前回のブログで、夫の誕生日に義実家に行ったことを書きました。
義両親は我が家から車で1時間ほどの距離に住んでいて、
家族の誕生日だったり、父の日や祝日的なイベントのたびに、月に1~2度ほど会いに行きます。
義母は数年前までパートタイムで働いていましたが、持病持ちで車いす生活の義父の世話と、
次々と産まれる孫たちの世話や手伝いもしたいと(夫の兄夫婦の子どもたちと合わせて孫5人です)言って退職し、
それ以来、実際に手伝いに来てくれたり、子どもたちを預かってくれたりします。
娘たちの学校が長期休みになるたびに、上の娘二人は1週間近く泊りがけで遊びに行ったり、
↑のブログで書いたように、イベントのたびに全部料理・ケーキ作りをしてくれて、
本当にありがたいこと限りないです
でも最初からこんないい関係だったわけではなくて、
やはり文化・生活環境・価値観の違いで最初は受け入れられなかったりしたときもあり、
お互い色々と、理解し合ったり、歩み寄ったりした部分はありました。
小さなことで言えば、食事とか。
(義母が作るケーキ・スイーツは、最初私には甘すぎて、量も多すぎて、食べられなかった・・・)
食事も、美味しいのだけれどこってりで、無理して食べると胃が荒れる・・・
(豚の脂をそのままパンに塗ったものや、脂のゼラチン固めなど、チェコではご馳走とされるものが私には食べられなかったりもしました)
そのあたりは、夫と出会った当初に義実家に行ったりしたとき、出してくれる料理を残したら悪いと思い努力して食べようとしたものの、あまり好きじゃないということが伝わったのか、「食べられなかったら無理しなくていいよ」などと言ってくれたり、
むしろ「そうよね、あまり甘くても/脂多くても、健康に良くないわよね。さすがに、あなたは健康的だものね!」みたいに向こうが変えてくれたりもして、素晴らしく柔軟な義両親で本当に感謝しています
子どもたちが生まれてからは、これは義両親というより、初めての子育てで神経質になっていた私の問題だったと今は思いますが、
やはり子育ての仕方や子どもへの接し方で、ちょっとピリピリとなったときもありました。
けれどもそれも、彼らなりに手伝ってくれようとしていること、
そして私も小さなところにこだわって、私にとっての’完璧’な子育てをしようとしていたということに気づいてからは、
絶対譲れないところだけは伝えて、あとはもう見ないふり・・・
にするようにしてからは、お互いにぐっとラクになりました
一人ねんねを目指していた一人目の時は、義母が抱っこで長女を寝かしつけるのにピリピリしたりしていたのですが、
「おばあちゃんは、孫を抱っこしたいんだよね、まあいいや!」そして、
「むしろ私も、こんな小さいときは今しかないんだから、抱っこで寝せちゃえ」と思うようになってからは、
各段にラクになりました~
私にとって、食事は大切なことだったので、そこは伝えて尊重してもらいましたが、
2人目、3人目になってからは、私自身が一人目のときより断然リラックスしたこともあって、
あんなに長女のときには、「甘いものや味の濃いものは1歳までなし!」とかって思っていたのが、
2人目・3人目はどんどんそれが緩く&早くなり、なんなら離乳食もぶっとばして最初の食べ物がかぼちゃの煮物とか(笑)だったので、
私のこだわりも、クエスチョンマークつきですが
今でもまあ、子どもたちを預けると、’私だったらさせないなあ’ということや、
’食べさせないなあ’’見せないなあ’という食べ物やテレビ番組はありますが、
子どもたちが色々理解できるようになってきた年頃になってきたというのもあって、
「おじいちゃん、おばあちゃんのうちにいる時は、たまにだから、特別ね。
うちにいるときとは、違うよ」とお互いに確認しあって、バランスをとっています。
向こうも、私がこだわるところは理解してくれていて、それをできる範囲で尊重してくれたり、
自分たちも影響を受けて変わってきたりしているので(特に、食事面・健康面)、
彼らの柔軟な姿勢に本当に、ありがたいと思うし、感心します。
でもそんな柔軟な義両親にも、今回行ったとき私と夫が彼らに伝えたことは、
受け入れられなかったらしいです・・・。
というかむしろ、
本気にしてもらえなかった。
え? そんなびっくりなこと言ったつもりないんだけど??
