一昨日(7月1日)、「横浜にぎわい座」で開催された『米紫・吉弥二人会』終わりで、久しぶりに東京の三畳間へ。
三畳間の詳しい事については、1月14日の日記をご参照戴くとして…。
せっかく東京方面に来ているというので、米朝事務所の計らいで、昨日千葉県市川市「行徳市民会館」と、今日東京武蔵野市「前進座劇場」で連日開催される『ざこば・米團治二人会』の、“鳴物主任”をご指名戴く。
つまり一昨日・昨日と、駒込三畳間に二泊した訳だ。
この三畳間には、今年の一月以来足を踏み入れていなかった。
久々に訪れるに当たって一つ心配だったのは…地震の影響。
何分築古年の木造アパート。
戸が開かなくなっていたり、棚が倒れて床が凹んでいたり、窓ガラスがズレて訳の分からない虫が部屋の中に侵入して、部屋全体に巣を張り巡らしたりしていないか…。
ドキドキしながら鍵を回し、(地震の前から)建て付けの悪い引き戸をギシギシ開けてみると…棚代わりの置き板がズレているのと、小物が落ちている事以外は、大きな影響はなかった…かに見えた。
ただ、これは地震が直接の原因ではないかも知れないが、オンボロながらも重宝して使っていた冷蔵庫が、完全にブッ壊れていた。
電気が通っていない訳ではない。ドアを開けると、ちゃんとライトは付く。
だから、コンセントを差し込んだ時点では気づかぬまま、コンビニで買ったペットボトルを入れて夜床に就いた。
冷房もなく、風も通らぬ三畳間(冬はあんなに寒いのに…)。
蒸し暑さに喉を枯らしながら、寝汗まみれで翌朝目覚め、オアシスを求めるように冷蔵庫を開けてみて…ガックリした。
飲物が全く冷えていない。
冷えていないどころか、むしろ温まっている。
冷蔵庫が、「ただ開けると電気がつくだけの重たい箱」に成り下がってしまっていた。
…言っときますが、“温いフルーツオレ”ほど、喉の渇きを癒さないものはないですよ。
しかし、エアコンもなく、冷蔵庫も壊れた状態で過ごす東京の夜は、なかなか省エネ。
窓に網戸が無いので、虫の侵入を防ぐ為に寝る直前、部屋の電気を消してから窓を開け、「冷却ジェル」を身体中に塗り込み、その効果が薄れぬうちに眠りに就く。
それはそれで、なかなか貴重な二泊だった。
今月も、一生懸命働きます。
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