そうですタイ | 桂米紫のブログ

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米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。

『落語中毒SHOW』、無事に終演致しました。

ご来場下さったお客様、誠にありがとうございました。


わたくしは、明日からタイに旅立ちます。

別に遊びに行く訳ではありません。
週末に、タイはバンコクでイベントチックな落語会があるのです。


元々は、僕も所属する関西小劇団「仏団観音びらき」のNo.2である、峰U子さんの旦那がタイに出張中という事で、あちらで劇団公演が出来ないものか?というところから始まったお話し。

しかし劇団員が皆多忙で、参加できるのがU子さんと僕を含めて3人にしかならず、それなら短いコント芝居に落語会をくっつけたジョイントイベントにしよう!と、夢の共演(?)が実現したという次第です。


落語の部の出演メンバーは、箕面で隔月に開催している『めいぷるごにんばやしの会』の中から、超多忙な吉弥くんを除いた、米紫・紅雀・まん我・ひろばという面々。

落語会の本番は土日なんですが…その四人の中でも、偶然にもたまたま一週間お仕事がお休みだったわたくし米紫とひろばくんは、せっかくなので少し早めに旅立つ事にしたのです。


ひろばくんは、実は以前にもタイを旅した事があって、現地の激安の宿を知っているのだそうです。

なので、航空券だけが付いた「H.I.S」の激安ツアーに申し込んで、行き当たりばったりであちらの激安宿を探すという、実にデンジャラスかつノープランな旅なのであります。

頼みの綱は、これまでタイはもとより、インドの一人旅等で旅馴れた男、桂ひろば唯一人なのですが…なんと彼は、四日前にインフルエンザにかかっている事が発覚し、今日まで薬を飲んで自宅療養していたという、正真正銘の“病み上がり”。

わたくしとしましては、現地で食当たりを起こしたりするよりも何よりも、彼のインフルエンザに感染しないかが心配です。


ともかく、U子さんの旦那の出張期間がもうすぐ終わるという事で、タイ公演もこれが最初で最後になるかも知れません。


異文化を満喫してきます。


そして、冬だというのに日焼けして帰ってきます。


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