どうも。
たまに東京に行くと、「ICOCA」と言うめっちゃ関西弁な名前の交通系ICカードが使えるのかちょっと不安になるbelair58がお送りします。
勿論、ICOCAは関西だから60ヘルツ専用!なんて事は無く東京でも使えます。
さてここからが本題。
前回の投稿でベルエアのプラス側バッテリーケーブルのクランプが割れた話をしまして、もう交換自体は終わっているのですがその辺りは写真が出来てきたら改めて紹介します。
今回のネタはこちら。
こちら、今メイン・・・と言うか単に一番手近な所に置いてあるフェンダーストラトキャスターの1958年仕様なのですが、最近ドラムばっかりだったのでたまには弾いてみようか・・・と、劣化していた弦の交換をする事にしました。
ギターはやっぱりちょこちょこ弾いておかないとせっかく覚えた曲とか忘れちゃったりしますからね。
昔、Deep PorpleのMistreatedと言う7分以上ある長い曲を弾けるかどうかは別として一応一通り覚えてはいたのですが、長い間弾いていない間にすっかり忘れてしまっていました(泣)。
それはさておき弦の交換ですが、いつものフェンダー純正09-42のライトゲージを使います。
これ、フェンダー純正ですが作っているのは恐らくダダリオではないかと。
交換が終わったらこちらもいつものピーターソンのストロボクリップでチューニングです。
このストロボクリップ、今は新しいタイプが出て液晶がカラーになって見易くなったみたいですが、今使っているのでも特に使いにくくは無いので買い替える程では無いかなと。
とここで急に話は変わってこちら・・・
このブログでは久々登場の1959年発売、ハミルトンエレクトリックサターンです。
これ、長い間使っていなかったので久しぶりに使ってみようとしたんですが動かなかったんですよ。
なので顕微鏡でムーブメントを見てみると、バランスウイールの接点が汚れている様子。
そこで、以前このブログで紹介したように接点のクリーニングをやろうとした訳ですが、以前は時計用の精密マイナスドライバーを使ってクリーニングしていました。
でもあれではドライバーの横の部分って結構ツルツルしているのでカーボンが付いた程度だったら取れるのですが、酸化した金属がこびり付いたような状態だとなかなか取れなかったりするんですよね。
そこで何か他にもっと効率良く汚れをかき取る感じの物は無いか?と、試しに模型で使っている0.3mmのドリルをピンバイスに付けてやってみると、ドライバーの時よりは良く汚れが取れて無事に動くようになりました。
そこでもう1本、1957年発売のバンホーンも接点の汚れでちょくちょく止まるようになっていたので掃除しようとしたのですが、ドリルは先端まで太さが変わらないのでドリル自体に隠れて掃除している部分が見辛いんですよ。
なので何か細いスティール線か何かの先端を削って細く出来ないか・・・
と考えた所でこれですよ。
話がギターに戻って来ましたが「丁度ええのんあるやん!」と用意したのがギターの3弦の切れ端ですよ。
ギターの弦の交換をする時は長さをカットして調整しますから、毎回切れ端が残ります。
その中で3弦が太さ0.016インチ(約0.4mm)で丁度良い感じだったので・・・
1インチにカットして・・・
それをピンバイスに取り付けて先端をやすりでテーパー状に削ります。
やすりは先端に向かって一方向に削る感じでやすり目を縦に残すようにします。
それを使ってクリーニングしてみると・・・
先端を細くした分かなりクリーニングしている部分が見易くなりました。
と言う訳で取り合えず今までで一番使い易いのでこのまま使ってみる事にします。
先端の形状は今回は円錐にしましたが、四角錐にしてみるとか色々試してみると面白いかも知れません。
camera:Canon F-1 + Kodak Portra 400 film