父と母、夫と私・・・夫婦はxxxワーク | オーストラリアx日本3姉妹子育て&自分育て日記 ~自由に人生を楽しみたい~

オーストラリアx日本3姉妹子育て&自分育て日記 ~自由に人生を楽しみたい~

’頑張り屋長女’が摂食障害を克服し、オーストラリアで保育士→3女の母→在宅での仕事→大学生&通訳者になるまで。
そしてここからの、家族と自分の夢を叶える☆! 現在進行形の旅路を綴ります。
マルチリンガル子育て、異文化経験、心理学の話も登場☆

前回のブログで、父のことを書きました。

 

’女の子は、無意識に自分の父親と似たタイプを好きになる’

って言われますよね(言われない?)。

 

まあそこは賛否両論あるだろうし、

自分のお父さんが大好きで、まさに! 理想の男性はお父さんっていう人もいれば逆に、

お父さんのことが好きではなく、全然逆のタイプの人を選ぶ・・・

ってことも、あると思います。

 

私は、どうかな?ニコニコ

 

私の父は、

人生楽しむために生きている人。

 

 

楽しむことにお金を遣うことに、良くも悪くも抵抗がなく、

あまり貯金したり、後先考えないこともあったため、

母は父からの収入はあまり期待できないという苦労もしたようです。

 

自分のやりたいことがあると家族や子どものことも忘れて夢中になってしまい、

家族が待っていようが、子どもとした約束もすっぽかすということを何度もして、

’責任ある父親’としては、正直言えなかった面もありますが、

自分がきちんとしていなかった分(笑)、私たち子どもたちにも厳しくなく、

「なんでもやってみればいい! やりたいと思ったら、やってみろ!」

というのを、言葉でも、行動でも、思えばずっと見せてくれていました。

 

子どもの頃見た夢は叶ってた!のブログでも書いたように、

なぜか子どもの頃から海外で暮らす、ということに憧れがあった私に、

”中学・高校留学でもしたかったら、していいぞ。

お父さん、ついて行ってやるぞ”と言ったのも、父でした。
(というか正直言えば、父自身が、留学したり、海外で暮らしてみたかったのでしょう。

だから私が国際結婚をして、オーストラリアにも’家’ができたことを一番喜んでいたのは父なのかも知れません爆  笑爆  笑

 

 

趣味も多く、時間を忘れて自分の趣味に没頭することも多かった父。

仕事も、気に入らないとすぐ辞めて転職したりしていて、母としては気苦労も多かったようです。

 

自分が幸せなことが最優先なのが父だとすると、

 

母は、家族や社会全体も含めて、

みんなが幸せでいてほしいと考えていたような気がします。


それはそれで素晴らしい考えなのですが、

母は、自分のやりたいことは二の次にして、

子育てと家事と仕事を頑張って、

自分が我慢していればいい、と思っていたようです。

 

私の母に限らず、

家族をいつも最優先にして、家族のために頑張る。

自分にやりたいことがあっても、’自分さえ我慢すれば’って考えちゃう。

 

そんなお母さんたち、昔も今も、まだまだたくさんいると思います。

なにを隠そう、私もそうでした!

 

 

でも色々なきっかけや出会いを通して、

私は、家族や周りを幸せにするには、

まず自分が幸せでいることが本当に大切なんだラブラブラブラブ

と気づき、自分時間を作ったり、好きなことをすることを自分に許せるようになりました照れ

 

 

でも、じゃあ自分さえ幸せならばよいのかというと

そうではなく、

何事もバランスドキドキ合格コスモス

 

自分のことも大事にする、

そして家族のことも大事にする。

 

それがポイントなのね~と、

何年もかかったけれど、

分かったのです。

 

 

 

私の両親の場合は、

父が時に、”自分さえよければ”的な振舞いをしていたので、

余計母は’私が’頑張らなきゃ! と思ったのでしょう。

 

母だって、父がもっと家にいてくれて子育てや家事にも参加してくれたら、

自分時間もちゃんととって、やりたいこともあったはずなんです。

 

でも父に話をしようにも、そもそも家に帰って来ないなどの振舞いをしていた父とはすれ違い。

それに母は年々怒りと失望を感じ、

私と弟がある程度大きくなるまでは・・・と我慢していたようですが、

私が留学のために家を出て、弟がこれも全寮制の高校に入ったタイミングで、

父に別居を言い渡しました

 


父としては反論することもできす(自業自得ともいえます)、

10年の別居を経ても父と母の関係は修復せず、

私の両親は結局離婚して、今はお互いそれぞれの人生を楽しんでいるのですが。

 