と、私と夫のほうこそびっくりなんですが、
何を言ったかというと、
夫がパートタイムの仕事にすることを考えていると言ったこと。
(というか実はもう要求を出して、通ったので、来月から週3日勤務になるのですが・・・)
は?! おまえ正気か?!?!
と、義両親にそろって聞かれました。
「正気だし、本気だよ」と夫が答えたら、今度は私に向かって、
こいつ、冗談言ってるんだよな? さくらは、もちろん反対だろう?!
って。
「え、反対じゃありませんよ。むしろ私が、パートタイムにすることを薦めたんですよ」
って言ったら、二人して信じられない顔&ゼスチャー&言葉のオンパレード。
だってあなたたち、収入も減るんでしょう?
生活、大丈夫なの?!
から始まって、
パートタイムにして、その時間何に使うんだ?
家に週4日もいるなんて、することなくなるだろう!
と、することがなくなる心配に、
子どもたちまだ小さいのよ!
これから教育費がどんどんかかるのに、考え直しなさい!
と説得までされそうになり、
私と夫は、え~~~~??? と❔顔。(多分向こうも❔だらけ)
そして気づいたのは、
そっかー、私と夫は、新しい価値観の世界で生き始めてるんだけど、
そうじゃない人もまだまだいっぱいいる(というか、むしろそういう人の方が多い)んだな、ということ。
うん、夫が働く時間を減らせば、もちろん収入も減ります。
それは確かにそうだけれど、
私たちが今欲しているのは、
自分たちのしたいことをする、
家族と楽しく毎日を1日1日過ごす、時間。
忙しい仕事でストレスを抱えて、
毎日遅くまで働いたり、朝早く起きて仕事に行くのでは、
精神的にも身体的にもバランスを保つのが難しい、健康。
明日もしかして事故に遭ってしまうかも知れない。
地球が終わってしまうかも知れないという先の見えない世の中に生きていて(これは今に限ったことではありませんが)、
たとえ今死んでしまったとしても、悔いがなかった! と言える、楽しく生きたと胸を張って言える、自由な人生。
なんだよな~。。
もちろん、ね。
自由な人生を、楽しく、健康に生きるには、
お金もいるって分かっています。
これまでの世界観だったら、お金を手に入れるために、毎日コツコツと、汗水たらして、頑張って頑張って、働かなくちゃいけなかったんだってことも。
でも、これからはそうじゃないと、私は本気で思う。
これからはきっと、みんながみんな、自分の得意なことを、得意な方法でシェアして、必要としている人に届け、喜んでもらったことに対する対価を頂き、それで社会も、経済も、回っていく世界。
オンラインでやるヨガも、
オンラインツールを使ってするコーチングやセミナーも、
英語が得意な人が英語を教え、日本語が得意な人が日本語を教える、などまで。
えっ、こんなことでお金もらっていいんですか? って思うことまで、
必要としている人がいて、そこに届けているあなたは、その対価を受け取る価値があります
私がやっているインナーオリジンのアフィリエイトビジネスも、
使う人にも、生産者さんにも、地球にも、良くてためになる製品を伝えるビジネス。
エコや健康に関心がある人はもちろん、家族の経済的な安定・家計健康を整えたい人には、今のタイミングで始めることはものすごくチャンスなので、教えてあげるだけで感謝されるかも知れない。
ビジネス面で興味はないという人でも、製品を使ってみたら健康が改善されたり、元気になったりして、感謝されるかも知れない。
私は文章を書くのが好きなので、こうしてブログを書くことで発信しているけれど、写真や直接話す方が得意な人は、向いている方法でシェアすればよい。
興味が’まだ’ない人には届かないかもしれないけれど、必要としている人には、感謝され、そして更にその輪が広がっていく。
人々が、社会が、環境が、地球が、どんどん良くなっていく。
そのお手伝いをして、私自身や、私の家族も、潤っていく。
