幸福な銃弾のバラード | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

『落語中毒SHOW ~しなやかな銃弾のバラード~ 第40記念特別弾!!』にご来場下さったお客様、誠に誠にありがとうございました。


打ち上げも、“芸談”やら“人生観にまつわる話”やら、また“下ネタ”やらで、大いに盛り上がりました。


その打ち上げの席で改めて思いましたが…結局我々噺家は、自分自身が「心地好い」と思える生き方を、貫く事というのが一番の幸せなんだろうなと。

いや、これは別に“噺家”に限った話ではありませんが…。


現在の自分に満足してるって訳ではありませんし、向上心は常に持ち続けなければならないでしょうが…バカボンのパパと同い年の“四十一歳”になって、このところかなり「心地好く」生きられるようになってきました。


マズいところも未熟なところもまだまだ沢山ありますが、僕は自分の落語が好きです。


たまに、びっくりするぐらいスベっちゃったりする事もあるんですけど…それでもやっぱり好きです。


それは、「たまに布団にゲロしちゃったりするけど、やっぱりこじろうの事が好き」っていう感覚に、似てるかも知れません。

…あ、やっぱり似てないかも知れません。


酔っ払っているので、イマイチよく分かりません。


でもまぁ、幸せな気分で酔っ払っているのは、間違いありません。