お笑い落語が好きだ。落語家なんだから当たり前だが…落語が好きだ。元々‘演じる’事と、空想する事が好きだった。あと「虚構の世界が現実に侵蝕する可能性」というものに、とても興味があった。落語には、それが凝縮されていた。だから僕にとって、落語はただ単純な‘お笑い’ではない。