2017年最後の日記 | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

どうも、どうも。

独演会を終えてからもバタバタで、加えて今月半ばに傷めた腰がまだじわじわと痛む故、僕自身は全然それどころじゃなくって何の実感も沸いてないんですが…今日は大晦日ですよ。
…よく考えたら、えらいこっちゃですよ。
新しい歳を迎える準備を、何にもしてませんよ、僕!


でもまぁ年末忙しくさせて戴けているというのは、有り難い事であります。
何より嬉しかったのは、25日~今日までの、繁昌亭昼席出番を戴いた事。
お陰で「大晦日まで毎日落語ができる」という、幸せな年末を過ごさせて戴けました。
その上今日は繁昌亭昼席の後、茨木市で「仏団観音びらき」のイベント(二回公演)に出演するのですよ。
…よく考えたらこれも、えらいこっちゃですよ。
ただ座ってるだけでも腰が痛いのに、ダンスまで踊らなきゃならないんだよ!


思い返せば、今年は悲しい事や苦しい事のたくさんある年でした。

とりわけ愛猫のこじろうが四月に死んでしまった事は、大きな悲しみでした。

でも七月にめんちぼうると出逢えた事は大きな喜びだった訳ですから…やはり人生は、バランスが取れていると言えるのかも知れません。


とりあえず今日、再起不能にならないように、せめて年内は生き延びたいと思っています。