AMT 1958 Impala フロントサスペンション編 Vol.2 | ENIAC MANIAC Ⅱ

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アメリカンビンテージが大好きです。

それでは前回の続きです。

 

サスペンション関係を加工している時に何気に

 

「そう言やぁ、ボールペンに付いてるスプリングって丁度ええ大きさちゃうかったかな?」

 

と、模型のシャシスプリングにボールペンのスプリングが使えそうな気がしたので調べてみました。

 

 

写真の無重力空間では書けなくなる方のフィッシャーボールペン、これの部品が色々使えるので地球上でも書けなくなった物も捨てずにそのまま残してあるのですが、それのスプリングを取り出してキットのスプリングと比べてみます。

 

キットのスプリング、短い方がフロントで長い方がリアなのですが、長さ的にはカットすれば使えそうです。

 

それにキットのスプリングは左巻きで再現されていますがボールペンのスプリングも日本では特注しないと手に入らない左巻きです。

 

 

太さ的にも丁度良い感じだったので「これは使える!」と盛り上がったのですが、実車のスプリングは何と右巻きでした(泣)。

 

まぁでも、右巻きのスプリングを自作してもこんなに綺麗に巻けないだろうし、右巻きとか左巻きとか私が説明しないとパッと見ただけでは分からないと思うのでこのまま使う事にします。

 

 

あとフロントサスペンション関係では成型時のヒケを防止する為なのか、アッパーアームのシャフト辺りに大きな穴が空いていて組み上げてからも見えるんですよ。

現状でもまだ少しフレームにヒケが出来ていますね。

 

なのでランナーを切った物で埋めてなおかつショックアブソーバーのアッパーブラケットっぽくしてみる事にしました。

 

 

ランナーを削って穴に入るようにし、この後作るショックアブソーバーのシャフトが通る穴を開けたらどんな形に削るのか印を入れておきます。

 

 

そしたら実車のブラケットの形に近くなるように削って行きます。

 

 

削った物を取り付けると大体良い感じになりました。

 

 

現状出来ているヒケもパテで埋めておきます。

 

 

それからここまでやったんならアッパーアームのシャフトの欠けた部分も作れないか?と作ってみる事にします。

 

プラ板を削って柿ピーっぽいのを作ります。

 

因みに私はむしろピーナッツが入っていないのが好きなので「亀田の柿の種ピーナッツなし」をよく食べます。

 

 

それはさておきその柿の種っぽいのを取り付けるとこんな感じ。

 

まぁ、ちょっと大きすぎる感じもしますがこれがあると無いとでは大違いだと思います。

 

 

次にシャシスプリングに金属スプリングを使うとなれば中を通るフロントショックアブソーバーは見えるので作る事にします。

 

まずは1.6mmのプラ丸棒をそれらしく削ったら・・・

 

 

0.4mmの洋白線でシャフトを作ります。

 

仮組みしてみるとこんな感じ・・・

 

 

大体イメージ通りになったのでフィッシャーボールペンのスプリングを切って組み込んでみると・・・

 

 

まぁ、スプリングの隙間からショックアブソーバーが見える感じが再現されていて良いんじゃないでしょうか?

 

と言う訳でフロントサスペンションは一旦これで置いておいてシャシの塗装→リアサスペンションと続く訳ですが、リアサスペンションはこれまた色々考え過ぎてまだ完成していないので進展があったら記事にしたいと思います。

 

camera:Canon F-1 + Kodak Portra 400 film