こんばんは
続きの記事の途中ですが
今日は映画レビューをUPします
映画は定期的に観に行っていますが
最近は神社参拝に注力しているので
レビューは久しぶりとなります
はい
「君たちはどう生きるか」を観てきました
タイトルと1枚のイラスト以外は
事前情報一切なしという今作
私は劇場で流れる予告編を観て
「あ、この作品は観たいかも~」っと
決めることがほとんどなので
予備知識なしに作品を観るのは
めちゃくちゃ久しぶりでした!
とはいえ、推しのYouTuberさんが
後日ガチガチの考察をします!
っと言っていたので
そのチャンネルが得意としている分野に
近い要素があるのかな?っと
私が勝手に判断しての鑑賞でした
観終わってからネットで皆様の感想などを
読んでみたところ
これは宮崎駿監督自身の生涯や
これまでの作品が監督にとって
どのようなものだったのかを表した自叙伝
っと言うような感想が多い様に感じました
確かに劇場前のパネルも
こんな感じになっていましたからね
それで私の感想ですが
ネタバレになる部分があるので
知りたくない方はここまでにして下さい✋
私はこの物語は「日本神話」のメタファーで
前半は現世の話、後半は常世の話なのでは?
常世と現世の境「黄泉比良坂」の役割が
お屋敷に建つ不思議な建物ではないか?
っと思った次第です
その理由はいくつかありますが
もう主人公の眞人(マヒト)という名前が
前王朝、王家や帝家の姓ですからね
(呪術廻戦も思い出したけれど)
少しあらすじを書くと
眞人の母親は冒頭に戦争による火事で
亡くなってしまいます
戦火から逃れるため父親と地方に疎開
その地で待っていたのは父親の再婚相手
眞人の母親の妹であり名前は「ナツコ」
この母方のお屋敷がまた神社っぽい
入口の柱には昇り龍と降り龍の見事な彫刻
大社造りの屋根も目にとまりました
さらにナツコは妊娠していて
後半では大叔父の住む世界
(私の考えでは常世)にある産屋へ
引きこもります
この事からも何となく
イワナガヒメとコノハナサクヤヒメ
もしくは
トヨタマヒメとタマヨリヒメを
連想しました
それから
大叔父の住む世界は「石」と契約していて
亡くなった人が住んでいたりします
生まれ変わり(輪廻転生)の様な描写もあり
「これは常世だよね~」っと
さらに
金色の柵の先に大きな石を組んだ墓があり
それはどう見ても磐座ですし
大叔父のいる玉座?に行くには
光の洞窟(参道?産道?)っぽい道を進み
緑あふれる区画を越えてやっと辿り着き
そこには空に浮く大きな石の塊?があり
何だか「天の磐船」みたい…
最後は大叔父の世界から脱出し
建物は崩れ入口は閉ざされてしまうのですが
これはイザナギとイザナミの話に近いかも?
他にも色々と気になる描写があり
んーやっぱり日本神話ちょっとあるよね?
っと新海誠監督みを
感じずにはいられませんでした
うん、普通に観ると
少年の成長を描いているのが伝わります
架空世界から逃れられなくなった大叔父は
自分の役割を眞人に継がせようとしますが
眞人は断ります
架空世界での出来事が眞人を成長させ
矛盾や嫌な事のある現実世界でも
全てを受け入れて友達と共に生きていく
という選択をするのです
では、君たちはどういう選択をしますか?
っというタイトルなのかなぁ~っと
観終わってからもモヤモヤして
何をどう解釈したら良いのやら?
何とも言えない重苦しいような
割り切れない感覚…
まあ、ほぼほぼわけがわかりません
それでも「わからないを楽しむ」ことは
めちゃくちゃ出来るという(笑)
鑑賞した人に多重的な解釈を許す…
という点では
優れた物語なのではないでしょうか
ぜひ、劇場へ
あ、そうそう
これから観るかも知れない作品は
「トランスフォーマービースト覚醒」
それから「SANDLAND」
「KINGDOM運命の炎」は必ず観ます!
他にもガンダムSEEDもあったりして
楽しみな作品が続々と公開になるなぁ