皆様、あけましておめでとうございます。
以前は年賀状のイラストを描きながら年明けなんて事がよくありましたが、ここの所イラストに描いた物を他の物とディスプレイして写真を撮るパターンになっているので、フィルムを撮り終わって現像プリントに出す時間を計算に入れてもう11月頃から制作を始めて12月になる頃にはあとははがきに印刷するだけ・・・と余裕をぶっこけるようになっているBelAir58がお送りします。
と言う訳で2024年の年賀状がこちら・・・
今回は今から60年前の1964年をテーマに、1964年型シボレーインパラを描いてみました。
1964年のインパラと言えばどうしてもローライダーに改造されてしまった車のイメージが強いのですが、私はあくまでオリジナルのファクトリーストックの良さを推して行きたいので、1964年当時の空気感を感じれる物を周りに置いてみました。
今回、1964年をテーマにする事に決めたのは良いのですが、イラストの周りに何を置こうかとかなり悩みまして、どうしたものか・・・当時のパンフレットなどをebayで探していると、右下に置いてあるGeneral Motorsと書かれた冊子、これは1963年のGMのアニュアルレポートと呼ばれる1963年1年間の事がまとめられた物なのですが、これの手前の1964年型GM車の背景の建物に目が留まりました。
「何やこの建物は？めっちゃ格好ええやん！」
とこれは何なのか調べてみると、1964年から1965年にかけてニューヨーク万国博覧会が開かれていて、その時のGMパビリオンだと分かりました。
それならそのニューヨーク万博関連の物も置いてみようとebayを見てみると、恐らく当時GMパビリオンで配布されていたんであろうパンフレットやコップなどをまとめて出品している人が居たので入手しいくつか置いてみました。
後は1964年シボレーのカタログやこんなの持ってても絶対使わない・・・と言う1964年型インパラのホーンリングも置いてあります。
今回の"24"の文字は左下のカタログに書かれた"64"のデザインが気に入ったので、それを元にして"24"にアレンジしてみました。
前回の投稿で紹介したラディックのスネアは1966年製ですが、1960年代つながりで丁度手元にあったので強引に登場していただきました（笑）。
ちょっとイラストが小さめなのでイラストのアップの写真も載せておきます。
一般的にはインパラは2ドアクーペが人気ですが、私はあくまで4ドアセダンが好きなので4ドアハードトップのスポーツセダンを描きました。
当時の事は生まれる前なので分かりませんが、こう言う車が日常の風景の中に溶け込んでいたんでしょうね。
所で万博と言えば2025年の大阪・関西万博、色々言われていますが個人的には楽しみにしています。
何と言っても当時2歳、1970年の大阪万博には行っていて、今思い出せる一番古い記憶が動く歩道を渡っている情景ですからね。
一生のうちに2回も大阪万博に行ける機会はなかなか無いのでは？と思います。
と言う訳で今年も「誰が分かるねん！」なMANIACなブログにお付き合いくださいませ。
1 1 2024
camera:Canon F-1 + Kodak Portra 400 film