紫による緑の話 | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

これまで、植物なんて育てた事ありませんでした。

育てたとすりゃあ、風呂場のカビぐれぇのもんでしょうか。


それが今年の7月の頭に、ふと思い付きで、小さなガジュマルの木を買ったんですよ。

そしたら何だか、観葉植物が無性に可愛く思えて参りましてね。

サボテンや多肉植物やクワズイモなどを、お花屋さんとか雑貨屋さんとか、また100円ショップなんかでちょこちょこ買い足して玄関に飾るうちに…気がつけばすっごく爽やかなお玄関になっちまいまして。


それはもう、僕の暑苦しい芸風には、似つかわしくないぐらいに爽やかなんです…ほっとけ!


小ぶりなやつばっかりではありますが、今5つの鉢植えがあり、そこに合計15種類の植物が植わっております。

成長速度の遅いサボテンを除いて、他のヤツらは今のところ、新芽を出したり枝を伸ばしたり、どれも順調に育っておりますヨー。


こいつがまず、僕が観葉植物をハラませた…あ、間違った!
僕を観葉植物にハマらせた、張本人のガジュマルくんです。

↓買ったばかりの頃が、こちら。まだ幼いですね!


↓それがこの通り。


色気づいてきた中学生が、髪の毛伸ばして整髪料付けてみた…みたいに、左右に新たな枝をビヨヨーンと伸ばしやがりました。


↓こちらは、ガジュマルと同じ「みどりの雑貨屋」で購入した、多肉植物たち。自分で寄せ植えしてみました。


一番のお気に入りは、真ん中の、まるでキュウリの頭のてっぺんから葉っぱ生やらかしたようなヤロー。
今回調べてみると、「七宝樹」という名前だそうな。
買ってきた時は、頭のてっぺんの葉っぱはほんの僅かでしたが…それが今や、ボーボーです。
小さな身体に、物凄いポテンシャルを秘めてそうなヤローです。


↓これも多肉。


河原町の雑貨屋さんで購入。
ちびっこい三人組です。
米紫と鯛蔵と小鯛みてぇなもんですね。


↓これは、サボテンと多肉の寄せ植え。


『伊賀の湯落語会』の打ち上げの帰りに、酔っ払った勢いで道の駅で買ってきました。
真ん中の名称不明の多肉が、やたらと身長を伸ばしてきました。


名称も分からないし育ち方も調べられませんので、バケモノみてぇに成長したらどうしようかと、ちょっぴり不安です。


↓こいつは、クワズイモ。


植物自体は百均で買ってきて、それを植物の何倍もの値段のする鉢に(言うてもたかが知れてますが)、自分で植え替えました。
買ってきた時は葉っぱ一枚だったのに、すぐに二枚になり、今ボチボチ三枚目を出そうとしています。
百均のクセに、なかなかいい仕事をしやがります。


頑張って、みんなで厳しい冬を乗りきってもらいたいもんです。


「しかしなんで一番最初のガジュマルに、ここまで愛着が湧いたんだろうか」と考えてみましたら…。
このガジュマル、僕と体型が似ているのだネ!


いや。このガジュマルの方が、見た感じはポッチャリしてますよ。

まぁそのうち、身長も抜かされるんじゃねぇかと思ってますが…。