それが私には見えてきたからこそ、毎日会社に嫌そうに行く夫に、「辞めるか、せめて働く日数減らせば?」と言えたのも確かだし、
収入が一時的に減ることも、あまり不安に感じない。
将来的に大きな収入が入ってくるようになるということも信じているし、
むしろ夫が働く日を減らして、子どもや家事を手伝ってくれるようになれば、
私の勉強やビジネス活動への時間もより多くとれるし、むしろ成功は加速するんじゃないかと思っています。
もちろん、家計的に今入ってくる収入を急に劇的に減らすという選択ができない家庭が多いのも分かっているし、実際我が家だって、義母が言うように、これから子どもたちの教育費もかかってくるし、毎日の生活費だって当然かかる。
でも、何かが欲しかったら、まずどこかでスペースを作らなくちゃということを聞いて以来、すごくそうだなと思うんです。
夫が毎日働いていることで、月々得られる収入は確かに安定しているけれども、
それをどこかで変えない限り、残りの人生ずっと、コツコツ働いて、
時間がない、ストレスが多い、と言いながら生きていくことになってしまう。
夫自身も、ずっと、新しいスキルを学びたい、新しい仕事にチャレンジしてみたい、という気持ちがあった。
週3日勤務にすることで、彼自身に、その勉強をする時間、新しいことをやってみる体力・余裕ができる✨✨
そんなことを考えて、話し合って決めた私たちには夫がパートタイム勤務にする、ということが当然の成り行きだったのですが、
義両親にとっては全く理解できなかったらしくって・・・。
まあ、無理ないでしょうね;;
繰り返しになるけど、これまでの価値観だったら、
毎日仕事に行って、
相容れない上司や同僚に理不尽なことを言われストレスを溜めても、
嫌な仕事でもお給料をもらうのだから仕方ないと自分に言い聞かせ、
満員電車やラッシュアワーを我慢し定年までコツコツ働き続けて、家族を養うのが、
幸せだったのでしょう。
夫の両親は、確かに、チェコからほぼ無一文でオーストラリアに移住してきて、
ボロボロの家を別の家族とシェアして住むところから始まり、
古い家を自力で改築しながら夫婦共働きでコツコツ働いてお金を貯め、
息子二人を田舎町から大学へやってやっと今、退職生活を楽しんでいるわけで、
それが、彼らにとっては正しく、幸せであった、というのもきっとそうなんです。
今私と夫が、比較的安定した生活を送れているのも、彼らが夫をしっかり経済的にサポートしてくれ、大学に行き、ベースを作ってくれたからというのも確か。
だからやっぱり、ものすごく感謝しています。
が、義父は、働いていた環境のせいかどうかは分かりませんが、病気にかかり15年ほど前から車椅子生活。
義母は、好きな職で仕事をしていたので、働くのは楽しかった! と言っていますが(それならそれで、素晴らしいですよね!)、
夫は、子どもの頃の思い出は、両親がいない家でゲームをしていたことだけ(だけ、ということはないと思いますが・・・)と言います
もちろんそんなことは言わずに、私たちは、義両親に、私たちの人生をどう生きたいのか、決めたということを伝えました。
私たちは目前のお金よりも、家族と過ごす時間や、健康や、子どもたちとする経験が、欲しいんです、と。
そして義両親には詳しくは伝えなかったけれども(私がオンラインビジネスをしていることは伝えてあります)、
時間に余裕を作ることで、私のしているビジネスもこれからきっと成長するから、お金のことも大丈夫なんです、と。
分かって、もらえたかなー・・・。
私と夫だって、ここまでくるのに2年以上かかったから、
急には、無理だろうな・・・。
まあ、いいや。
出会った当初、私と夫や、お互いの家族が、お互いの文化や食生活に少しずつ慣れていったように、
見せて、体現して、証明するしかないかな。
私たちは、大丈夫です。いつも心配、理解、応援、ありがとう、って