【第5話】新たな出会いと入り混じる感情、そして喪失の先に見えたもの | 手愛手・te-a-te〜手からはじまる愛と自己覚醒の道

手愛手・te-a-te〜手からはじまる愛と自己覚醒の道

整体・ヒーリング歴25年。無垢の手で触れ合い、命の安心感と自己信頼へ還る「手愛手(te-a-te)」。南伊勢のサロン(熟手調整・いのちの帰還)や、毎年開催のモロッコ・砂漠リトリートを通じ、手から始まる自己覚醒の智慧を発信します。遠い目覚めへ、一番近い手から。

 

福岡への引っ越しは新しい人生の始まりでしたが、同じ信仰の道を歩んできた妻とは方向性が決定的に分かれ、心の距離は埋まりませんでした。



結果的に妻とは離婚という道を選ぶことになります。

 

 

高校受験を控えた一人娘と離れて暮らす痛みを味わい、強烈な孤独感と喪失感、さらに罪悪感で、人知れず何度も涙を流しました。

 

 

自由とは、時にこれほどまでに重いものなのかと思い知らされました。

 

 

そんな孤独の淵にいたある日、福岡市内のカフェ(スタバ)でカウンターに座り、道ゆく人々をぼんやりと眺めていた時のことです。私は突如、見知らぬ人一人一人に強い愛おしさを感じました。

 

 

信者・未信者という区別などなく、「全ての人が繋がっている」のだと、はっきりと感じたのです。

 

 

すべてを失う経験は、本当に守るべきものが何なのかを教えてくれました。

 

 

そして、他者の痛みに深く寄り添うことができる人間になるための、必要不可欠なプロセスだったのです。

 

 

失ったものの大きさこそが、私がこれから手にしていく「本当のつながり」の価値を示してくれていました。

 

 

次回は、そんな孤独の中から出会った新しい「家族」のような仲間たちについてお話しします。