一門事始め | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

本日12月13日は、事始め。

…説明しよう!
“事始め”とは、元来「お正月の準備に取り掛かる日」であり、花柳界や古典芸能の世界に、今も残る風習なのである!

我々噺家の世界では、師匠のお宅へお伺いさせて戴き、この一年お世話になった御礼のご挨拶を申し上げ、お正月のお鏡餅を弟子一同より献上させて戴く…というしきたり。

ですので今日はまず、ウチの師匠・塩鯛宅にお伺いし、塩鯛一門が揃ったところで、ざこば師匠のお宅にお伺いさせて戴く…という流れでした。


ざこば師匠ご息女のまいちゃんが、とっても良い写真を撮ってくれましたヨ。

退っ引きならない仕事でこの場に居ない弟子も数名おりますが…ざこば一門(ほとんど)勢揃いの図です。

何だかみんな、和気あいあいとしておりますな。
…師匠の前で、ちゃんと気は遣ってますよ!


僕はこのざこば一門が、そして塩鯛一門が、大好きであります。