昨日、母から「明日来れる?」と突然のリクエストがありました。
行かない理由はないので、いつものように駆けつけました。
なんでも今日まで看護実習生が来ており、母の足をきれいに洗ってくれるのだそう。
今日、初めて知った母の病名、蜂窩織炎(ほうかしきえん)。
なんでも、皮膚の傷などから細菌が侵入し、皮膚とその下にある脂肪組織などに炎症を引き起こす病気だそうです。
どうやら、医師に言われている退院の条件が、自宅に戻ってからも、足をきれいに洗い、患部に薬を塗ることだとか。
そんな訳で、昨日、父は、看護実習生の方達が、母の足を洗うところを見せてもらったのだそう。
母は、私にも、足の洗い方や看護師さんが薬を塗るところを見て欲しかったようです。
もちろん、私は、許可を得て、ムービーを撮らせてもらいました。
父は、そんなことが出来るのか!と驚いた様子でしたが・・・
ムービーを撮りつつ、「お父さん、せっかくだから、やったら?」と、父に母の足を洗ってもらいました。
看護実習生の方からも、「旦那さん、どうぞ」なんて言われてましたしね。
そんな訳で、父が母の足を洗うところの写真を載せます。
もしかしたら、不快に感じられる方がいらっしゃるかもしれません。
刺激のない写真にしたつもりですが、気分を害されたら、ごめんなさい。。。
まずは包帯を外していきます。
患部のガーゼを剥がすのがかなり痛かったみたい。
そして、洗ってもらっている時も、母は辛そうな表情。。。
痛みを我慢していたようです。
「痛いなら、痛いって言った方がいいよ!」とは伝えたけど・・・
我慢しちゃう世代なんでしょうね。
そして、父、洗っている時、無言なんですよね。
父も父なりに頑張っているのがよく分かりました。
母が椅子に座っているので、父は中腰になって洗っていたから、結構、きつかったみたいです。
これをまさしく老老介護っていうのでしょうけど。。。
「痛い?大丈夫?」
「もっと洗って欲しいところある?」
なんて声掛けしたらいいのにね。
まっ、父が母の足を洗うっていうだけで、すごいことだと、娘は、思います。
こうして、誰かが自分の面倒をみてくれる、誰かの面倒をみてあげられるっていうのは、たとえ、老老介護と言われる状況であっても、誰かがそばにいてくれるのだから、ありがたい、幸せなことなんじゃないかなぁ。。。
父と母をみていたら、ずっと独りは寂しいかもって思ってしまいました。
今日のランチは、地元の町中華。
麻婆ライス、750円。
男臭い町中華のお店に1人で入れちゃう勇気はあるけど、やっぱりご飯は誰かと一緒に味わいたいと思った食いしん坊なのでした。