自分自身が結婚し、家族を持った今、私が思うのは、

結婚生活を続けるには、

自分も、相手も、家族も、

お互いがお互いを大事にすることが大事なんだなって思います。

 

 

それで、最初のお題に戻るのですが(笑)、

 

 

 

私の夫は、このバランスがすごくとれている人です。

 

 

性格的にも、考えすぎて細かく計画をたて、

その通りに物事が進まないとストレスに感じてしまう私とは違って、

夫は”何かがうまくいかないんじゃないかと前もって心配したって意味がない。

そうなったらそうなったときに対処を考えればいいのだし、

物事を全部決めた通りにするなんてつまらないじゃないか”という、

いわば楽天的というか、チェコ生まれだけどオーストラリア育ちのオージー観そのものの、
未知のことに対してワクワク感を楽しめちゃうタイプ。

 

お金のことに対しても、私がお金がなくなるのを心配して安物でケチる節約しようとすると、

”明日死ぬかも知れないのに、これが最後の晩餐でいいの?”と諭して(?)くる人。

(そう言われると、そうだね・・・と思って散財して考えなおしてしまう単純な私笑い泣き

 

 

そんな夫は、義母の美味しいチェコ料理で育ったこともあり、食べ物や運動の、

健康面は出会った当初はちょっと大丈夫? という面がありえー

私は、食育に熱心だった母の影響と、自分自身もスポーツをやっていた経験から、

そっち面での改善を夫に提供してあげることができ、

夫は私と暮らし始めてから、10kg以上体重が減り、運動力も改善しましたグッド!ウインクおにぎり鍋きのこにんじんサラダ

 

 

そんな、タイプ的には違うんだけど、

違うからこそ夫と私はいいコンビ音譜ウインク音譜

 

3人の子どもたちがまだ幼い今はなかなか’夫婦’としてのカップルタイムはとれないのだけど、

今はそういう時期なんだと思って、子どもたちに対する’両親’という’チーム’として、

一緒に子育てをしています。

そんな今でも、夫は、自分のしたいことに使う時間を確保することは欠かしません

幸い、夫のしたいこと、というのが、家の改築だったり庭仕事だったり、

家族の役にもたつことだから幸いというかむしろありがたく、うまくいっているというところはありますが、
週末のうち1日は、子どもたちは適当にあしらって、自分の’プロジェクト’に専念。

 

以前は、周りの家庭が”週末は家族でxxしました☆”とか、”OO行きました”ていうのを聞いて、

週末は家族で過ごそうよ、なんて言ってたんですが、無理にカタチだけ一緒にいても、

逆に楽しくないし、夫が本心では”あ~、あれやりたいな・・・”なんて思ってるのが感じられて、

ケンカになっちゃう! ということを何度か繰り返し、

比較的普段から家族で過ごす時間も多いし、我が家は、

 

もしお互いがやりたいことがあるなら、週末に無理して家族で過ごす必要はない

 

私と夫で交代で、’自分時間’を確保することにしよう

となったのです。

 


基本的に土曜日は、娘たちの習い事があったりして、外出している時間も多い。

夫は、1週間仕事をしながら、自分の’プロジェクト’ができる週末を心待ちにしているので、

私が子どもたちを連れて出かけたり、友達と会ったりする私担当

 

 

日曜日は、続く1週間、私が子どもたちと過ごすのにエナジーチャージをしたいこともあるし、

夫も’プロジェクト’で壁にぶつかったりしてちょっと休憩が必要な場合も多いので、

子どもたちを連れて公園に行ってもらったり、義実家に行ってもらったりで、夫担当

 

 

私はこの日曜日を、以前だったら、

家の片付けをしたり、

続く1週間の夕食の作り置きをしたり、

子どもたちの服の衣替えをしたりと、

家事をする時間にあてていたんです。

 

が、いや待て!!! 

それ、私の本当にしたいこと?? 
違うじゃん!!

 

と気づき、自分に自分のしたいことを赦す準備ができてからは、

思いっきり読書したり、

普段だと子どもたちに邪魔して1曲も弾ききれないピアノを思う存分弾いたり、

友達と子どもなしでランチに行ったりと、

自分の楽しむことに使いだしたら、

 

帰ってくる夫や子どもたちにも、

ぐーんと優しくなれることを発見したのです照れ照れ

 

 

以前は、疲れた私がイライラして夫や子どもに当たる・・・。

というのが多かったのですが(今もゼロではありませんが)、

この自分時間確保と、家族サービスバランスをとることで、

私と夫はうまくチームとして機能していますグッド!

 

夫婦は、そして家族は、チームワーク!

 

世のママさんたち、

自分時間を確保してハッピーでいるのも、

家族というチームを回す、大事な仕事ですよおねがいおねがい