おかえりめんちぼうる | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

七月から我が家の愛猫になった“めんち”ことめんちぼうるの去勢手術を、今週日曜日に、近所の動物病院で執り行ってもらいました。

術後の経過も良好に見られたのですが、手術の翌々日から少し呼吸が荒くなりだして、心配だったので火曜日に再度病院へ連れて行きました。

レントゲン診断の結果、肺に水が溜まっているとの事で、そのまま酸素室に入れられ緊急入院となりました。
病院に二泊して、呼吸も正常に戻った今日、めんちは無事に家に帰ってきました。

しばらくは利尿剤を服用させ、肺の水を全て排出させた上での再度の検査となるようですが…可能性としては、先天性の心臓の疾患かもしれないという病院の見解でした。

心臓に疾患を持った猫というのは案外多いそうで、先生のお話では、心配せずともそれで長生きする猫もいるとの事でした。


一時はどうなることかと気が気でなかったこちらの心配もどこ吹く風で、とりあえず今はめちゃくちゃ元気に走り回っています。
何はともあれ今は元気になって帰ってきためんちを、盛大に愛でてやりたいと思います。


心臓に疾患を持っていようがいなかろうが、猫だろうが人間だろうが、命がいつ潰えてしまうかなんて、誰にも分かりません。


重要なのは、今夜めんちが側にいて、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれているという事。


いずれはみんな消え去る運命です。


でもくたばっちまうまでは最大限の力で噛み締め、味わうべきだと、僕はいつもそう思っています。