「早明浦ダム」は、四国のへそと言われている
高知県土佐町にあります。
計画では、「今治駅」からJR特急しおかぜ号に乗り、
高松の「多度津駅」でJR特急南風3号に乗り換え「大杉駅」へ。
この多度津から高知に向かう土讃線(ピンクの線)は、
途中「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」という
風光明媚な渓谷沿いを通っており、
それを見るのが楽しみでもありました。
有名な「祖谷のかずら橋」も、この沿線近くです。
そこからタクシーで「さめうら荘レイクサイドホテル」へ。
①(JR特急しおかぜ号)
今治駅 7:56発
多度津 9:15着
②(JR特急南風3号)
多度津 9:04発
大杉 10:57着
③(とさでん交通バス)
大杉 11:38発
田所出張所 12:04着
④(タクシー)
田所出張所から「さめうら荘」
予定では、お昼過ぎに目的地である「早明浦ダム」に到着のはずでした。
そう、予定では。
2020.7.26
前日は、今治の妹の家に泊まらせてもらい、
駅まで車で送ってもらいました。
そして、前日の夜、事前に調べていたお得切符を購入!
前日までの雨もやみ、何ごともなく時刻通りに電車は出発しました。
電車に乗れば、一安心。
これで、念願の「早明浦ダム」へ行けると思いました。
どこの駅だったでしょうか?
新居浜?だったっけ?
持参していた本をしばらく読んだあと、
乗り換え駅の「多度津」という音が耳に入ってきたので、
車内アナウンスに意識を集中しました。
な、なんと、
大雨の影響で、土讃線の途中の駅から不通になっている・・・
私が向かおうとしている駅よりも、ずいぶん手前の駅で。
復旧は、いつになるかわからない。
え~~、頭が真っ白になりました。
「もしかして、今日早明浦ダムに行けない?」
などと、不安と絶望が押し寄せてきました。
いかん、いかん・・・
どうにかして行く方法を考えなば・・
思いつくまま、スマホで調べますが、
時間的に迫っている「多度津駅」でとりあえず降りるのか、
違う方法を考えるのか、
手が震えてしまって思うように進みません。
そんな中、思いついたのが、
このまま電車に乗って高松まで行き、
高松から高速バスで高知に行き、
そこから早明浦ダムまでのアクセスを考える。
調べたら、とりあえず高松から高知までのバスはあります。
そして、どうにか夜までに着けば良しとする。
夜までになら、どうにかして行けると思ったら、
ずいぶん落ち着きました。
それにしても、
こんなアクシデントに遭遇したことは初めてです。
高松駅から高知駅への高速バスも、
新型コロナの影響で間引き運転で、
高松駅でも2時間待ち。
やっと乗れた高速バス「黒潮エクスプレス」は、11:36発。
約2時間の走行中、
どうしてこんなことになってしまったのだろうか?と、
自問自答しました。
バスの窓から
「やっぱり、あれなのかな?」
実は、ちょと気になっていたことがありました。
それは、私が実家に帰っている時に、
関東のご神事仲間が、神事を始めていました。
その報告を聞いたとき、かすかな気づきがあったのです。
それは、
ご神事をする場合、
その土地の神様(神社)に順番に挨拶していくとのですが、
お仲間が、その神様(神社)と順番を話した時、
「あれ、早明浦ダムでの祈りはどうなんだろう?」と思ったのです。
それで、早明浦ダムのある土佐(高知)の一宮を調べたのですが、
お参りするとなると、
一旦高知市に入ってそれから早明浦ダムに向かうことになり、
大遠回りになってしまうのです。
はやる気持ちを抑えきれなかったのと、
正直、面倒くさいって思ってしまい、
「これは正式なご神事じゃないしな~、
興味本位・好奇心からの観光みたいなものだから・・・」と、
気づきを無視して、勝手に自分で解釈して決行してしまったのでした。
だから…
高知市に行かなければならないような目にあってしまった。
つまり、この行動はご神事扱いになっていて、
ならばきちんと土佐一宮「土佐神社」にご挨拶をしてから
早明浦ダムに向かわなくてはいけなかったのではないか。
そう結論付けました。
それさえも、自分の勝手な解釈に過ぎないのですが、
ここまで来たら、お参りしないわけにはいきません。
この気づきを無視したら、早明浦ダムにはたどりつけないと思いました。
高松駅で、ホテルに到着時間の変更と事情を電話して伝えた時に、
高知駅から早明浦ダムへのバスの時間を調べて教えてくれました。
15:32発
バスが高知駅に着いてから、2時間弱。
その時間内で「土佐神社」参拝するには、
タクシ―を使うしか方法がありません。
タクシ―を使って、参拝中は待っててもらって、
帰りもそのタクシーで戻ってくるという方法しかない。
いくらかかるんだろうか、との一抹の不安はありましたが、
この日本で、ぼったくられるようなこともないでしょうし、
もうそんなことを心配している場合でもありませんでした。
タクシーに乗車すると、
高速バス走行中から降り始めた雨が、
強くなってきました。
つづく






