かっこええええかっこ | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

関西弁で言うところの「ええかっこしいの人」は、どうも苦手です。

もちろん誰しも「ええかっこ」はしたいものですし、それが自分の為ではない誰かの為の「己を押し殺したええかっこ」であるならばとても立派だと思うのですが……ただ自分を大きく見せたいが為の「利己的なええかっこ」は、それが少しでも透けて見えてしまった途端に、一気に白けてしまうのです。

「ええかっこ」は、大々的にアピールせずに黙々とやるからこそ、「かっこええ」のだと思います。

ということを、あるかっこええ先輩の行動を見て、改めて思った次第です。