◆放送大学 心理学概論 第3章「発達についての心理学」より◆

⑥E.エリクソンの発達漸成論
 
①基本的信頼感
 子どもが養育者との間に強い情緒的絆を形成する中で、自分が他者から愛され、大切にされているのだという感覚を身につけることを言う。
 それに失敗すると、誰かに裏切られたり、見捨てられたりするのではないかという不信感を常に拭い去れないままになる。

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第1段階 乳児期 信頼 対 不信

 子ども「お腹が空いた」
  信頼 「泣いたら、ミルクを与えてくれる」
  不信 「泣いても、ミルクをくれない」

このようなことを何度も繰り返しながら基本的信頼感を見につけていく。

親との関わりの中で「基本的信頼感」を獲得する。

逆に、それを得ることができないと「不信」につながってしまいます。
人を信じられない、自分も信じられない。

乳児期に「依存」を十分に経験すれば、それ以降、必要以上の「依存」を必要としない。
逆に、「依存」を十分に経験できなかった場合は、大きくなってからも「依存」の傾向が強くなる。
極端な例を挙げると、乳児期の「依存」が足りなかった為に「不信感」を溜め込み、親離れ(自立)ができなくなったり自分の気持ちの整理ができなくなったりすることで、ひきこもりになってしまうこともあるのです。

それ程、乳児期の「基本的信頼感」の獲得は大切だということです。


<感想>
親密な人間関係が築けないと悩んでいる場合には この時期に信頼関係を築けなかったからかもしれない。
でも、そう気づけることで学びとなり、次のステップに進めるのだと思う。


※心理学勉強中のブログですので、情報不足・信頼性は低いと思います。
この情報をもとにさらにご自分で調べられてください。
ロバート・グプタ:音楽と医学の間で
Robert Gupta: Between music and medicine→TEDのページへ GO



【内容】
・脳梗塞を起こして失語症になり 3,4語の文章ですら 発することができない患者でも 曲の歌詞なら歌える
70時間の歌の 集中レッスンを受けると 音楽が患者の 脳神経をつなぎ直し 代替的な言語中枢を 右脳に作り出し 損傷を受けた左脳を補完する
・音楽が 自閉症の子どもや ストレスや不安 鬱を抱える人たちを 救うための 神経精神病学における 治療法になっている
・ワーグナーのオペラや ブラームスの交響曲 ベートーベンの室内楽を聴くとき 共有される感情体験には 私たちが共通の人間性や 深い部分でつながった 共通の意識 共感の思いを 持ち合わせている


【感想】
私自身は 普段はあまり音楽を聞く方ではないが、
ストレスがたまった時、泣きたくなった時、孤独に襲われて苦しくなった時には
好きな音楽の世界にどっぷりとつかることで、癒されてきたので、
音楽で癒されるということは 分かっていたけど、
音楽の力は それ以上ですね。
失語症が 音楽セラピーにより、損傷を受けた左脳を保管するために、代替的な言語中枢を右脳に作りだすというのは、人間の身体の神秘としか言いようのない衝撃を受けました。
このように 音楽療法・アートセラピー・箱庭療法など、
精神の深層世界を表現して癒すのには芸術系の治療法が多用されています。
学校の授業では芸術系は重要視されてないところもあるけど、
実は精神の発達には一番欠かせない授業なんではないかと感じてしまいます。


【English practice】
This video tell us to have potential in music.
Do you hear a music therapy?
A patient can sing a song if he could not speak words.
The music was able to rewire the brain of the patients and create a speech center in their right brain.

【English Learning Point】
"I told him that wherever he had his violin, and wherever I had mine,
I would play a lesson with him."
「2人がバイオリンを 持っている時であれば どこであれレッスンをする という約束をしました 」
◆放送大学 心理学概論 第3章「発達についての心理学」より◆

⑥E.エリクソンの発達漸成論

漸成:少しずつ形成されていく
 
 人間の発達は、生涯にわたって続くものであり、青年期に終わってしまうものではないと主張する。 

 人間の人格は、主要な8つの要素を、生涯のそれぞれの時期に発現させ、ちょうど粘土細工のように、いちばん基礎になる要素がまず形成され そこに次の要素がつけ足される。
 それぞれの年代に成長させるべき要素が、十分にしっかり育てば、粘土細工は形の整った、大きな立派なものになるし、どこか欠けていれば、いびつで不格好で、小さいままになる。
 エリクソンはそれぞれの要素が発達する時期に危機を想定
 危機とは、その時期に発達するべき要素に、人が敏感になっていて、それが引っ掛かりにもなりやすいという意味合い。また同時に、その要素が発達し損なった場合の状態をも示す 


※ライフサイクル8段階
1:乳児期   ・・・ (基本的信頼 vs 不信)
2:幼児期前期 ・・・ (自律性 vs 恥・疑惑)
3:幼児期後期 ・・・ (自主性 vs 罪悪感)
4:児童期   ・・・ (勤勉性 vs 劣等感)
5:思春期・青年期 ・・・ (アイデンテティ vs アイデンテティの拡散)
6:成人期    ・・・ (親密 vs 孤立)
7:壮年期    ・・・ (世代性 vs 自己陶酔)
8:老年期    ・・・ (統合性 vs 絶望)

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エリクソン(Erikson, E. H.)の理論は、課題を達成しようとしまいと人は心理的発達とともにすべての発達段階を通過していくと考えている。ただし、発達課題の成功や失敗は、次の段階の達成に大きく影響を与える。また、各課題は、成功と失敗の対概念として提示されているが、必ずしも成功だけを体験しなくてはならないという意味ではないが、より多くの成功体験をもつことが発達にとって重要なのである。

→小さな成功体験を積み上げること、そして、失敗を失敗とらえるのではなく、この方法では成功しなかったということが学べたと、成功のための一歩としてとらえるという、経験に対してのとらえ方が大事だと思う。

<感想>
エリクソンの発達段階によれば、人間の人格的発達が生涯にわたって続く。
以前 TED勉強中で紹介した 「ジェーン・フォンダ:人生の第三幕」の言われるように、身体は衰えても、精神は成長し続けるのである。




※心理学勉強中のブログですので、情報不足・信頼性は低いと思います。
この情報をもとにさらにご自分で調べられてください。