-Super nova- | みな1824 ~ハートに今を刻もう~

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こんばんは。

タイトルのスーパーノヴァですがFF7のセフィロスの技の話ではなくw
BUMP OF CHICKENの曲の話でも、今回はありません。

日本語ですと「超新星」
だからと言って、韓国のダンスヴォーカルグループの話でもないですw

はい、オリオン座のベテルギウスの話です。

去年の、9月~10月頃に「ベテルギウスの超新星爆発がもうすぐ」とか
「オリオン座のかたちが変わる」とかって、ちょっと騒がれていましたよね。

私もその頃、超新星爆発についてプラネタリウムを観ましたもの。


オリオン座とは…以下Wikiより

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

オリオン座(Orion)は、トレミーの48星座の1つ。ギリシャ神話における登場人物オリオンを題材とした星座。

天の赤道上にあり、おうし座の東にある冬の星座。中央に三つ星が並んでいるのが目印。
大きく明るい星が多いため、特に有名な星座であり、しばしば文学作品などにも登場。
冬の星座であるが、夏の夜明け頃にも見ることができる。

オリオン座は他の星を見つける目印にもなる。シリウス(α Canis Majoris)はベルトのラインを南西へ拡張することによって見つかる。
アルデバラン、プロキオン、ふたご座もオリオン座を基準にして見つけることができる。

α星は、全天21の1等星の1つであり、ベテルギウスと呼ばれる。
ベテルギウスと、おおいぬ座のα星シリウス、
こいぬ座のα星プロキオンの3つの1等星で、冬の大三角を形成する。

β星も、全天21の1等星の1つであり、リゲルと呼ばれる。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

はい、ベテルギウス出てきましたね。

ベテルギウスはオリオンの右肩に位置する赤く輝く恒星。
太陽の20倍の質量を持ち、直径は太陽の1千倍もある非常に大きな星で
赤色超巨星と呼ばれているそうです。



赤色超巨星(せきしょくちょうきょせい)っていうのはね、
直径が太陽の数百倍から1,000倍以上あって、明るさは太陽の数千倍以上(全エネルギー放射は太陽の3万倍以上)ある恒星のことを言うんだって。

そもそも、恒星は核融合反応で輝いていて、燃料の水素が燃え尽きると一生を終えるんだけど
質量が大きい星ほど、燃料を沢山必要とするから消費も早いし寿命も短くなる。

つまり、ベテルギウスって相当大きくて最期が近い星ってことなのだ。

一般的に恒星の最期には2つのパターンがあるらしくてね。

燃料の水素が燃え尽きると…

比較的小さな星は、膨張と収縮を繰り返し表面のガスを放出しながら重い核だけの白色矮星となる。

大きな星は、中心に鉄の核ができ、核自体の重力によって内側に崩壊する。
この時に色んな物質を放出しながら大爆発を起こすと言われている。

これが超新星爆発…『Super nova』なんですね。


ところで、ベテルギウスって地球からどのくらい離れているの?って思いますよね。
約640光年、光の速さで640年もかかる距離なのです。

つまり、今、私達が見ているベテルギウスの姿は640年前のモノってこと。

1374年(日本は室町時代だよね)に、もし超新星爆発を起こしていたとすれば
今日、いや明日にも見られるかも知れない。

639年前なら来年に、630年前なら10年後に、540年前なら100年後に…

「なんだ全然先じゃん!」って思うわねw

ちなみに太陽は1億5千万キロメートル、光の速さで8分20秒の距離。

ベテルギウスがいかに遥か彼方の星であるのかがわかりますね~



ただ、近年、NASAでもベテルギウスが変形している観測写真を公開していたり
実際に直径が十数年前から比べて15%も縮んでいるそう。

ベテルギウスが星の一生を終わらせる「超新星爆発」をいつ起こしてもおかしくない状態なのは確か。
それが、宇宙規模の話じゃなくて、人間的規模で迫ってきているってことみたいw

でね、ベテルギウスが超新星爆発を起こすとこんな感じ、っていう動画があったので貼ってみました。

満月よりも明るく輝き、昼間でもその姿を観測することが出来るらしいの。



オリオン座の一角や冬の大三角がなくなってしまうのは
ちょっぴりさみしい気持ちになりますね。


さ、暗くなってきました。
東南の空に輝くオリオン座「ベテルギウス」を見上げてみませんか?

今、まさにSuper novaの輝きが、地球に向かってきているところかも知れません。









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