋のタイプ。

 

 

ひとたびダイエットを心に決め、運動計画や食事計画を立てたら、きっちりその通りにできちゃうんですね。(A型だし)

目に見える結果が面白く感じ、昨日より今日、今日より明日と増えていく運動量に比例し、面白いように減っていく体重。

 

運動自体は、きっと悪いことではなかったんでしょう。

実際、運動をして落ちた体重分というのは、余計な分だったのかも知れません。

そこで、やめておけばよかったんですね・・・。

 

 

ある程度身体が絞られたら、あとはかなりの運動をしても、体重が減らなくなりました。

減る分がなくなったからなので、当然なのですが、

体重計に乗っても、前の日と変わらない、もしくは増えている。

 

それが、だんだん怖くなりました。

 

 

食事の量が極端に減り、その反面、運動は続ける。

また減りだした体重を見ながら、自分で自分を制御している快感さに、ある意味酔っていたと思います。


中学生1年の、夏になる前に始めたダイエット。

暑い中で運動をするので、当然ものすごく汗をかきますが、水を飲むことで一時的に体重が増えるのも怖く、水も飲まずに運動していました。

 

実際、脱水症状とか、熱中症になってもおかしくない、結構危ない状態だったと思いますキョロキョロ

 

 

 

当時私の両親は、私がどれくらいの時間を運動に費やし、

どれほど少量の食事を摂っているか、ということを、全く知らなかったと思います。

 

 

父はほとんど家におらず、食事を一緒にすることも少なかった。

母も仕事で家にいない時が多く、私と弟は、自分たちだけで家にいる時間が非常に長かったのです。

 

朝食も子どもたちだけ、昼は給食で、どれだけ食べた/食べていないというのが知られるはずもなく、

夕食も、私が作って、「私は先に食べた」と言えば、疑われる理由はなく。

 

 

母は、この子なんだか痩せたわね? くらいに思っていたかも知れませんが、

まさか、そんな過激なダイエットをしているとは知らなかったと思います。

 

 

いや、むしろ、母自身が少々ぽっちゃり体型で、若い頃はそれがコンプレックスだったらしく、

「あなたは痩せてていいわね」「太ってて、いいことないのよ」のように言ってくることで、

私の痩せ願望に拍車をかけていたのが母だったということさえありえます。

 

 

 

ダイエットを始めて半年ほどたつ頃には、

下剤も服用したり、食べていないことを指摘されないよう他人と食事をすることを避ける。

どうしても人前で食事をする際には、食べるフリをするということさえし始めていました。

 

拒食症が始まっていたと思います。

 

 

 

 

誰のせいにするわけでもないのですが、

親がこのあたりで私の行き過ぎたダイエットに気づいて、止めていてくれたら。

 

だって私は、自分がどこか行き過ぎ始めたという自覚がなかったんです。

 

 

そもそも当時の私は、ものすごく痩せていたわけではなかったかも知れませんが、決して、’太って’いたわけではないと思います。

 

中学1、2年生の頃。

思春期に入り、第二次性徴も始まり、体重も脂肪も増えて、女性として身体つきが変わっていく、当然のとき。

 

背も高かったし、生理も始まり、大人として変貌していく段階だったのに、

まだ小学生の体型の同級生と自分を比べて、’私は太っているんだ’って思ったのは、

今思えば何も知らなかったんです。

 

 

1日中考えているのは食べ物のこと。

 

なのに、食べて体重が増えるのが怖くて、ほんの少しの食べ物でも食べることができない。

 

 

1日に何度も体重計に乗り、ガリガリの自分を鏡で見て、満足でもないのだけれど、太るのは怖い。

 

ダイエットを始める数か月前に来たばかりの生理も、止まりました。

 

 

 

もしくは、母も本当は、なにかおかしいと気づいていたのかも知れない。

 

 

 

けれども母も、

未だに不在がちかつ職も収入も不安定な夫(私たちの父)の代わりにフルタイムで家計を支え、

職場でも責任のある役職を任せられつつも、折りの合わない上司や同僚と意見の違いで悩み、

小学校高学年になって、問題児とまではいかないものの、友達関係などでトラブルを起こしていた弟のことなどもあり、

 

これまでずっと優等生だった私のことを、構っている暇がなかったというのが、正直なところだったのかも知れません。

 

 

 

 

そして今思えば、私の過度なダイエット→拒食症や、

”痩せていなくてはならない”願望は、

常に他のことで忙しかった母に、

私のことに気づいてほしい。

私を見ていてほしい。

 

という、無意識のサインだったのかな、とも、思うのです。(続く)

 

 

 

 

 

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