ハーブといえば、おしゃれなイメージですが、薬草とか、香草という意味です。
ハーブとは漢方みたいなものです。
漢方も自然の草等の効用を利用して病気の治癒を目指したり、日々の健康に役立てたりしていますが、ハーブにもそれぞれに薬効があり、大元を見てみると、同じカテゴリーに分類できるでしょう。
ハーブにおしゃれなイメージがあるのに対して、漢方にはそういうイメージはありません。それはおそらく、匂いのせいではないでしょうか?
ハーブといえば、ローズマリー、ミント、レモンバーム、ラベンダー、、、どれも大変いい匂いのする草たちですが、漢方といえば、皆さんも銭湯で一度は浸かったことがあるような、臭みのある独特のイメージがついてまわりませんか?
”良薬口に苦し”という諺がありますが、これは「孔子家語」六本からの引用だそうです。”よく効く薬は苦くて飲みづらい”カプセル型の薬なんてなかった時代ですから、おそらく漢方薬のことを言っているのでしょう。ウコン茶等、万人受けしない物も漢方薬にはあります。
一方ハーブは総じて口当たりの良い物、匂いの良いものが多いように感じます。
この辺りもハーブはおしゃれのイメージを作っているのではないかしら。
おしゃれなハーブを一つ紹介したいと思います。その名もマロウブルー。紫色のお花で、お湯を注ぐと鮮やかな青色がでてきます。レモンを入れるとピンク色に変わります。見た目にも華やかで、味も美味しいです。咳や痰が止まらない時や、消化器系の症状がある時に効くそうです。
次に、日本のハーブでは、どくだみ、よもぎ、スギナ、せいたかあわだちそう等が有名です。
これらの草は全体的にどれも繁殖力が大変強いのが特徴です。
日本では雑草として区別されています。
ハーブ、例えばレモンバーム、ミント、ローズマリー、等も生命力、繁殖力が大変強いことで有名です。雑草なので、極端な言い方をすれば、放っておいても水さえあれば育ちます。
その繁殖力の強さからか、最近本屋さんではよく家でハーブを育てよう!という趣旨の本をよく見かけます。
私は個人的には育てやすいハーブだから、お店で買うよりも家のベランダなんかに植えてしまう方が合っているような気がします。
前出のマロウブルーは日本の気候では育てにくいので、そういうものは別ですが。
- ハーブティー 有機 マロウブルー 50g 【生活の木】/株式会社 生活の木

- ¥価格不明
- Amazon.co.jp