捨てることへの拒絶反応が出ています | 捨て活で家も頭もスッキリして認知症予防!

捨て活で家も頭もスッキリして認知症予防!

40代看護師です。
「捨てられない世代」の両親が暮らす実家の片付けを通して、看護・介護の面から片付け・捨て活の必要性をお伝えしていきたいと思っています。ぜひお読みいただけるとうれしいです!

去年の秋ごろから、母の腰痛を考慮して、母の部屋にベッドを置くために、かなりの時間を費やしてモノを捨ててきました。


母の部屋にあった大きな本棚を私の手違いで年末に粗大ゴミに出せなくなってしまい、姉と2人でようやく捨てられる、と思っていたら、

父から
「何でもかんでも捨てちゃって!本棚を捨てるなんて聞いてない。ないと困る!」

と、今同居している姉にくってかかったそうなのです。

もともとは年末に捨てる予定で、何度もその話はしていたのですが、忘れてしまったか、受け入れるのを頭が拒否しているのか、「聞いてない」の一点張。
父も母が動けなくなって以降のトイレ介助と睡眠不足による疲労のせいなのか、とにかく他人の話(本人の意向に沿わない内容)を受け付けなくなってしまいました。
新しいことや自分たちの考えと違うことは、私が話していても聞こえていないようです。

いくら捨ててもモノが減ったという気がしないほど、家の収納や隙間という隙間にモノを詰め込んでいるので、業者さんに頼んだらかなりの金額がかかると思います。
なので、私たちもできるだけ元気なうちに片付けておこうと思ってやっているのですが、父と母にはまったく伝わらず、むしろ余計なことをするなと言われている状態。

こういう場合、皆さんならどうしますか?
年老いた両親が捨てなくて良いというなら、そのままにしておくべきか、わかってもらえなくてもとにかく説明はして捨てるか。

どちらにしても結局片付けるのは私たちなので、どうせやるなら自分が1日でも若いうちに早くやりたいです。


母は先日「100歳まで生きる」と豪語していたので、もし本当にそうなったら私は60歳、姉は70歳を超えてしまいます。


いっそのこと業者さんを呼んで、家全体のモノを廃棄した場合の料金を査定してもらい、実際にかかる金額を見せて納得させるとか?

お金のことを気にしている父にはこの方法が効くかもしれない、と本気で思っています。