けむくじゃらの詩 | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

今夜もまるで、恋人みたいに‘けむくじゃら’。

毛皮仕様の体温が、重みと共に沁みてくる。


今夜もまるで、恋人みたいに‘けむくじゃら’。

ぴったり寄り添う腕の中で、「ゴロゴロ」混じりの寝息をたてる。


今夜もまるで、恋人みたいに‘けむくじゃら’。

君は確か、夜行性のはずなのに…。


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